ドラ魂キング

本州の端っこでキツいお湯を体験!青森・下風呂温泉

『ドラ魂キング』の1コーナー「趣味コレ」では、毎日パーソナリティーが好きなものを紹介していますが、火曜は温泉マニアの高田寛之アナウンサーが、全国各地おすすめの温泉を厳選して紹介。

9月8日に紹介したのは、青森県の下風呂温泉。

下北郡風間浦村という所にあり、マグロで有名な大間はここから車で20分ほどの場所にあります。

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北海道にほど近い温泉

津軽海峡に面した海沿いの温泉で、お昼なら海の向こうに函館あたりの山並みが見え、北海道のラジオ放送が聴けるぐらい北海道に近く、高田アナは「最果て感とか旅情、こういったものを味わうには最高だと思います」と語りました。

アクセスですが、青森の中心部から車で3時間半ぐらい。

どんな遠い温泉でも基本、車で行くという高田アナですが、そもそも名古屋から青森まででかなり時間がかかりますが、さらに3時間半!

さすがにぶっ通しでは行けないため、いったん青森市内で一泊してから行ったとのことですが、この番組で紹介してきた温泉のうち、名古屋から車で行けるところでは最も遠い温泉です。

かの文豪、井上靖の作品『海峡』の舞台にもなったところで、長逗留して執筆していたのが長谷旅館。

かつて高田アナも行ったことがあり、「そこのお風呂も絶品!海に面した旅館で日本海を臨めるっていう…」と絶賛しました。
 

寒い身体に染みる!

今回、紹介するのはこの長谷旅館と思いきや、残念ながら現在は閉館。

そこであらためて紹介するのが、共同浴場です。

駐車場に車を停めた後、メイン通りの細い路地を通ると、左右に10数軒の温泉旅館が並んでいます。

共同浴場は大湯、新湯の2か所あり、大湯の方は少し白い濁り湯、新湯は透明と2種類別々のものが楽しめ、卵のような香りもしっかりとしていて、酸性が強いのだそう。

近くにはイタコで有名な恐山にも温泉がありますが、こちらも強い酸性で、傷があると染みるタイプです。

下風呂温泉の特徴はお湯がとにかく熱いことで、大湯の源泉は66度、新湯に至っては95度!

もちろん水で温度を下げるのですが、昔から地元の漁師さんが寒い体をここで温めていたのだそう。

また、大湯の中でも熱めとぬるめの2種類の浴槽がありますが、ぬるめでも結構熱いようです。
 

今の施設は11月まで

名古屋や東京などに住んでいる方にとっては、なかなか気軽に行けるところではないので、「コロナが落ち着いて、来年にでも行ってみようかな」と思いそうですが、残念ながらこちらの共同浴場も老朽化により11月で閉鎖。

加藤由香アナ「高田さん、行かなきゃ!」

高田アナ「なかなか1日、2日で行けるところじゃないんで(苦笑)」

ただ、12月からは近くに新しい温泉施設がオープンするそうで、そこでは大湯、新湯の源泉が一緒に楽しめ、食事なども楽しめる施設となるそうです。

また、車で20分ほどの場所には大間もあり、そこでは2,000円ほどの分厚いマグロ定食もいただけます。

最後に高田アナは、下風呂温泉へ旅行に行くなら車で大間に行くこともあわせてお勧めしました。
(岡本)
 
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2020年09月08日16時30分~抜粋

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