ドラ魂キング

中継に提案。パ・リーグTVに対抗してセ・リーグは?

お笑いコンビ・ダイノジの大谷ノブ彦がパーソナリティを務める『ドラ魂キング』(CBCラジオ)。
タイトル通り、中日ドラゴンズの応援番組ですが、3月9日の放送では、日本プロ野球(NPB)のリーグ開幕延期の決定を受けて、リスナーからある提案のおたよりが寄せられました。

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リスナーからの提言

「オープン戦も組まれていない延期の期間にNPB は無観客でカップ戦を開催して欲しいです。若手限定でもいいし社会人や独立リーグも含めていいと思います」(Aさん)

さらにAさんは、この期間だけネット配信、 CS放送も含めて、放映権料をNPBで一括で受け取り分配する、というMLB(メジャー・リーグ・ベースボール)のシステムを採用してみては?と提案します。

「これを改革のきっかけにして欲しいと考えてます」(Aさん)
 

セ・リーグチャンネルどう?

このおたよりに対し大谷は…

「僕は大賛成です。やっぱり"パ・リーグTV"が羨ましいよね。放映権料をNPBが一括で管理して、平等に分配していくっていう形にしないと」

"パ・リーグTV"とは、パ・リーグ6球団によって設立されたパシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、パ・リーグの試合の動画配信サービスです。

それに対してテレビ中継は放送局が主体。
そのため視聴率の取れる人気チームの試合だけが中継されることになります。当然ながら、中継の有無で放映権料が入るチームと入らないチームが出て、球団運営に差が出来ます。

「放映権料をNPBで一括管理がダメだとしたら、パ・リーグに対抗してセ・リーグチャンネルをやっていいんじゃないかなあ。僕は良いと思いますけどね」
 

大人の事情は止めたら?

「もう今、そういうとこに来てると思いますよ。 MLBのように戦力を徹底して平等化した方がいいと思います」

堰を切ったように持論を展開する大谷。
FAの選手を採ったら、次の年のドラフトの一巡目を放棄するという戦力平等化の具体案を語ります。
とは言え、この提言は元千葉ロッテマリーンズの捕手、里崎智也さんの本からの受け売りだとか。

「この番組でも、よく言ってますよね?大人の事情がって。本当にもう止めたらどうかな?ここは放送できないとか、あれはどうだとかね。あからさまな感じ、止めた方がいいと思うな。自分で利益を囲っちゃうみたいなことってすごく古いと思う」
 

好調な選手から起用

最後は今シーズンのドラゴンズについてのおたより。

「僕は岡野祐一郎投手と武田健吾選手に期待しています。岡野投手の直球の切れと、落ち着きはローテに入って欲しいなと思います。武田選手は肩の強さと超打力に期待します。元カープの緒方孝市さんみたいになってほしいです」(Bさん)

岡野投手は10日のオープン戦4イニングを投げて自責点0と好投。武田選手はオープン戦でホームランを放っており、オープン戦から好調ぶりを見せつけています。

大谷「オープン戦、これだけ主力が不調であるならば、調子の良い選手から使っても良いんじゃないかと思います」

スポーツ新聞の報道によれば、与田監督は好調な選手から使っていきそうな雰囲気。もしかしたら開幕スタメンに根尾選手もありうるかも。

「岡野投手は大賛成。勝野(昌慶)投手も一軍に上げて良いんじゃないかな。福谷(浩司)投手は一軍に上がったよね。怪我人が出たり、仕上がりが遅れている選手もいますけど、底上げを楽しみにしております。」

1日も早い開幕を望みます。
(尾関)
 
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2020年03月09日17時23分~抜粋

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