6月30日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、西村俊仁アナウンサーが発見した、とあるインド人の方のツイートをきっかけに「カレー談義」に花が咲きました。
三浦優奈は、日頃から心がけているという「カレー皿をきれいに食べる方法」を披露。
西村は、インドカレーとは異なる日本のカレーのルーツについて解説しました。
「ダメだ…インドより暑い…」
西村がつい「ニヤリ」としたというのは、日本在住15年のインド人・ディーパックさんのツイート。
27日、ディーパックさんは「ダメだ…インドより暑い…」とつぶやき、東京とムンバイの気温(東京35度、ムンバイ28度)のスクショ画面を並べて載せていました。
思いがけない展開に三浦は「えっ!めっちゃ涼しいじゃない!」と一瞬取り乱しますが、「涼しいといってるのがもうおかしいのか…28度が涼しいと感じてる」とすぐに我に返ります。
インドの方も驚く日本の暑さ。これぞまさに「インド人もビックリ」です。
このツイートを見た瞬間、「安心感とあきらめ」に包まれてくすっと笑ってしまったという西村。
「暑さをおもしろく感じる方法もあるな」と、この暑さをポジティブに受け入れることができたようです。
「カレーは無限だな」
ディーパックさんは、東京都文京区にあるインド料理レストランの店主。西村がツイートをたどると、月ごとの日替わりのカレーメニューが載っていました。
これを見て、「暑い時ってやっぱりカレーだよね」と思いついた西村。ということで、この日のテーマは「カレー談義」となりました。
「食べ方も、結構人によって違うよね!」と西村。
例えば真上からかける派、陸と海に分ける派、ダムカレー派など。「東京ディズニーランド」には、キャラクターを模したご飯を挟むように2種類のカレーが入ったプレートもあります。
「カレーは無限だな」としみじみ語る西村に、三浦が自らのカレーの食べ方を披露します。
カレーをきれいに食べる方法
三浦「右にご飯、左にカレーだとすると、カレーが徐々に少なくなるじゃないですか。そうすると右のご飯を徐々に徐々に寄せて行って、ご飯できれいにカレーを取っていくというスタイルでやってます」
西村「最後のひと口を取った時に、カレーで汚れている皿の部分が極力少なくなる!」
三浦「すごくきれいに食べられます。食べている自分もきれいになっていくのが楽しくて」
なるほど、食べた後のことも考えた合理的な方法です。
「そもそも日本のカレーとインドのカレーは一緒か?インド料理屋さんに行っても『あれ?家で食べるカレーとは違うな』と思うじゃないですか」と西村。
インド発イギリス経由日本行き
では日本の今のカレーは、どこからどうやって伝わった何者なのでしょうか?
ネットで日本のカレーについてのコラムを見つけた西村が、その内容を解説します。
西村「日本のカレーはインドから直接伝わったものではありません。日本のカレーは『インド発イギリス経由日本行き』なんです」
三浦「面倒くさいな(笑)。なんか1個噛みましたね」
イギリスは、かつてインドを植民地統治していました。そのイギリスでスパイスを調合した結果、カレー粉が生まれます。これに小麦粉を加えたものが、いま日本で食べられている、とろみのあるカレーです。
カレーをイギリスに伝えた人が、ナンではなくライスを食べる地方の人だったことから、カレーとライスを合わせて「カレーライス」になったということです。
西村「インドから直接来ていたら、今我々がインド料理屋さんで食べるシャビシャビのカレーっていうことになるでしょう」
三浦「じゃあライスに合うようなカレーが、そのまま日本に来たっていうことですね」
西村「ちょうどピッタリうまくいったっていうことなんでしょうね」
今年の暑さは、スパイシーなカレーで乗り切りましょう!
(minto)
ドラ魂キング
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2022年06月30日17時04分~抜粋