12月13日、昨年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した高橋宏斗投手が、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。
初めてのラジオ出演という高橋投手ですが、丁寧にリスナーの質問に答えていきました。
聞き手はダイノジの大谷ノブ彦、清水藍、若狭敬一アナウンサーです。
初登板はどこがいい?
154キロの速球派として、昨年のドラフトで中京大学附属中京高等学校から中日入りした高橋投手。今年はファームで14試合に登板し、今年は1軍での登板も期待されています。
「初登板はどこの球場がいいですか?バンテリンドームですか?それとも甲子園ですか?」(Aさん)
高橋「やっぱ本拠地のバンテリンで投げたいです」
大谷「僕らもそれが見たいですね」
プロのマウンドはアマチュアに比べて堅めに作られているそうです。
高橋投手は堅めのマウンドが好きだそうで、今ではすっかり慣れているんだとか。
プロ入りしてびっくり
次は高橋投手の地元・愛知県尾張旭市のリスナーから寄せられた質問です。
「今年はバンテリンドームに行く度に、高橋宏斗タオルを購入して近所に配ってます」(Bさん)
清水「地元のスターだから」
大谷「不思議ですね。プロ野球選手になると、こういうのがあるんですね」
高橋「びっくりです」
若狭「プロになって、高校生とはやっぱり違うなと思ったこは?」
高橋「全てにおいて選手の意識です。人それぞれ課題があって、それに取り組んでいる姿はすごいものを感じましたね」
選手になって初めて気がついたのは、ファンがここまで熱くなっているのか、ということだそうです。
高橋「それだけ自分に期待してくれてるんだなって思いました」
街で声を掛けられることはないそうですが、来年からは街を歩けなくなるかもしれませんね。
呼び名は宏斗
「中日ドラゴンズには高橋と言う名前の選手が二人いますが、他の選手から何と呼ばれてるんでしょうか?」(Cさん)
高橋「自分は宏斗(ひろと)と呼ばれることが多いですね」
大谷「我々ファンも宏斗と呼んでもいいんですか?」
高橋「逆に宏斗と呼んでくれると嬉しいですね」
こども達からも宏斗と呼んで欲しいそうです。
大谷「宏斗って言いやすいのよ。来年は『宏斗頼むぞ』って言いたいですよね」
「今夜から明日の明け方にかけて、ふたご座流星群がよく見えるそうです。もし流れ星が見えたら何をお願いしますか?」(Dさん)
高橋「来年活躍できるようにです」
まずは初勝利。新人王。そしてチームの優勝でしょう。
立浪監督との会話
立浪監督の印象を問われると…。
高橋「立浪監督は、すごく選手の事を考えて下さって、自分もよく話す機会があるんですけど」
大谷「え?立浪監督と話すんですか?」
高橋「練習中、すごく声をかけてくれますね」
大谷「どんな会話を?」
高橋「すれ違うだけで『お前元気か?』とか、ランニング終わってキツそうな顔してると、『キツいんか?』とか言ってくれるんです」
立浪監督は気軽に選手とスキンシップを図るタイプ、ということに驚く大谷でした。
小笠原投手とともに下半身強化メニューをこなしていた時も、立浪監督から「下半身がまだまだ弱い」と声をかけられたそうです。
高橋「下半身をしっかり強くするために、キャンプではやるぞって思っていました」
一軍で抑えたいバッター
若狭「一軍の話も出ましたが、一軍でやっつけたいバッターを3人教えてもらっていいですか?高橋宏斗がやっつけるぞ、とここで宣言してほしい」
高橋「やっぱり今回優勝したのがヤクルトなんで、あのクリーンナップを抑えるのが目標です」
ヤクルトの山田哲人選手、村上宗隆選手、オスナ選手、通称YMO砲。
若狭「山田はどういうふうに料理しましょうか?」
高橋「いやあ、どうですかね。しっかりインコース攻めて」
若狭「三振と。村上はどうしましょう」
考えている高橋投手を、若狭が実況風に盛り上げました。
若狭「バンテリンドーム、中日ヤクルト、一回戦、マウンドには高橋宏斗が入っています。山田にスイングアウトの三振。村上は?」
高橋「ここもインコース攻めて詰まらせたいですね」
若狭「詰まってセカンドゴロ。そしてオスナは?」
高橋「外にスプリットでどうですか?」
若狭「スプリット空振り三振、三者凡退です。そのシーンが見えました」
今年、ヤクルトにはコテンパンにやられました。来年はやっつけて欲しいですね。
(尾関)
ドラ魂キング
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2021年12月13日17時13分~抜粋