ドラ魂キング

江戸時代にタイムスリップ?秋田県乳頭温泉郷「鶴の湯」

毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。

2月20日の放送で紹介したのは、秋田県仙北市の乳頭温泉郷「鶴の湯」。
「まるで映画の世界」と絶賛する高田アナウンサーです。

[この番組の画像一覧を見る]

どこから行っても遠い

高田「今日はスーパー有名な温泉。行ってみたいと言う方も多いかと思います」

テレビ・雑誌で何度も紹介されていて、濁り湯の代表格と言える温泉。しかし名古屋からは行きづらい場所にあるとか。

乳頭温泉郷までは、CBCのある名古屋市中心部から813キロ。車なら10時間27分かかります。
公共交通機関だと、東京から秋田新幹線で田沢湖駅下車。路線バスで40分。最寄りバス停から歩いて18分。名古屋駅から6時間弱で到着。

高田「秋田の岩手県に近いぐらいの東北の真ん中の辺りなので、どこから行っても時間がかかる。岩手県との県境に近いところですので、雪深いところかと思います」

高田アナは夏場に宮城空港からレンタカーを借り、2時間半ぐらいかかったそうです。

入る前からわくわく

駐車場を降りて「秘湯鶴の湯温泉」と書かれた木造の門をくぐると、萱葺き屋根の宿泊施設が左右にある道を歩いて行くそうです。

途中にある事務所兼売店700円払って入浴。さらに木造の橋を渡るといろいろと浴槽があるとか。

高田「入り口から3分ないぐらいのストロークなんですが、これが江戸時代にタイムスリップしたようでわくわくするんですよ。演出がすごいですね」

人気のため日帰り入浴のお客さんでいっぱいだったそうです。

高田「内風呂が2カ所。岩作りの大きな露天風呂が雑誌でよく紹介されます。これが乳頭温泉鶴の湯の看板ですね」

白以上に白い

ふたつある内風呂へ行くのにいちいち着替えが必要になるため、高田アナはそこは飛ばして看板である露天風呂へ直行。

混浴露天風呂の泉質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉。
源泉温度は60度。夏場は加水があるようですが、冬場は加水加温なしのかけ流し。もちろん全ての浴槽でかけ流しです。

露天風呂のお湯が「白湯」と呼ばれるお湯。単に白ではなく青みがかった白。とにかくこれが美しいとか。

高田「白い濁り湯は多々あるんですが、映画のセットみたいな白さってなかなかないんですよ。今の時期ですと、雪を見ながらのそのお湯なんですよ。最高でしょ?」

いかにも濁り湯

露天風呂はとにかく広く、20人から30人は軽く入れるそう。高田が訪れた時間帯には20人はいて、なかなか大変だったそうです。

浴槽は長く入っていられるやや温めの温度。場所によっては熱いところもあるので要注意。また、濁ったお湯で底が見えない岩風呂なので入る際にも十分注意が必要だそうです。

高田「内風呂の中にも同じ泉質の温泉がありますので、いろいろ入りながら楽しむといいかと思います。ゆで卵の香りが非常に強くて、いかにも濁り湯らしい温泉です」

萱葺きの宿

内風呂には「白湯」の反対の「黒湯」があったそうです。こちらは白湯ほど白くはなく、くすんだ白い濁り湯。

高田アナは、木造りの小ぢんまりとした味のある浴槽が気に入って、長く入ってしまったそうです。

建物、景色、どこを切り取っても日本の原風景。「田舎の建物の古い雰囲気が良かった」と絶賛する高田アナ。泊りでの利用をおススメしました。

高田「泊りで食べられるご飯はテレビでしか見たことないですけども、萱葺きの宿ですから泊ってみたい気になりますね。後ろ髪を引かれる思い出後にしたことを覚えております」

秋田県仙北市の乳頭温泉郷「鶴の湯」。ぜひ雪のあるうちに行ってみたいものです。
(尾関)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2025年02月20日16時30分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報

×