『ドラ魂キング』、各パーソナリティが日替わりで、今気になることや趣味を語る「趣味コレ」のコーナー、火曜日は高田寛之アナウンサーが大好きな温泉を1か所紹介しています。
3月3日の放送ではリスナーから「高田さん、私はぬめりがある温泉が好きなんですけど、東海地方でおすすめのところはどこでしょうか?」とのリクエストが。
このリクエストを受けて高田アナが今回取り上げたのはどこでしょう?
「源泉かけ流しはないだろう」
「ちなみに伊賀の方とか寸又峡へは行ったことがありまして、結構好きな温泉でした」と続くリスナーのおたよりに、「まさに寸又峡温泉は、This is "ぬめりのある温泉"ですね」と高田アナ。
リクエストにあった東海地方で探すのは難しかったことから、岡山県の温泉である湯郷温泉を取り上げました。
にゅるにゅるとまではいかないものの、「どちらかというとぬめり系の温泉」だという湯郷温泉。
しかし、大の温泉ファンからは、「有名だけどかけ流しのお風呂ってないんじゃないの?」という反応が返ってくるだろうと予想する高田アナ。
実際高田アナ自身も「湯郷温泉に源泉かけ流しの温泉はないだろう」と思い込んでいて、足が遠のいてしまっていたそうです。
卵の香りが充満!
岡山県の北東部、美作国(みまさかのくに)。
その中で「美作三湯」として有名な温泉のひとつが湯郷温泉です。
「勉強不足もあり、『源泉かけ流しじゃないから』と敬遠していた」という湯郷温泉に、「
どうやらあるらしい」という情報を手に入れた高田アナ。
2月の沖縄キャンプの直前の休日に訪れました。
「湯郷鷺(さぎ)温泉館」は、いつ行っても超満員という大人気の施設ですが、源泉かけ流しではありません。
しかし、その湯郷鷺温泉館から少し離れたところに「療養泉」があり、そこにかけ流しの「療養風呂」があるのです。
浴場内では石鹸やシャンプーの使用は禁止ですが、「私、そういうところ大好きです」と、ほくほくの高田アナ。
脱衣所からは、ほんのり卵の香り。
「これが素晴らしい!中に入ると卵の香りが充満!」とワクワクが止まりません。
3人が入れるほどの広めの湯舟と、手すりがついた2人までの湯舟が中で繋がっている、こぢんまりとした温泉。
広めの湯舟の壁面の穴から、お湯が注入される仕組みです。
「これが湯郷か!」
「湯郷で入る、初めてのかけ流し。うれしかったですねーこれが湯郷かっていう!」と感動冷めやらぬ様子の高田アナ。
「加温あり、加水なし」のかけ流し。
「これがいいわけですよ。水混ぜてません。卵の香りがほんのり、肌触りはしっとり。
温度が40度ちょっと切るぐらいのややぬるめのお湯、小一時間は入っていられる。
決してダバダバ目立つかけ流しをしているわけではないんですが。値打ちをわかってくれる人に語り掛けたいのは『湯郷のかけ流しはめちゃくちゃレアですから!』」と、高田アナは声を大にします。
湯郷温泉は古くからの温泉街。
バブル期にホテルが増え、浴槽が大きくなるとお湯の量が足りず、循環の風呂が増えてしまうという流れがありました。
「こうやってね、1か所でもまっとうな温泉を出してくれる温泉街があるとうれしい。名湯なんですけど、そこの本当の名湯に入れるっていう。なかなかこれが、全国探してもあんまりない」と高田アナ。
「ぜひ一度行ってください!いいお湯でした!」と湯郷温泉を絶賛しました。
(minto)
ドラ魂キング
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2020年03月03日16時30分~抜粋