昨年12月に現役ドラフトによって、ベイスターズからドラゴンズに入団した細川成也選手。
チームが低迷にあえぐ中、前半戦では本塁打と打点でチーム1位の成績を誇り、セリーグ打者部門で月間MVPも受賞しました。
9月4日放送のＣＢＣラジオ『ドラ魂キング』では、中日OBの野球解説者が、この背番号0の細川成也選手のすごさを語りました。
聞き手は宮部和裕アナウンサーと加藤里奈です。
目標は4連勝
今シーズンも残り23試合。
選手は順位に関係なく選手としての仕事をこつこつ続けますが、チームとしてのドラゴンズは、何を目標に戦っていけばいいのでしょう？
中村さんが提案したのは、4試合以上の連勝。今シーズンは3連勝止まりです。
そんな中8月31日のヤクルト戦で、梅津晃大投手が817日ぶりの1軍登板を果たしました。
しかも初回では自己最速の155キロもの速球を披露しました。
「梅津投手、復帰おめでとう。復帰戦、ストレートがいきなり150キロオーバー。変化球も切れ味鋭く感じられました」（Aさん）
中村「怪我明けの選手や若い選手が出てくると完全な戦力になるし、チーム内で争いができるので、これはすごく大きいですね」
選手は順位に関係なく選手としての仕事をこつこつ続けますが、チームとしてのドラゴンズは、何を目標に戦っていけばいいのでしょう？
中村さんが提案したのは、4試合以上の連勝。今シーズンは3連勝止まりです。
そんな中8月31日のヤクルト戦で、梅津晃大投手が817日ぶりの1軍登板を果たしました。
しかも初回では自己最速の155キロもの速球を披露しました。
「梅津投手、復帰おめでとう。復帰戦、ストレートがいきなり150キロオーバー。変化球も切れ味鋭く感じられました」（Aさん）
中村「怪我明けの選手や若い選手が出てくると完全な戦力になるし、チーム内で争いができるので、これはすごく大きいですね」
エースに勝ち星を
そして他にも好調な投手がいます。
「柳投手、ここ4試合でたった2点しか取られておらず、なんと4試合での防御率は0.59です」（Bさん）
ノーヒットノーラン未遂事件から勝ち星に恵まれなかった柳投手でしたが、3日はフェリス投手の火消しのおかげもあり、6回と3分の1無失点で久しぶりの白星をあげました。
「これも全部、武志さんがこの番組で、柳投手にアドバイスを送ってからの話です」（Bさん）
8月7日の放送で、キャッチャーとしての視点で柳投手にアドバイスを送った中村さん。
中村「チームのエースクラス、先発ローテーションのピッチャーに勝ちを付けていってあげると、力は2倍どころか3倍、4倍になってくるので、残り試合も勝ちを付けて来年に望んで欲しいですね」
「柳投手、ここ4試合でたった2点しか取られておらず、なんと4試合での防御率は0.59です」（Bさん）
ノーヒットノーラン未遂事件から勝ち星に恵まれなかった柳投手でしたが、3日はフェリス投手の火消しのおかげもあり、6回と3分の1無失点で久しぶりの白星をあげました。
「これも全部、武志さんがこの番組で、柳投手にアドバイスを送ってからの話です」（Bさん）
8月7日の放送で、キャッチャーとしての視点で柳投手にアドバイスを送った中村さん。
中村「チームのエースクラス、先発ローテーションのピッチャーに勝ちを付けていってあげると、力は2倍どころか3倍、4倍になってくるので、残り試合も勝ちを付けて来年に望んで欲しいですね」
数字以上の存在
話題は打撃陣に。今季の活躍が目覚ましい細川成也選手についての投稿が寄せられました。
「細川先生が2日のカープ戦で20号ホームランを打ちましたね。日本人打者としては2010年の和田さん、森野さん以来だそうでとても誇らしいです」（Cさん）
中村「細川先生は、まさかここまでやるとは思いませんでした！謝らないといけない！俺は相変わらず見る目がないですね」
現役ドラフトでドラゴンズに来た細川選手の活躍について「選手同士が勇気づけられて、数字以上に影響力が大きい」と言う中村さん。
中村「もう一回謝っときます。申し訳ございません！」
「細川先生が2日のカープ戦で20号ホームランを打ちましたね。日本人打者としては2010年の和田さん、森野さん以来だそうでとても誇らしいです」（Cさん）
