ダイノジの大谷ノブ彦が、6月28日放送の『ドラ魂キング』で、最近の世界の音楽事情について話しました。
このコロナ禍によって地殻変動が起きているとも言われる音楽業界ですが、今後はどんな展開になっていくのでしょう。
大谷ノブ彦が予言。2年後日本にまたバンドブームがやって来る!?
世界で何かが起きている
毎月、一定の料金で音楽が聴き放題というサブスクリプション。その中でも、どんな曲が聴かれているかがわかるチャートがあります。
チャートにはバイラルチャートというものがあります。
バイラルチャートとは、再生回数よりもシェアなどの共感された数を重視してランキング付けされたものです。
大谷「世界的なバイラルチャートは、やっぱりK-POPが強かったり、日本だったらあいみょんのような歌モノのポップスが強かった。
でも6月半ばぐらいから世界的にすごいことが起きてるんですよ」
チャートにはバイラルチャートというものがあります。
バイラルチャートとは、再生回数よりもシェアなどの共感された数を重視してランキング付けされたものです。
大谷「世界的なバイラルチャートは、やっぱりK-POPが強かったり、日本だったらあいみょんのような歌モノのポップスが強かった。
でも6月半ばぐらいから世界的にすごいことが起きてるんですよ」
イタリアからやって来た
アメリカではチャートの1位から10位がほとんどラップミュージックだそうです。
大谷「そこにイタリアのロックバンドが入ってきました。ちょっと化粧もしてるんですよ。今までなかったタイプ。マネスキン(Maneskin)というバンドをご存じでしょうか?」
ヨーロッパの国別対抗の音楽コンテストで「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト」というものがあるそうです。古くはABBAとかセリーヌ・ディオンを輩出したという由緒あるコンテストです。
2021年大会でグランプリに輝いたのがマネスキン。決勝戦の中継は2億人が視聴したんだとか。
大谷「イタリアのなんてことないロックバンドが突然出てきまして。こんなのあったなんて知らなかったよね?」
大谷「そこにイタリアのロックバンドが入ってきました。ちょっと化粧もしてるんですよ。今までなかったタイプ。マネスキン(Maneskin)というバンドをご存じでしょうか?」
ヨーロッパの国別対抗の音楽コンテストで「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト」というものがあるそうです。古くはABBAとかセリーヌ・ディオンを輩出したという由緒あるコンテストです。
2021年大会でグランプリに輝いたのがマネスキン。決勝戦の中継は2億人が視聴したんだとか。
大谷「イタリアのなんてことないロックバンドが突然出てきまして。こんなのあったなんて知らなかったよね?」
心の支えは日本映画
今月、アメリカで虐げられていたアジア系移民の女性たちのバンドによる動画が世界中に拡散されたそうです。
この女の子たちの心の支えになったのは実は日本映画。
2005年に公開された、『リンダ リンダ リンダ』なる山下敦弘監督作品。ブルー・ハーツの曲を女子校生たちが演奏するという青春映画です。
大谷「素晴らしい映画で、僕も大好き。これを見て勇気づけられた女の子たちが、私たちだってできるんじゃない?音楽でイジメに勝とうと組んだのが、ザ・リンダリンダズ(The Linda Lindas)です」
10代で可愛らしく、ロックの衝動的な気持ちもあり、全世界の人たちに勇気を与えているようです。
大谷「ザ・リンダリンダズ、そしてマネスキン。これからロックバンドきますよ」
この女の子たちの心の支えになったのは実は日本映画。
2005年に公開された、『リンダ リンダ リンダ』なる山下敦弘監督作品。ブルー・ハーツの曲を女子校生たちが演奏するという青春映画です。
大谷「素晴らしい映画で、僕も大好き。これを見て勇気づけられた女の子たちが、私たちだってできるんじゃない?音楽でイジメに勝とうと組んだのが、ザ・リンダリンダズ(The Linda Lindas)です」
10代で可愛らしく、ロックの衝動的な気持ちもあり、全世界の人たちに勇気を与えているようです。
大谷「ザ・リンダリンダズ、そしてマネスキン。これからロックバンドきますよ」
