成績不振にあえぐ最下位の中日ドラゴンズ。
7月4日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演した、元中日ドラゴンズ捕手で野球解説者の中村武志さん。
重い雰囲気で、「オンエアされてますか?」とボーッとする中、ダイノジの大谷ノブ彦とドラゴンズ低迷の打開策を語ります。
ドラゴンズOB中村武志、こんな時だからこそ投手陣に言いたいこと
借金が重い
リスナーから質問です。
「いまこの位置で、戦い方はどうしたらいいですか?
1 .優勝をそれでも狙う。
2. CS進出を目指して、Aクラスを狙う。
3. 全て諦め、来年に備えて若手を使う。
立浪監督はどこに焦点を置いて戦うのでしょうか?」(Aさん)
中村「目標は大事ですよね。今はクライマックスとかあるんですけど、我々の時代は、優勝しかなかった。数字的に見ると、優勝は難しいんじゃないですか?」
月曜日の時点で、ドラゴンズは最下位。32勝44敗で借金12です。
中村「順位より借金の数なんですよね。やっぱり10超えると重いっすよ」
「いまこの位置で、戦い方はどうしたらいいですか?
1 .優勝をそれでも狙う。
2. CS進出を目指して、Aクラスを狙う。
3. 全て諦め、来年に備えて若手を使う。
立浪監督はどこに焦点を置いて戦うのでしょうか?」(Aさん)
中村「目標は大事ですよね。今はクライマックスとかあるんですけど、我々の時代は、優勝しかなかった。数字的に見ると、優勝は難しいんじゃないですか?」
月曜日の時点で、ドラゴンズは最下位。32勝44敗で借金12です。
中村「順位より借金の数なんですよね。やっぱり10超えると重いっすよ」
育成は勝ち試合の中で
「セ・リーグは招待チームのヤクルトを除いて、今のところ最下位のドラゴンズから首位ジャイアンツまで6.5ゲーム差。
パ・リーグなんて5位と6位の差が7.5ゲームもあるんです。セ・リーグはまだまだこれから面白くなりそうです」(Bさん)
中村「招待チームって、上手に言いますよね。ドラゴンズは、まずAクラスっていうより、一日一個ずつしか減らない借金を、こつこつ減らしていくこと」
同時に若手の育成も必要です。
二軍で調子のよかった選手には、スタメンで使うぐらいのチャンスを与えるべきだと言う中村さん。
中村「何か違う風を入れたり、いろいろなことを考えて、流れを変えようとしてるとは思うんですけど、ただ勝ってる中で選手を育てていかないといけません」
パ・リーグなんて5位と6位の差が7.5ゲームもあるんです。セ・リーグはまだまだこれから面白くなりそうです」(Bさん)
中村「招待チームって、上手に言いますよね。ドラゴンズは、まずAクラスっていうより、一日一個ずつしか減らない借金を、こつこつ減らしていくこと」
同時に若手の育成も必要です。
二軍で調子のよかった選手には、スタメンで使うぐらいのチャンスを与えるべきだと言う中村さん。
中村「何か違う風を入れたり、いろいろなことを考えて、流れを変えようとしてるとは思うんですけど、ただ勝ってる中で選手を育てていかないといけません」
ホームラン打者が育たない理由
「占い師なのに野球に詳しい武志さん、こんにちは。武志さんはなぜドラゴンズは他球団に比べてホームランバッターが育たないと思いますか?」(Cさん)
中村「単純に球場が広いこと。それが75%ぐらいの理由です」
大谷「だとしたら、ホームランテラスを作ることが、ホームランバッターを作ることになるってことですよね」
一週間のドラゴンズ勝敗予想がまるで当たらない中村さん、リスナーからは、野球解説者ではなく占い師扱い。
そんな中村さんですが、現状のドラゴンズについてしっかり分析しています。
中村「単純に球場が広いこと。それが75%ぐらいの理由です」
大谷「だとしたら、ホームランテラスを作ることが、ホームランバッターを作ることになるってことですよね」
一週間のドラゴンズ勝敗予想がまるで当たらない中村さん、リスナーからは、野球解説者ではなく占い師扱い。
そんな中村さんですが、現状のドラゴンズについてしっかり分析しています。
ベンチワークで進塁
中村「例えば先頭打者がノーアウトで出た。そこは確実にチャンスを作っていかないとダメですよね」
