3月2週までのオープン戦8試合のうち、白星が2つと芳しくないドラゴンズ、優勝するためにはどうすべきでしょう。
3月15日放送の『ドラ魂キング』(CBCラジオ)では、ダイノジの大谷ノブ彦と、ドラゴンズの熱烈なファンでもあるCBC論説室の北辻利寿特別解説委員が熱く語りました。
時には心配プレイを
「大谷さん、まだまだオープン戦の段階です。何を弱気になってんですか?『月曜ドラ魂』にはノーテンキにひたすらドラゴンズを持ち上げる放送をして欲しいです。心配なんて言っちゃいけません」(Aさん)
太田井「お言葉を返すようですけど、これ心配プレイですから。みんなで怯えながら大丈夫だよね?って言い合うプレイです。
気持ちはずっとノーテンキ。それだと毎週一緒なんで、ちょっと色を変えてみた感じですね」
開幕ダッシュを成功させるには?
今年のドラゴンズのテーマは開幕ダッシュ。
状態が上がってこない現状を心配している大谷。これは心配プレイではありません。大きく打順を変える、盗塁をする、など、準備の段階からやっていくべきだと提案します。
大谷「打順もレギュラーメンバーも非常に保守的です。プラスアルファ何かがあるからこそ、去年3位からの優勝という道が見えてくると思います」
北辻「オープン戦はまだ5試合あります。5試合で徹底的に若手も使って欲しいし、見極めて欲しいと思います。絶対、今年プラスアルファの若手が来ないと優勝に駆け上がれないと思います。チームとしての勢いが欲しいんですよね」
現実問題
大谷「ただ若手を上げるといっても、現実問題、根尾君の打率を見たら、到底、レギュラーとして使っていくのは難しいと思うんですよ」
打率2割2分でも、絶対、根尾選手を育てるとなると、調子の上がらない京田選手の打率も2割4分でいいのか?という兼ね合いも問題になってきます。
大谷「他がサポーティングできている上で若手を育てていくんだったら、我慢のし甲斐もありますが、打順に休憩時間が何個かあるみたいな感じになるのは、僕は反対ですね」
大切にするか?サバイバルか?
大谷は、巨人の原監督の言葉に衝撃を受けたそうです。
原監督は新人の秋広優人選手に「一軍は試す場所じゃないんだよ。だから今のままだったらダメだよ」とアドバイスしたんだとか。
大谷「あんな露骨に言うんだってドキドキしちゃった。今年は我慢してでも彼を育てる、じゃなくて、常にサバイバル。でもドラゴンズってポジションを与えられてる人がいる。僕は原さんのやってる方がいいと思っちゃいますけどね」
北辻「本当は挑戦者であるドラゴンズが、そうならねばならないんですけれど、優勝チームのジャイアンツが、挑戦者みたいな事やってますからね。これがすごいなと思います」
スタメン予想
大谷「福留選手はフォアボールの選び方がうまいです。2番にいたりしたら大きいでしょうね。球数を投げさせるということですからかね」
北辻「福留選手、2番って怖いと思いますよ。この時期は開幕スタメンの予想が一番楽しい」
ちなみに北辻ウオッチスタメン予想はこうなっていました。
1番センター大島、2番ライト平田、ここに福留選手が入る可能性あり。
3番セカンド阿部、4番ファーストビシエド、5番サード高橋周平。
6番キャッチャー木下、7番ショート京田、8番は希望も込めてレフト根尾昂。
京田選手を7番にしたのは、現在打率がかなり落ちていて、1、2番を任せるには不安があるからだそうです。
相手チームにとって怖い3番、4番
北辻「私の持論は、ビシエド選手3番説です。4番を石川昂弥にって去年から言ってましたけど、今年もなかなか実現しない。だったら高橋周平選手の4番もいいかなって思います」
3番ビシエド、4番高橋周平選手の順番には大谷も賛成しました。今年は筋肉がすごくついてホームランを量産しそうです。
北辻「見るからにがっちりしてるんで、いい身体を作ってきたなって感じですよね」
大谷「実は一番仕上がってますよね。4番高橋は◎だと思います」
3番ビシエド、4番高橋。北辻利寿の考えに大谷ノブ彦も異論なし。この打順、相手チームの脅威となるか?
(尾関)
ドラ魂キング
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2021年03月15日17時13分~抜粋