中村「細川先生は、まさかここまでやるとは思いませんでした！謝らないといけない！俺は相変わらず見る目がないですね」
現役ドラフトでドラゴンズに来た細川選手の活躍について「選手同士が勇気づけられて、数字以上に影響力が大きい」と言う中村さん。
中村「もう一回謝っときます。申し訳ございません！」
あそこを振るから怖い
細川選手について指摘する加藤里奈。
加藤「20号打ってるのですごさはわかるんですが、低めの外角を空振りしたシーンをよく見かけた気がするんですよ」
ホームランバッターとして、苦手な球は解消した方がいいのか？との質問を中村さんにぶつけます。
中村「あそこを振るからバッテリーは怖いんですよ」
うまくコースを突けば空振りですが、少し間違えばホームランなので、ピッチャーからすると、そこへ投げられる確率が低いんだそうです。
中村「そこの勝負なので、中途半端なスイングだと怖くない。でも細川先生は振るじゃないですか。もちろん三振の時はみっともないですが、あのスイングがあるから長打が生まれる」
加藤「ほお！」
中村さんの解説に感心する加藤です。
加藤「20号打ってるのですごさはわかるんですが、低めの外角を空振りしたシーンをよく見かけた気がするんですよ」
ホームランバッターとして、苦手な球は解消した方がいいのか？との質問を中村さんにぶつけます。
中村「あそこを振るからバッテリーは怖いんですよ」
うまくコースを突けば空振りですが、少し間違えばホームランなので、ピッチャーからすると、そこへ投げられる確率が低いんだそうです。
中村「そこの勝負なので、中途半端なスイングだと怖くない。でも細川先生は振るじゃないですか。もちろん三振の時はみっともないですが、あのスイングがあるから長打が生まれる」
加藤「ほお！」
中村さんの解説に感心する加藤です。
怪我の功名 ？
ちなみに石川昂弥選手には中途半端なスイングが多いそうです。
「ヒットにするか迷って、器用に止めるイメージがある」と加藤も指摘。
中村「かと言って、石川選手の方がアウトコース打つのは上手だと思います。でも4番張るなら、そこをもっと強振していった方がいいんじゃないかと思ってますけどね」
石川選手といえば気になるのは、8月19日のヤクルト戦で頭部に受けたデッドボールの影響。宮部アナが質問しました。
宮部「3日最後の打席で近めの速い球をレフトに、しっかり振って持って行きましたよね。恐怖心など影響は？」
中村「僕らも心配してみてましたけど、大丈夫そうですね。なんというか当たった方がよかったかもしれない」
宮部「どういうことですか！（笑）」
加藤「そ、それはない（笑）」
慌ててフォローする宮部アナと加藤。
中村さんの真意は、デッドボールを受けたことでバッティングに対する考え方が良い方向に変わったのではないか、とのことです。
中村「怪我の功名と言うやつですわ。僕も昔、ボコボコにやられてね、怪我の功名で良くなったこともある」
星野仙一監督との思い出をオチに持ってきました。
中村「まあ全部マイナスじゃないってことです」
（尾関）
「ヒットにするか迷って、器用に止めるイメージがある」と加藤も指摘。
中村「かと言って、石川選手の方がアウトコース打つのは上手だと思います。でも4番張るなら、そこをもっと強振していった方がいいんじゃないかと思ってますけどね」
石川選手といえば気になるのは、8月19日のヤクルト戦で頭部に受けたデッドボールの影響。宮部アナが質問しました。
宮部「3日最後の打席で近めの速い球をレフトに、しっかり振って持って行きましたよね。恐怖心など影響は？」
中村「僕らも心配してみてましたけど、大丈夫そうですね。なんというか当たった方がよかったかもしれない」
宮部「どういうことですか！（笑）」
加藤「そ、それはない（笑）」
慌ててフォローする宮部アナと加藤。
中村さんの真意は、デッドボールを受けたことでバッティングに対する考え方が良い方向に変わったのではないか、とのことです。
中村「怪我の功名と言うやつですわ。僕も昔、ボコボコにやられてね、怪我の功名で良くなったこともある」
星野仙一監督との思い出をオチに持ってきました。
中村「まあ全部マイナスじゃないってことです」
（尾関）
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