大谷「僕は、スコアリングポジションには絶対行った方がいいと思います。単打しか出ないんで、常に二塁に送ったほうがいいんじゃないかなと思う」
送りバントを推す大谷。セ・リーグはピッチャーも打席に入ります。どんな流れでピッチャーに回って来るかもポイント。
中村「この間も高橋周平が7番に入った時、ノーアウト、一塁、二塁でセンターフライになりましたよね。これもピッチャーに回ることも考えて作戦を出すんです」
7月3日の阪神戦の5回裏。
ノーアウト、一、二塁で7番の高橋周平選手がセンターフライ。8番、石岡選手が内野安打で満塁。9番ピッチャー柳投手がそのまま打席に入り三振でした。
結局、1番の栗林選手がファウルフライでスリーアウト。
中村「今年は後半強いので、とにかく自分とこのチームの形に持っていかないと。ベンチワークで、一つでも先に塁を進めていくのも手だと思います」
大谷「僕は、スコアリングポジションには絶対行った方がいいと思います。単打しか出ないんで、常に二塁に送ったほうがいいんじゃないかなと思う」
送りバントを推す大谷。セ・リーグはピッチャーも打席に入ります。どんな流れでピッチャーに回って来るかもポイント。
中村「この間も高橋周平が7番に入った時、ノーアウト、一塁、二塁でセンターフライになりましたよね。これもピッチャーに回ることも考えて作戦を出すんです」
7月3日の阪神戦の5回裏。
ノーアウト、一、二塁で7番の高橋周平選手がセンターフライ。8番、石岡選手が内野安打で満塁。9番ピッチャー柳投手がそのまま打席に入り三振でした。
結局、1番の栗林選手がファウルフライでスリーアウト。
中村「今年は後半強いので、とにかく自分とこのチームの形に持っていかないと。ベンチワークで、一つでも先に塁を進めていくのも手だと思います」
先発投手に贈る言葉
「もし中村さんがコーチなら、どんな言葉で選手にハッパをかけますか?前向きなアドバイスがあるんでしょうか?」(Dさん)
中村「特に今かけたいのは投手陣。特に先発ピッチャーです。点を取られちゃいけないという悲壮感が、この間の柳でも出てるんですよ」
入れ込み過ぎると球数が増え、ミスも起こると言います。
中村「先発の柱で、責任感の強いやつですからね。その気持ちもわかるんですが、余分なことは考えるなと言いたいです。特に勝ち負けは、選手が考えることじゃないです」
大谷「ファンのヤジって真逆なんだね。スタジアムの空気自体が、大らかに伸び伸びとやれっていう空気にならないといけない」
そんな雰囲気になったのが7月1日の試合。
先発予定だった大野投手に代わって、藤島投手が緊急登板。その後、7投手を継投してドラゴンズが勝ちました。
悲壮感はなく、団結してと言う感じでした。
大谷「中村さん、副業の野球解説、意外にすごいですね」
中村「いま選手は敏感になってるので、真剣に受け答えしないといけない時期だと思ってます」
中村武志さんが真面目に語るほど、なぜかツボに入って爆笑してしまう大谷ノブ彦でした。
(尾関)
中村「特に今かけたいのは投手陣。特に先発ピッチャーです。点を取られちゃいけないという悲壮感が、この間の柳でも出てるんですよ」
入れ込み過ぎると球数が増え、ミスも起こると言います。
中村「先発の柱で、責任感の強いやつですからね。その気持ちもわかるんですが、余分なことは考えるなと言いたいです。特に勝ち負けは、選手が考えることじゃないです」
大谷「ファンのヤジって真逆なんだね。スタジアムの空気自体が、大らかに伸び伸びとやれっていう空気にならないといけない」
そんな雰囲気になったのが7月1日の試合。
先発予定だった大野投手に代わって、藤島投手が緊急登板。その後、7投手を継投してドラゴンズが勝ちました。
悲壮感はなく、団結してと言う感じでした。
大谷「中村さん、副業の野球解説、意外にすごいですね」
中村「いま選手は敏感になってるので、真剣に受け答えしないといけない時期だと思ってます」
中村武志さんが真面目に語るほど、なぜかツボに入って爆笑してしまう大谷ノブ彦でした。
(尾関)
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