ドラ魂キング

監督室に向かう時の気分は「水戸黄門」?元中日・中村武志

3月27日、元中日ドラゴンズ捕手で野球解説者の中村武志さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。

いよいよ今週プロ野球が開幕ということで、気になる選手について語ります。
聞き手はダイノジの大谷ノブ彦です。

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打撃の人

まずは、リスナーから寄せられた中村さんに関するこんな数字から。

「なんと中村武志さんは13年連続スタメン。89年から2001年まで46打数18安打で、開幕3連戦はなんと打率3割9分1厘です」(Aさん)

長打率は7割3分9厘。3ホーマー、11打点。93年、95年はその年のチーム初ホームランを打っているそうです。

「開幕戦に限っては『打撃の人』。まもなく中村武志さん出演丸1年。そろそろ『打撃の人』の称号をあげていいんじゃないでしょうか」(Aさん)

中村「シーズン始まったら、そういう数字的なことをどんどん流していってもらえますかねね」

勝敗予想は当たらない中村さんですが、リスナーから寄せられた自分の数字にはご満悦。

大谷「勝敗予想も数字ですけど(笑)」

さらりとツッコむ大谷です。

マスクはマスクでもちょっと違う

「先日、『帰ってきたウルトラマン』に出演していた俳優の団時朗さんがお亡くなりになりました。
小学生の頃、再放送でよく見ていたのでとても残念です。中村さんがこどもの頃に憧れていたテレビのヒーローは誰ですか?」(Bさん)

中村「僕は『タイガーマスク』ですね」

アニメ「タイガーマスク」は1969年10月2日から1971年9月30日まで105話が放送されました。孤児院で育った主人公の伊達直人は、タイガーマスクとなってプロレスで活躍。ファイトマネーを孤児院に寄付していました。

中村「僕も大人になったら、こういうお兄さんになりたいなあって思っていました。プロ野球に入って多少は実現できました。でも誰もタイガーマスクとは呼んでくれなかった」

大谷「呼ばないだろ。あなたはキャッチャーのマスクしかかぶってないやん(笑)」

野球少年の必読書?

読書が好きではなかったという中村さんが、初めて読み切ったのが漫画『ドカベン』だったそうです。

中村「ルールブックみたいな感じで、唯一『ドカベン』だけは読まなきゃいけない、みたいな気がしました」

水島新司さんの代表作『ドカベン』は、漫画でありながら、野球のルールが詳しく書かれています。レアなルールで展開されるエピソードもありました。
主人公の山田太郎は、中村さんが将来就くことになるキャッチャーです。

中村「だから、僕の中ではまんざらでもなかったです。キャッチャーやりたいのが2人ぐらいだったのが、ドカベンの影響で5~6人になってきましたもんね」

気分は水戸黄門

テレビで、ファイターズの新しい本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」の紹介を見たリスナーからのおたより。
ファイターズガールが直接案内するドームツアーがあるんだとか。

「監督室も見学させてもらえるそうです。バンテリンドームでもチアドラの案内で、武志さんが“可愛がり”を受けた監督室など見学してみたいです」(Cさん)

大谷「裏側を見るのは一生忘れない経験じゃないですか。バンテリンドームでもやった方がいいと思う。エスコンの真似でもいいから。中村さんは監督室行く時は震えてました?」

中村「とりあえず神様はどこにいる?って」

まずは神様を探したそうです。中村さんの現役時代は、燃える男、星野仙一さんが監督でした。

中村「僕が呼ばれた時は、必ず後ろに2人ついて来てくれるんですよ」

マネージャーとトレーナーが、何かあった時にすぐ誰かを呼べるように必ずついて来たそうです。
激しく可愛がられていた中村さん。

中村「僕は、助さん格さんを従えた黄門様みたいに行ってましたね」

大谷「そんないいモンじゃないだろ(笑)」

中途半端はダメ

「最近、根尾君の話題がないので取り上げてください。一軍はないのでしょうか?鵜飼君、ブライト君、そして石川君は二軍止まりなんでしょうか」(Dさん)

中村「よく考えてください。まだピッチャーに変わったばっかりですよ?まだヒヨコですよ」

周りの期待度が高いですが、焦りは禁物。

中村「ピッチャーなんだから順序よくいかないと。中途半端な技術で上がってもダメです」

大谷「スターなんだけど、ピッチャーとしてはスタートラインに立ったところですもんね。鵜飼君に関してもまだまだ課題がありますから」

根尾投手、鵜飼選手、万全の調整が出来れば必ず活躍してくれるでしょう。 
(尾関)
 
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2023年03月27日17時20分~抜粋

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