打線が湿りがちと言われてきたドラゴンズ打撃陣で、ひとり気を吐くのが京田選手。
5月16日のヤクルト戦に続き、18日のDeNAでも2試合連続で猛打賞となりました。
5月19日『ドラ魂キング』では、宮部和裕アナウンサーと三浦優奈が好調の背景に、ある件が絡んでいるのではと語りました。
叩かれやすい京田選手
芸能界、スポーツ界では、SNS上で、やたらと讃えられやすい人、あるいは叩かれやすい人がいます。
比較的おとなしいと言われがちなドラゴンズにあって、スーパープレイがある京田選手は、進塁打が期待される時に凡打になると割と突っ込まれやすいタイプです。
「Twitter見てても結構、京田選手の(プレイに対する突っ込み)は多いなーって思います」と、三浦も実感しているようです。
今シーズンはチーム全体の打撃が沈みがちなこともあり、叩かれ方も非常に厳しくなっているようです。
そんなネガティブな意見を、やはり本人は目に、あるいは耳にすることがあるようです。
5月5日に起きたこと
「本人に了解を得たんで、ぶっちゃけます」と話し出す宮部。
5月5日のDeNA戦でデッドボールを受けた京田選手。
思わず防具を投げようとしたところに、心配したトレーナーやボールボーイが駆けつけました。
宮部「痛いからといって物にあたっていいわけではない。でも『こどもの日だから、こどもの前でマナーの悪いことはやるな』みたいなことも、ちょっと話の筋が違うんですよね」
中継の映像では、まるで投げつけたかのように見えました。
宮部「難しいよね。直接事情を聞けない。映像が事実である。さらに、それが文字化される。すると本質ではない方向に行っちゃう」
トレーナーの言葉
SNS上では、京田選手がトレーナーに防具を投げつけたと大騒ぎになりました。
当然、その件は京田選手も目にしていて、いたく反省して、翌日の練習日にはトレーナーに謝罪に行ったそうです。
宮部「そしたらドラゴンズのトレーナーさん、すごいよ」
トレーナーから「お前の気持ちはわかるから、まず気にするな」と言われたという京田選手。
さらに「そもそもデッドボールは怪我で野球選手の人生が変わることもある。SNSでどうとかではなく、自分の命、家族を守るために毅然としていけ」という言葉をかけられて、京田選手はむしろ励まされたそうです。
結果を出すしかない
宮部「プロですから、高校野球みたいに、デッドボールでも、チームのために進塁できてガッツポーズではないと思うんですよ」
京田選手は、結果を出すしかないという結論に至ったそうです。
打って、守って、走って、京田選手らしさを良い形で出すしかないと、5月5日から堪えて頑張ってきたといいます。
それが16日ヤクルト戦での猛打賞、18日のDeNA戦での猛打賞プラス3打点という結果に繋がったと見る宮部。
三浦「Twitterとかで名前が挙がるってことは、それだけみんなが注目しているということですよね」
宮部「スーパースターなのよ。溢れるポテンシャルが、たまに溢れすぎちゃう時もあるんだけど」
「そんな思いがあっての京田選手の頑張り。見守って応援していきたいなと思います」と締める宮部でした。
(尾関)
ドラ魂キング
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2021年05月19日17時14分~抜粋