負けられないジャイアンツ！最下位間際の奥の手とは？

2022.08.24（水）

元中日ドラゴンズ投手で野球解説者の中村武志さんが、8月22日放送のＣＢＣラジオ『ドラ魂キング』に出演。

ドラゴンズは、5位ジャイアンツとの直接対決で首位脱出も見えてきました。
しかしジャイアンツもみずみす勝利をプレゼントしてくれるわけではありません。
その作戦について、ダイノジの大谷ノブ彦と語る中村さんです。

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残り試合はどう戦う？

ペナントレースも残り34試合となったドラゴンズ。
選手もファンも最下位でシーズンを終わりたくないはずです。

「中村さん、ドラゴンズは最終的に何位なんでしょうか？ここに来て若竜の活躍は素晴らしいと思います。このメンバーで最下位脱出は間違いないと思うのですが」（Aさん）

中村「1回は脱出するでしょうね。でも、申し訳ないですけど、今年は5位か6位でしょうね」

リスナーの質問に辛口で回答する中村さん。
今年と同じようなことを繰り返さないために、残された試合は、来年のことを視野に入れた戦い方をしないといけないと言います。

大谷「でも種は蒔かれてる気がします」

中村「もちろんです。それが今年の、半分目標でもあったわけですから。何人か育ってますし、来年、何人か花が咲くかどうかですよね」

どこよりも早い予想

シーズン前に、横浜ベイスターズを1位に予想していた中村さんに、大谷が無茶な質問をしました。

大谷「ちょっと早いですけど、今の段階で、来年どこが優勝します？」

中村「もう、そんなこと聞くんですか？」

大谷「予想と言えば武志でしょう？」

ヘンな理屈で強引に迫る大谷。

中村「僕はキャッチャーだったので、ピッチャーが強いとこは、どうしても順位予想を上げちゃうんです」

今年の4月、5月は大野、柳の両エースが良いピッチングをしても、処理に繋がらないことが続きました。
打線の援護があって投打の歯車が噛み合えば、順位は上に行くと言う中村さん。
現に、この時点で首位ヤクルトには勝ち越しています。

風なんてどうでもいい

「いよいよ読売ジャイアンツ、ジャビットの尻尾を捕まえました。ただ今度の試合は東京ドーム。
バンテリンドームと違って、時々妙な風が吹くそうな。お天気おじさんに、その辺を聞いておいてください」（Bさん）

東京ドームができた当時は、ジャイアンツの攻撃の時に、ホームランが出やすい風が吹くとか吹かないとか。そんな噂があったんだとか。

中村「でも、僕らの時代は、ジャイアンツ戦はそれどころじゃなかったです。風なんてどうでもよかった」

意味ありげに爆笑する大谷。

中村さんの時代は、ジャイアンツにだけは負けたくない熱血星野監督。
少しでも失敗しようものならベンチ裏へ…という時代でした。

今週はいける

「明日からの直接対決3連戦、3連勝できれば最下位脱出です」（Cさん）

最下位脱出したいというのがファン心理。5位ジャイアンツとは1.5ゲーム差です。

ここで今週の勝敗予想。
今週は東京ドームでジャイアンツ3連戦、バンテリンドームでタイガース3連戦です。

大谷「ここムズイよ」
中村「毎週、ムズイって言ってるじゃん」
大谷「当ったり前でしょ。当たんないんだから。3勝3敗ですよ」
中村「うわー、それ来ちゃいます？当てに来てる大谷さんは、魅力ないっすね」

煽ってくる中村さん。

大谷「3勝3敗。これじゃあ、いけない？」
中村「いけないでしょ。一番中途半端じゃないですか」

元プロ野球選手、現野球解説者がやたらとお笑い芸人を煽ります。

大谷「じゃあわかりました。6連勝です。僕は6勝0敗です！」

鼻で笑う中村さんに、「だってCS行く気なら、これぐらいじゃなきゃダメですよ」とムキになる大谷。

中村「東京ドームでしょ？巨人、そんなに調子良くないでしょ？バンテリンの阪神戦は中日、強いでしょ？これは、そろばん弾いても6勝0敗か5勝1敗ですわ」
大谷「あら？」
中村「俺は5勝1敗って決めてました」

結局二人とも強気の予想です。