ドラ魂キング

中村武志が太鼓判!中日ドラフト4位の石伊雄太捕手

10月28日、韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める元中日ドラゴンズの中村武志さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。

24日に行われたドラフト会議、二軍新監督の発表など、ストーブリーグならではのニュースが続く中、大谷ノブ彦(ダイノジ)と加藤里奈とユーモアを交えながら振り返ります。

[この番組の画像一覧を見る]

ベンチからアンニョンハセヨ

中村「アンニョンハセヨ~」

かすれた声で第一声を放つ中村さん。

中村「ホントのこと言うとmカラオケで『燃えよドラゴンズ』歌い過ぎたんです」

大谷「ホントじゃねえだろ(笑)。接戦に告ぐ接戦でベンチから声をいっぱい出したということでしょ」

中村「そういうことです」

大谷「じゃあ、ここで今日はやめにしましょう。また来週お願いします」

お約束の緩い絡みがあったあと、中村さんの所属する起亜タイガースの話から始まりました。

起亜タイガースはこの日、韓国シリーズ、日本で言う日本シリーズの優勝を賭けた試合です。ナイターは6時半から始まるそうです。

中村「いまベンチの中ですよ」

大谷「嘘だろ!(笑)試合1時間前にベンチにいないでしょう」

中村「こうやって喋ってるとリラックスできて丁度いいです」

中日コーチ、気になる空席

この日ドラゴンズは、落合英二二軍監督就任を発表しました。

中村「辞めたんじゃないんですか?」

大谷「辞めたけど、井上監督からのお願いで二軍監督で戻ってくることになりました」

中村「それは嬉しいですね。もう勝ったも同然ですよ」

平田良介さんが外野守備コーチに就任。田島慎二さんが投手コーチに就任などコーチのポストが埋まってきています。が、リスナーからこんなおたよりが寄せられました。

「あれ?ヘッドコーチが空席ということは、武志さんの今シーズン終了待ちということでしょうか?」(Aさん)

中村「パズルも1ピースがないと完成じゃないですから。井上監督、まだ僕のところには辿り着いてないんですよね」

韓国にいる中村さん、連絡手段がLINEしかないそうで、携帯の番号にかけると「現在使われておりません」になるんだとか。

中日からのオファーは?

大谷「今年ナンバーワンになっちゃったら、球団が武志さんを放さないですよね」

起亜タイガース、韓国一をかけた戦い。この日で決定するのか?当然、中村さんも熱くなっていると思いきや。

中村「僕にとってはドラゴンズ命なので。何よりも優先するので」

加藤「いまベンチで言ってるんですよ、これ(笑)」

なぜか加藤の方が、起亜タイガースの選手たちに気を遣います。

中村「日本語なので大丈夫です。みんなニコニコしてます(笑)」

加藤「酷い。酷過ぎる」

改めて大谷が真剣な声で質問しました。

大谷「中村さん、本当にオファー、全くないですか?」

中村「ないですね。俺の性格だとあればすぐそっちに行くでしょう」

大谷「新しいコーチ陣は中村さんにとってもファミリーじゃないですか」

中村「ファミリーでもあるじゃないですか。お父さんが邪魔だとか」

大谷と加藤が思わず爆笑。

中村「全部がサザエさんのような家族じゃないのでね」

ドラフトの点数は?

関西大学の金丸夢斗投手を4球団競合の末、ドラゴンズが交渉権を取ったドラフトについても、中村さんに意見を聞きました。

中村「100点以上はないですけど、150点ぐらいですかね」

大谷「韓国に居過ぎて日本語ダメになっちゃいました?(笑)要は最高だってことでしょ?」

中村「最高も最高でしょ」

今年のドラフトは中村さんが見ても最高。特に危惧することもないそうです。

中村「あとは始まってからだと思うんですよね。井上監督がやりたいように、周りも気にせずにやるのが一番いい結果が出ると思います」

今はシーズンが終了して、来年に向けての最高の準備ができた状態だそうです。

キャッチャーはまず守備

ドラフト4位の日本生命 石伊雄太捕手は、即戦力でいけると福留孝介さんも太鼓判を押すほどの捕手です。

中村「キャッチャーですよね」

大谷「韓国にも情報入ってますか?」

中村「僕は字ぐらい読めるので」

ひとボケあって、中村さんの石伊捕手の話へ。バッティングは課題があるが守備は即戦力でいけると言われています。中村さんの評価は?

中村「キャッチャーはまず守備です。俺なんてシーズン1割ぐらいだったかな」

大谷「中村さんって守備の人ですもんね」

中村「ホッホッホッホ」

ヘンな笑いをする中村さんですが、野球に関しては納得の意見が出ました。

中村「守備はある程度計算できる。勝つためには相手より1点多かったらいいわけですから」

正捕手は横一線

中村さんが育てた石橋康太捕手を始め、木下拓哉捕手、加藤匠馬捕手、宇佐見真吾捕手、来シーズンの正捕手争いは横一線で始まるそうです。
中村さん曰く、監督は100試合以上出場できるキャッチャーを誰にするかを一番最初に決めるとか。

大谷「それがドラゴンズの課題ですよね」

中村「流石に僕は現役復帰ないので」

大谷「わかってるわ!(笑)新庄さんみたいにトライアウトに挑戦してくれたら面白いですけど」

中村「どうしよう、受かったら」

大谷「受かんねえよ(笑)」

最後に中村さんに声援を送るふたり。

加藤「今日頑張ってください」

大谷「優勝目指して下さい。応援してます」

中村「とにかく良い報告ができるように頑張ります」

この日の試合、起亜タイガースが勝って韓国シリーズ優勝を決めました。おめでとうございます。さて中村武志さんの去就は? 
(尾関)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2024年10月28日17時20分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報