それぞれの中秋の名月
前夜は中秋の名月でしたが、残念ながら名古屋市をはじめ、東海地方は天気に恵まれませんでした。しかしこんな強者も。
「ちょっと雨が目に入ったりしましたが、お月見団子とススキを飾って、たぶんあの辺だろうな、と見えない月を見た気でお月見をしました」(Aさん)
三浦「凄い想像力」
「仕事の関係で朝3時起きなんですが、南東の空に奇麗なお月様が出ていました」(Bさん)
三浦「なるほど。夜中か」
お月見団子の形
この日のオープニングトークでこんなことを話した三浦。
「母が買って来てくれたお月見団子はしずく型。なんで?
これ、名古屋だけらしいんですが…」
この三浦への疑問に、早速リスナーから答えが寄せられました。
「名古屋のお月見団子の形ですが、名古屋は十五夜を芋名月と呼んでいて、里芋を供えていたことに由来して、今の形になっています」(Cさん)
「団子の代わりに里芋を供えたらしく、その名残だそうですよ」(Dさん)
三浦「芋名月、聞いたことある!」
宮部「思い出した。おばあちゃんが言ってたわ」
名古屋だけカラー
三浦「里芋を供えるのは名古屋だけだったんですかね?」
そこで、こんなメッセージも。
「関西では芋に似た形の月見団子に、関東は江戸時代、いわゆる団子を供えていたから丸い形」(Eさん)
宮部「関東は丸くて、関西はもっとひょろ長いのかな?」
三浦「名古屋はその中間だからしずく型なんだ」
宮部「愛三岐に歴史ありということです」
関西はまさに里芋をイメージした形で、団子をこし餡で包んだもの。
一方で関東は球状で、世に言う月見団子のイメージです。
団子の色は関東、関西ともに白一色。
しかし名古屋では白、ピンク、茶色と三色あります。
名古屋の月見団子は、関東と関西の中間ではなく、どうやら独自の進化を遂げたようです。(尾関)