ドラ魂キング

いよいよ来週!ドラフト注目は愛知県内の大学生

10月11日に行われるプロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD。

6日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、目玉選手を宮部和裕アナウンサーが紹介しました。
三浦優奈も興味津々です。

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コロナ禍のドラフト会議

宮部「野球をしていた人間にとっては、まだ指名されると思っています」

三浦「地元の子が選ばれるのかドキドキしましたね」
 
今年は、そのドキドキが例年よりも1ヶ月以上早く開催されます。
これはドラフト指名漏れした選手が大学進学や就職先といった進路を幅広く選択できるようにという配慮です。これからは、この時期に開催されるそうです。

この2年間、コロナ禍のため、リーグ戦や練習試合がままならない状況が続いていました。
これは選手は元より、球団のスカウトにとっても厳しい状況。視察に行けないのでデータが取れません。

あるスカウトは「ドラフト前の最後の週末が、選手評価の鍵になるのではないか」と話していたそうです。

三浦「今週すごい成果を出したら、急にドラフトに上がってくる可能性も」

宮部「各球団、当日まで悩むことになるでしょうね」
 

浅尾投手から始まった

現在ドラゴンズ二軍投手コーチの浅尾拓也コーチは、愛知県知多市出身で日本福祉大学へ進学。そこからドラゴンズへドラフト3位で入団しました。
それ以来、東海地方の大学生選手が注目を浴びるようになったようです。

ベースボールライター梅本憲さんから聞いたという東海地方の有力大学生選手を紹介する宮部。

梅本さんは中日新聞ウェブ版の「達人に訊け」というコーナーで、愛知県の大学野球について書いています。
 

青ゴジラ、愛知県に現る

ここで紹介されている愛知大学の安田悠馬捕手は左のホームランバッターで、通称「青ゴジラ」と言われています。

ゴジラといえばジャイアンツからニューヨークヤンキースへ行った松井秀喜さん。
この安田捕手、スケール感が松井選手に似ていて、須磨翔風高校時代のユニフォームが青かったので、チームメイトから「青ゴジラ」と呼ばれるようになったんだとか。

三浦「いつもビビッて青い顔してやってるわけじゃない」

宮部「強い、デカい、巨大ということです」
 

ベースボールライターの目

宮部「青ゴジラ。梅本さんに聞いて、私が得意気にここで話そうと思ったら、月曜日の中スポ、今日はスポニチにもでっかく出てました」

三浦「大谷級2発って出てましたね」

宮部「ただ梅本さんは3年前から見ているんです」

コロナ禍前のパロマ瑞穂野球場で、当時名城大学の4年生、今や金メダリストの栗林良吏投手と、愛大1年の安田選手との対戦がありました。
安田選手は栗林投手のストレートをライトスタンドへ打ち返したそうです。

宮部「青ガッヅィーラ。見事に運んだことが梅本さんの脳裏にしっかりと刻まれておりました」

注目選手は3年前から追っていたという梅本さん、流石です。
 

やわらかゴジラ

しかも青ゴジラは体がめちゃくちゃ柔らかいそうです。ネクストバッターズサークルでは、普通、バットに滑り止めをつけたりして準備をするのですが…。

宮部「あそこで両足開脚。おへそを前へペッタンコ」

三浦「新体操の選手みたいですね」

身体の柔らかさを誇りホームランバッター。パワーと柔らかさを兼ね備えているということは怪我にも強いという事です。

しかも安田選手、コロナ禍で長期自主練の間に、さらにパワーアップ。
84キロだった体重が現在105キロ。筋トレなどのトレーニングで21キロも増えたそうです。DH制のあるパ・リーグの多くの球団が、熱視線を送っているようです。
 

大学生で150キロ

宮部「ピッチャーでは中京大学の伊藤稜投手。左で150キロ出ている」

三浦「すごっ」

現役のプロでも、150キロ出せるピッチャーは1割ぐらいだそうです。
速球を武器に1年から活躍。昨年秋は肩に不安を覚えましたが、現在は復帰。春の愛知県大学リーグでは150キロを出しました。

宮部「テイクバックが小さくて、一旦左腕を引く時に、左耳の後ろでキュキュッと隠れる。つまりバッターからは、球を持っている手がどう出てくるかわかり難い。それでいてスピードがあるピッチャーですので注目です」

中京大学の伊藤稜投手。愛知大学の青ゴジラ、安田悠馬選手。月曜日のドラフト会議ではどこが指名するのでしょうか? 
(尾関)
 
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2021年10月06日16時30分~抜粋

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