パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。毎週火曜日は、高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。
12月21日の放送では、青森県の「黄金崎不老ふ死温泉」を取り上げました。眼前に雄大な日本海が広がる露天風呂が有名な、赤褐色の温泉です。
景色No.1の温泉
「温泉好きを自認する私としては、なるべく皆さんに知られていないところを…とも思うわけですが」と高田。といいつつ今回は、テレビで取り上げられることも多い超有名な温泉です。
「ただね、景色という点に関しては、ここに勝る場所は日本全国ないかもしれません」
住所は青森県西津軽郡深浦町。名古屋の中心部から車で867㎞、10時間54分の長旅です。
あまりの遠さに加藤由香アナウンサーが笑いをかみ殺す中、高田は「新潟経由で日本海のサイドから北上するのが速いようです」と解説を続けます。
「ただここはですね、ぜひとも電車で行ってもらいたい!」と高田。
海ギリギリを通る五能線
不老ふ死温泉は、「日本で一番乗りたいローカル線」として知られるJR五能線・艫作(へなし)駅から徒歩16分のところにあります。
高田「日本海側を通っていて、めちゃくちゃ景色が良いんですよ!」
加藤「本当に、海ギリギリを通ってますよね」
道路も海沿いなので、車で行っても景色を堪能することができます。
高田によると、「青森県側から電車で行き、入浴後に能代(秋田県)に行くようなスケジュール」がベストなんだとか。
日本海の向こう側に沈む夕日
内風呂も素敵ですが、「不老ふ死温泉」といえばなんといっても海辺の露天風呂です。
露天風呂には洗い場ががないため、まずは内風呂で身体を洗ってから一度着替えて、海辺までの長いストロークを歩く必要があります。
露天風呂は女性用と、大きめの混浴風呂の2つ。女性は、混浴風呂で湯浴み着をレンタルすることもできます。
「露天風呂の正面、日本海の向こう側に夕日が沈んでいくわけですよ。島もひとつもありませんので」と、素晴らしい光景を語る高田。
高田「メチャクチャきれいです!日没の瞬間、海・空が黄金色に輝きますので」
この様子から、「黄金崎」と名付けられたともいわれています。
日本の夕陽百選
元々、高田は「景色よりも泉質」タイプの温泉マニア。ですが、不老ふ死温泉だけは別だそうです。
西側に沈む夕日は、「日本の夕陽百選」にも選ばれています。
泉質は、含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉。鉄分と塩分が強く、赤く濁った色をしています。
有馬温泉に似た雰囲気の、赤褐色の湯です。
「これが夕日に染まると、海と空の黄金色にマッチした色になるわけですよ」と、うれしそうな高田。
高田いわく、「入った感じは、腰にガツンとくる系の温泉」。温度調節で若干の水は加えてありますが、かけ流しの温泉です。
宿泊がおすすめ
「なにより景色が素晴らしいので、ぜひとも!」と推薦する高田ですが、ひとつだけ注意点があるようです。
それは、「お客さんが多いため、ひとりの貸切状態で入ることはまず難しい」ということ。
夕日が沈むベストタイミングで、タレントが不老ふ死温泉の露天風呂からひとりでレポートしている映像をテレビでよく見かけますが、高田は「1人はありえないから!」と思いながら見ているそうです。
日帰り入浴は時間の制限があるので、夕日が沈むベストタイミングを狙うなら、宿泊がおすすめとのことでした。
(minto)
ドラ魂キング
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2021年12月21日16時32分~抜粋