グッドタイミング
バンドブームは過去に何回か周期的に来ています。
現在はこれまで流行っていたデジタルダンスミュージックや80sのディスコミュージックのようなものに、ちょっと飽きがきている状態なんだとか。
大谷「次は、若い人たちが、ロックカッコいいじゃん。シンプルにリフで、ガンガン押して、みんなでワーッと興奮しよう、みたいな。僕も同じようなタイミングでブラック・サバスを聞いて、好きになってたんです」
ブラック・サバスは、あのオジー・オズボーンがボーカルを務める1968年結成のヘヴィメタル・バンドです。
大谷「ああいうのを聴いてて、ちょうどそういうモードだったんで、マネスキンはグッドタイミングだと思いました」
現在はこれまで流行っていたデジタルダンスミュージックや80sのディスコミュージックのようなものに、ちょっと飽きがきている状態なんだとか。
大谷「次は、若い人たちが、ロックカッコいいじゃん。シンプルにリフで、ガンガン押して、みんなでワーッと興奮しよう、みたいな。僕も同じようなタイミングでブラック・サバスを聞いて、好きになってたんです」
ブラック・サバスは、あのオジー・オズボーンがボーカルを務める1968年結成のヘヴィメタル・バンドです。
大谷「ああいうのを聴いてて、ちょうどそういうモードだったんで、マネスキンはグッドタイミングだと思いました」
彼、犬、奴隷
マネスキンはボーカルがラップミュージックをやっていたとか。
そのためヒップホップの要素とヘヴィメタルの要素とが入っているということです。
ラップという黒人の文化を取り入れているためか、80~90年代に人気だった黒人だけのロックバンド、リヴィング・カラーのような感じもします。
ヒットしている曲は「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」というタイトル。「僕はあなたの奴隷になりたい」という意味です。
1963年、ビートルズがローリング・ストーンズにあげた曲のタイトルが「アイ・ワナ・ビー・ユア・マン」(彼氏になりたい)。
その後、1970年代にイギー・ポップが出したのが「アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグ」(俺はあなたの犬になりたい)。
大谷「次は奴隷まで来ちゃったってことですね」
そのためヒップホップの要素とヘヴィメタルの要素とが入っているということです。
ラップという黒人の文化を取り入れているためか、80~90年代に人気だった黒人だけのロックバンド、リヴィング・カラーのような感じもします。
ヒットしている曲は「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」というタイトル。「僕はあなたの奴隷になりたい」という意味です。
1963年、ビートルズがローリング・ストーンズにあげた曲のタイトルが「アイ・ワナ・ビー・ユア・マン」(彼氏になりたい)。
その後、1970年代にイギー・ポップが出したのが「アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグ」(俺はあなたの犬になりたい)。
大谷「次は奴隷まで来ちゃったってことですね」
コロナ明けはバンドブーム到来
国際的なチャートのトップ10に突然ランクインしたマネスキン。
大谷「各国でバンドブーム。日本も絶対来ますよ。ロック復興ですよ。ロックンロール・イズ・バックです」
ヨーロッパではクロアチアのDaliborovo Granje、イギリスでは1968というバンドがじわじわ来ているようです。
大谷「2年後ぐらいに日本でもロックバンドがワーッて盛り上がったら、俺、2021年6月28日には言ってたって、生涯言うからね」
(尾関)
大谷「各国でバンドブーム。日本も絶対来ますよ。ロック復興ですよ。ロックンロール・イズ・バックです」
ヨーロッパではクロアチアのDaliborovo Granje、イギリスでは1968というバンドがじわじわ来ているようです。
大谷「2年後ぐらいに日本でもロックバンドがワーッて盛り上がったら、俺、2021年6月28日には言ってたって、生涯言うからね」
(尾関)
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