ドラ魂キング

足元湧出の高温風呂を堪能!下北半島の山奥にある薬研温泉「晃山楼」

パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。毎週火曜日は高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。

8月17日の放送では、青森県むつ市にある薬研(やげん)温泉「晃山楼」を取り上げました。場所は、青森県の北東部に突き出た下北半島。まぐろで有名な大間から車で1時間、いたこで有名な恐山から車で30分ほどのところにある温泉です。

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コーナー史上最も遠い温泉

いつものように「名古屋の中心部から車で行くと…」と説明しようとする高田を、「その情報いりますかね(笑)」と、けん制する加藤由香アナウンサー。

加藤「まっ、一応聞いておきましょうか?」
高田「13時間30分!」
加藤「いやー!」

九州の温泉を紹介した時も「9時間」と語り、加藤を引かせた高田でしたが、今回はさらに上を行きました。

もちろん、このコーナーで紹介した中では、最も遠い場所に位置する温泉です。
 

「クマが出ます。注意!」の看板

森林の中にある薬研温泉。キャンプ場があるのにもかかわらず、「クマが出ます。注意!」の看板が気になるところ。

中には廃業した旅館もあり、少々さびれた雰囲気が漂います。

高田が訪れたのは、日帰り温泉施設の「晃山楼(こうざんろう)」。元々は老舗旅館だったところです。

自動券売機で500円を支払い、入浴券を購入。

ラッキーなことに、3~4人が入れるヒバの木造りの浴室を高田は完全に貸切状態で利用できたといいます。

「山奥の温泉に来ている感じがしないくらい、メチャクチャ綺麗です。本当に清潔に保たれていますし、『ここは大事に入らないと』と思わせるような作りになっている」と高田。
 

最高のかけ流し様式・足元湧出

ボディソープ、シャンプーは完備。

泉質はくせのない単純泉で、色はクリアな透明です。

高田のイチオシポイントは、「浴槽の底に湯の吹き出し口がある」ということ。これはいわゆる「足元湧出」、最高のかけ流し様式です。

新鮮なお湯が浴槽の底から湧き出し、古くなったお湯が溢れだすため、浴槽の中は全て新鮮なお湯で満たされます。

「これは本当にうれしいんですけど。ただ難点がひとつ。湯が熱い!」と高田。

源泉の温度は47.7度。加水・加温なしのかけ流しなので、少々パイプで冷えても43度くらいはあるといいます。
 

禁断の蛇口をひねるべからず

浴槽には水が出る蛇口もありますが、温泉マニアの高田からすると水を入れるのは避けたいところ。

快適さを求めるのか、熱さに耐えて純粋な温泉を選ぶのか。

「ちょっと快適にすればいいじゃん」と頭には浮かぶものの、まさにあの蛇口は高田にとって「禁断の蛇口」なんだそう。

高田「最後までひねりませんでした」
加藤「うわーぁぁ、それゆっくりできます?」
高田「出たり入ったりしながら。我慢しながら(笑)」

窓からは森林が広がり、猿が往復する姿も見えます。

近くにある恐山の温泉は、酸性が強い濁り湯。対してこちらは、くせのないお湯です。
「30分くらいしか離れていないのに、こんなに泉質が違うんだ!」と驚いたという高田。

「ぜひこのあたりの温泉も周っていただければ」と、おすすめした高田でした。
(minto)
 
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2021年08月17日16時30分~抜粋

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