『ドラ魂キング』、各曜日のパーソナリティーの趣味にフォーカスする「趣味コレ」のコーナー。水曜日のテーマは「感動」です。
東日本大震災から丸9年を迎えた3月11日の放送で山内彩加アナが取り上げたのは、歌手のMISIAさん。
復興支援ソング「明日へ」で、中国全土を感動の渦に包んだMISIAさんについて熱く語ります。
1万本のキャンドルを灯し熱唱
テレビに出演することは少ないMISIAさんですが、現在、中国国内外のアーティストたちと毎回順位を競い合う、中国湖南衛星テレビの中国の人気音楽番組『歌手SINGER・当打之年』に日本人として初めて参加しています。
先日行われた3回戦では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響のため、日本から生中継というかたちで出演。
「中国がんばれ」「いっしょに頑張ろう」というメッセージを届けるため、ステージ上で約1万本のキャンドルに火を灯し、3.11の時に作った復興支援ソング「明日へ」を披露、中国の方々に勇気を与えたとニュースになっていました。
「ミラクルボイスで終始鳥肌」
昨年1月、山内アナはレポートドライバーの石坂窓花と共にMISIAさんのライブを訪れていました。
MISIAさんのライブの感想を一言でいうと、「ミラクルボイスで終始鳥肌」と山内アナ。
「もちろんCDも素晴らしいんですが、全然違う音の圧なんですよ!生で聴くと」と、当時の興奮を振り返ります。
「CDや色んな形で聴く音と違うんですか?」と尋ねる宮部和裕アナに、山内アナは「全く違います!」と断言。
「言葉ひとつひとつが矢のように飛んできて、耳にシュッと刺さるような。会場の空間、1ミリも余すことなくMISIAさんの声で埋まる。『声で包まれる』ってこういうことなんだなって初めて経験する、そのぐらいの声量と圧と温かい声でした」
MISIAさんをこう表現する山内アナ。
「ドレミファソラシドレミファソラシ…」
ここで山内アナから宮部アナへの、MISIAさんの声に関するクイズです。
「1オクターブはドレミファソラシドですが、MISIAさんは何オクターブの声を操ることができるでしょうか」
宮部アナは早速「やってみますんで」と挑戦を開始。
「ドレミファソラシドーレミファソラシドレミファソラシ…ドッ」
後半かなり音程が下がってきていましたが、ギリギリ「3オクターブ」です。
さて、MISIAさんは?
①.3オクターブ
②.4オクターブ
③.5オクターブ
「今の経験も踏まえて、もう1オクターブで、選択肢②の4オクターブ!」と回答した宮部アナでしたが、「ブブー」残念不正解。
答えは③の5オクターブです。
山内「これ、ありえないです」
宮部「入りが低いの?どういうこと?」
山内アナがスマホのピアノアプリで5オクターブの音を出しますが、とても信じられない音域です。
東日本大震災から丸9年
「MCはとってもお茶目で面白くて人間味溢れていて」と、MISIAさんの魅力的な内面にも触れます。
ライブで「アイノカタチ」を歌っている時、MISIAさんは感極まって泣いてしまいました。
「お客さんの皆さんが歌って、逆に包み込んで助けてっていうシーンで、私もう号泣でした」と、当時の感激を振り返る山内アナ。
ここで、3.11の復興ソング「明日へ」が流れます。
「正直まだ心に余裕がなくて、音楽聴きたくないっていう方ももしかしたらいらっしゃるかもしれないですけど。辛い時に聴いた曲って、今後また辛いことがあった時に聴き返すと何度でも心を救ってくれるような。音楽ってそういう力があるかなと思って、今日この曲流そうと決めたので」
東日本大震災からちょうど9年を迎えたこの日。
山内アナはこんな想いでMISIAさんの「明日へ」をかけました。
(minto)
ドラ魂キング
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2020年03月11日16時25分~抜粋