パーソナリティが日替わりで、いま気になることや趣味を語る『ドラ魂キング』「趣味コレ」のコーナー。毎週火曜日は高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。
7月7日の放送ではリスナーからのリクエストに答える形で、和歌山県の「湯川温泉」を取り上げました。
目が覚めたら温泉。早い時間から酒
七夕のこの日、おたよりテーマ「もしも願いが1つ叶うなら」に寄せられたのはこんなおたより。
「もしも願いがひとつ叶うなら、川のせせらぎしか音のない民宿でしばらくのんびり過ごしたいです。朝ごはんのあとは散歩、昼ごはんのあとは昼寝。目が覚めたら温泉に入って、早い時間から酒を飲み始める。高田君、どこかいいところ教えてください」(Aさん)
このおたよりを受けて、今回高田アナが紹介するのは和歌山県 湯川温泉の「ゆりの山温泉」。
こちらは日帰り入浴施設ですが、近隣には宿泊施設があります。
場所は温泉地として有名な南紀勝浦から、太地町の方面に車で10~15分走ったところ。
JRでいうと「紀伊勝浦駅」の次の駅が「湯川駅」です。
「多分車で移動した方が便利かと思います。近隣にもたくさん温泉があるので、はしごしてもらいたい」と高田アナ。
名古屋から車で3時間半ほどの場所です。
「この界隈はハズレがない!」
名古屋方面から国道42号線を走ると、右側に「ゆかし潟」という大きな池が見えますが、「ゆりの山温泉」は、このゆかし潟の向こう側にあります。
「この界隈、いくつか日帰り入浴の施設がありますが、まあハズレがない」と太鼓判を押す高田アナ。
「かけ流しなのは当たり前。シャワーまで温泉のお湯が出てくる」ところが多いそうです。
それでは「ゆりの山温泉」の特徴です。
温度は、長湯ができる40度弱のぬるめの温泉。
無色透明のお湯は肌に柔らかで、ほんのりと漂う卵の香り。
湯量が多く、かなりの量の温泉が掛け流されています。
「浴槽の壁側に座って対岸の浴槽のふちを見ていると、ふちが見えないぐらいお湯がワーッと」と、その湯量の迫力を語る高田アナの言葉に、「うわぁ贅沢な感じ!」と加藤由香アナウンサー。
「落合博満野球記念館」にも足を伸ばせる
こちらにはシャワーはありませんが、なんと温泉が出てくる洗い場があります。
「これがまた素晴らしい!」と高田アナ。
高田アナによると、昔は温泉が出てくる蛇口をひねるコックがなかったため、お客さんがいなくても5~6か所から温泉が流れっぱなし。
昨今は環境への配慮からか、カランに蛇口がつくようになったそうです。
とはいえ「洗い場で温泉で洗えるのはいいですよ。シャワーはありませんけど十分!温泉ファンにはたまらん景色です」とご満悦の高田アナ。
建物は古いものの、掃除が行き届いていて清潔感があります。
高田「快適なんですよ、休憩場所も含めて。水でも飲みながらゆっくりできるスペースもあって非常にいいな」
「落合博満さんの記念館も近いんじゃないですか?」と加藤が気づいた通り、「落合博満野球記念館」のある太地町までは車で20~30分ほど。
「勝浦のような『This is 温泉街』の賑わいがあるわけではないけれども、こじんまりとした旅館があるだけですから。のんびりするにはいい温泉」と、おすすめする高田アナでした。
(minto)
ドラ魂キング
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2020年07月07日16時27分~抜粋