毎週木曜日の『ドラ魂キング』で、旬の食材にスポットを当てている柳沢彩美アナウンサー。
6月18日の放送で紹介したのはブルーベリー。
ブルーベリー狩りの魅力を岐阜県加茂郡川辺町にあるブルーベリー農園、ブルーベリーファクトリー岐阜の農園長、石見亜美さんに聞きました。
活気が戻って来た
石見さん「今月の6日よりブルーベリー狩りがスタートしました」
新型コロナウイルスの影響も落ち着いた今は活気が戻ってきているそうで、屋外の農園では多くのお客さんがブルーベリー狩りをしているんだとか。今年は特に衛生管理を強化したそうです。
石見さん「お客様にもご入園前にも手洗い、消毒をして頂きまして、園内でも広々とした密になりにくい環境でソーシャルディスタンスを保てるようにしていただくなどの対策をしっかりと取っております」
夏が旬
ブルーベリーの旬は夏、6月から8月だそうです。今年の出来はどうでしょうか?
石見さん「当園は開園から3年を迎えたんですけれども、まだまだブルーベリーの木が成長しておりまして、今年は収穫量が昨年の倍以上に増えております」
「倍!?」と思わず声を上げる柳沢アナ。
木が成長した分、出来るブルーベリーの量が増えたそうで、現在は枝にたわわに実っている状態なんだとか。
思ったより実が大きい
柳沢「ブルーベリーの実の付け方って、ブドウみたいに房でもりっとつくんじゃなくて、枝の先にチョンチョンチョンってつくんですよね?」
石見さん「品種にもよるんですけれども、枝の先の方に密集してなるのもあれば、ずらっと弓のように枝が垂れるぐらいたくさんなる品種もありますね」
こちらのブルーベリー狩りで食べられるブルーベリーの粒の大きさは50円大ぐらい。
今だと大きい物で100円玉ぐらい。もう少しすると、特に大きいもので500円玉サイズぐらいのものが取れるようになるそうです。
石見さん「ブドウぐらい大きいのもありますね」
西村「めちゃめちゃ大きいじゃないですか!」
柳沢「巨峰ぐらいのサイズになっちゃう」
予想外の大きさに驚く西村俊仁アナと柳沢アナ。
種類が豊富
ブルーベリーファクトリー岐阜で栽培しているブルーベリーの品種は、現在100種類。合計1500本の木を栽培しているそうです。
石見さん「昨年は40種類だったんですけども、ご来園になったお客様が『ブルーベリーってこんなにたくさん種類があるんですか?』と驚いて、食べ比べを楽しんでくださるのが、嬉しくて種類を増やしてしまいました」
ブルーベリーの種類は、大きく分けてノーザンハイブッシュ系とラビットアイ系という2系統。ノーザンハイブッシュ系は6月から7月に旬を迎える品種で、大粒で革の厚みが薄くて、舌触りがとても滑らかなブルーベリー。
ラビットアイ系は7月から8月に収穫を迎えるとても甘くて、たわわに実るブルーベリー。未完熟の実が赤みがかっていて、うさぎの目のように見えることから、ラビットアイという名前がつけられているそうです。
ブルーベリーは植物学的いうとツツジ科の植物。よく見かけるツツジは白やピンクの花を咲かせます。
ブルーベリーの花はスズランに似ていて、基本的に色は白。中にはクリーム色やピンクのものもあるそうです。
オススメの食べ方
最後にブルーベリー農園ならではのオススメのブルーベリーの食べ方を聞きました。
石見さん「様々な品種のブルーベリーを3つ4つ一緒に頬張るのが楽しいです。いろんな味がミックスされてとっても美味しいんです」
同じ木でも、熟し具合の違いで甘みが増したものから、酸味のあるさっぱりしたものまで取れるそうです。
単体で食べ比べるのではなく、あえてミックスさせて食べるところが他のフルーツ狩りと違ってブルーベリー狩りならではの食べ方。
農園にはカフェもあるそうで、一番人気のメニューがブルーベリーピザだそうです。
石見さん「ゴロゴロとブルーベリーが乗っていて、果実の甘みとチーズの塩気が絶妙で、ご好評いただいております」
思わず「絶対美味しい…。食べたい…」とうわごとのよう口にする西村アナ。
ちょっと珍しいブルーベリー狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(尾関)
ドラ魂キング
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2020年06月18日16時30分~抜粋