『ドラ魂キング』「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」のコーナー。
「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標のこと。
「貧困をなくそう」や「飢餓をゼロに」など、17の目標を掲げています。
3月23日の放送では、3番「すべての人に健康と福祉を」に関連する、「ノンアルコールワイン」を紹介しました。
ベルギー大使館推奨!
これまでこの「SDGs」のコーナーでは、ノンアルコールのビールと梅酒を取り上げてきました。
いずれも「アルコールが入っていないとは思えないほど、本格的な味わい」と驚いていた、加藤由香アナウンサーと高田寛之アナウンサー。
今回取り上げたのは、ノンアルコールワイン。
赤・白・ロゼ・スパークリングなど、最近では数多くの種類が販売されています。
その中から加藤がスタジオに持参したのは、ワインの専門家が「おすすめのノンアルコールワイン」を紹介しているサイトで、一番人気のワイン。
そしてベルギー大使館も推奨している「ヴィンテンス・シャルドネ(白)」です。
いかにも本物のワインのようなネーミングですが、れっきとしたノンアルコールワインです。
完全に素のリアクション
グラスに注がれたワインを見て、「色は綺麗な白ワインじゃないの、これ」と驚く高田。
それもそのはず、ヴィンテンス・シャルドネ(白)は原料にも白ワインを作る王道の品種・シャルドネを使用しています。
「あっ、香りいいですよ。えっ? 本当にアルコール入ってないんだ」「本当だ、香りはもうワイン!」と、その芳醇な香りに驚く高田と加藤。
一口飲んで「うわっ!」「おいしい!ビックリした!」と、2人は思わず大笑い。
事前に味見をしていないため、完全に素のリアクションです。
高田「これ! おいしいわ」
加藤「えっ?ノンアルなんですかね、これ本当に」
ノンアルコールだということが、にわかには信じられないといった様子。
失われた香りとコクを補填
このワインを作っているのは、1895年創業のベルギーの老舗シードルメーカー・スタッセン社。
シャルドネのぶどうを使ってワインを作り、その後独自の製法でアルコールを抜いています。
ここまではノンアルコール梅酒の作り方と同じですが、このノンアルコールワインは、ここからが違います。
ワインからアルコールを抜くと、香りやコクがある程度失われてしまいます。
しかし老舗メーカーならではの経験で、酸味料や香料を調合することでこれを補い、作りたてのワインのような味のバランスを再現しているのです。
「これならアリですね」
「『ジュースなんでしょ』と思ってしまうと、グビグビ一気飲みができてしまうのかな? と思うんですが。一気飲みをするような感じじゃないんですよ、味が」と高田。
「魚料理とか前菜に合わせて、ちびちび飲みたくなるようなワイン」と加藤も話すように、普通のワインと同じ楽しみ方ができるようです。
最近では、ノンアルコールワインを提供しているレストランも増えてきています。
加藤「自分の身体の調子を考えながら。これならアリですね」
高田「確かに。アルコールが入っていないっていうだけで。ワインですもん、完全に」
すっかりヴィンテンス・シャルドネ(白)にはまった2人。
そのあまりのおいしさに「また違うノンアルコールのものを探してきますね!」と、さらにはりきる加藤でした。
(minto)
ドラ魂キング
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2021年03月23日17時15分~抜粋