ドラ魂キング

中日ドラフト1位・ブライト健太選手で大注目!ガーナってどんな国?

先日行われたプロ野球ドラフト会議で、中日ドラゴンズは上武大学のブライト健太選手を1位指名しました。右のスラッガーとして期待されているブライト選手、父親はガーナ出身です。

10月12日放送の『ドラ魂キング』では、 CBC論説室特別解説委員の北辻利寿が、ガーナと日本の深いつながりについて解説しました。

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「ガーナチョコレート!」

ブライト選手は東京生まれですが、父親はガーナ出身。ドラゴンズファンの間では今、ガーナが話題となっています。

ガーナは、西アフリカにある共和国。1957年にイギリスから独立した国で、面積は日本の3分の2ほど。首都はアクラ、公用語は英語です。

主な産業は「カカオ豆」と聞いて、「ガーナチョコレート!」と声をそろえる高田寛之アナウンサーと加藤由香アナウンサー。

このほか、石油や貴金属も輸出しています。

5年前の統計では、日本で暮らすガーナ人の人数は、アフリカからはナイジェリアに次いで2番目。実は、多くのガーナ人が日本で暮らしているのです。
 

目が綺麗なブライト選手

細菌学者として有名なあの野口英世博士も、ガーナと深い関係があります。

野口博士は、黄熱病の研究でイギリス領のゴールドコースト(現ガーナ)に渡ります。1927年に首都アクラに到着しますが、自らも黄熱病に感染し、51歳で亡くなってしまいました。

「子どものころ伝記で読みましたけど、ガーナだったとは…」と驚く高田。

ガーナは柔道や剣道が盛んな国で、ブライト選手も小学校時代は柔道をしていました。

そんなブライト選手について「とにかく好青年で目がすごく綺麗だなという印象がある」という北辻委員に、「笑顔もかわいらしいですね」と同意する加藤。

北辻「ところがユニフォームになるとすごい迫力あるプレーになるので、楽しみですよね」
高田「性格も明るく、チームを引っ張ってくれそうな雰囲気もありますよね」
 

大学生外野手を3人獲得!

今回のドラフトで、ドラゴンズはブライト選手を含め3人の大学生外野手を獲得しました。

これまでに57回目行われたドラフトでも、これは初めてのこと。外野手を3人獲得したことはありましたが、すべて大学生というのは初です。

「それだけ打ちたい。打線に気合を入れたいっていう戦略なんでしょうね」とドラゴンズの意図を読みとく北辻委員と、「あとは若い選手で競わせたいっていうことでしょうね」と高田。

ドラフト2位の駒大・鵜飼航丞(うかいこうすけ)選手は、中京大中京高校出身。当時のチームメイトだった伊藤康祐選手とのライバル関係も気になるところです。
 

バンテリンドームからの新しい風

「今回のドラフト6人も来季どんどん使ってほしいけど、今いる若手もいい選手いますからね、積極的に使ってほしいと思いますね」と北辻委員。

高田「これを機会に新しい時代に、というね」
北辻「スタジオにも新しい風が吹き始めてきた、バンテリンドーム方向からね」

ワクワクが止まらない様子の北辻委員。

OBの立浪和義さんが次期監督に就任するという一報もあり、ますます盛り上がるドラゴンズ。来季こそは期待できそうです。
(minto)
 
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2021年10月12日16時46分~抜粋

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