中日ドラゴンズのオフィシャルパフォーマンスチーム「チアドラゴンズ」のHAZUKIさんとPIASUさんが、2月27日放送の『ドラ魂キング』に出演しました。
この日の番組のメッセージテーマは「これをやらなきゃ始まらない」でした。チアドラの二人にとっての「これをやらなきゃ始まらない」は?
聞き手は西村俊仁アナウンサーと加藤由香アナウンサーです。
気合いだ!
HAZUKI「私たちは、試合の前にグラウンドでオープニングダンスを踊るんですけど、ダンスの前は、毎回すごく緊張するんですね」
3年やっていても毎回緊張するそうで、ダンス前に気合を入れるため、毎回必ずしていることがあるそうです。
足の下からふくらはぎ、太もも、お尻と順番に身体全部を叩いて、気合を入れてグラウンドへ出て行くそうです。
HAZUKI「1年目から毎回やってます。それをやらないと不安で、グラウンドに足を踏み入れれないです」
チアドラ各自に、こんなルーティーンがあるそうです。
みんなで叩く
PIASU「みんなで、とりあえず背中をバンバン叩くんですよ」
西村「叩いてる!みんな出て行く前に、背中バーンってやってるよね」
ベンチレポーターの控室は、チアドラが出る通路のすぐ横にあるそうで、本番前の景気づけだと言われて気がついた西村アナ。
PIASU「結構いい音しますよね」
西村「確かに、すごい気合い入れてるなっていう感じ」
PIASU「それぐらいしないとオープニングダンスはできないです」
試合開始前のナゴヤドームには独特の雰囲気があるようです。
HAZUKI「ドームの空気にやられないように、ドームに入ったら頭が真っ白にならないように、踊りも位置も奇麗に揃えるためにいかに集中してできるか。今まで練習してきたものを出すために、めちゃめちゃ緊張しています」
また、急に走り出したりするため、あらかじめジャンプを何回もして、心拍数を上げておくことも大切なんだそうです。
本番前にプランク
西村「PIASUさんの表情を見てるとそんなにプレッシャーを感じなさそうだけど…」
PIASU「あんまり顔に出ないんですよ」
HAZUKI「いつもこんな感じで。PIASUは大丈夫?ってみんなに言われてます」
PIASU「でも実はしています。私は本番前に柔軟とかストレッチとかするんですけど、その時に、プランクという体幹トレーニングもします」
「プランク」とは、両肘を直角に曲げた腕立て伏せの姿勢を一定時間キープするトレーニング。やってみると30秒でも腹筋にきます。
PIASU「それで体幹がちょっと締まって、踊りも締まるんです」
運動は苦手
HAZUKI「9月末に公式戦が終了して、次の練習が始まる1月まで、いかに身体を鈍らせないように、太らないようにするかを考えて、いろんなレッスンに通ったり、なるべく身体を動かすようにしてました」
ダンス以外のスポーツは何をするんでしょうか?
HAZUKI「全くできないです。ダンスバカです」
チアドラのメンバーは、全員運動神経がよいと思われがちですが、そうでもないそうです。
HAZUKI「陸上部とかバレー部出身でという子もいるんですけど、私とかPIASUはダンスしかやってきてないんです」
PIASU「運動は苦手ですね」
リズム感があればいい
西村「走るのが早い、泳ぎが出来るとか?」
HAZUKI「できないです」
PIASU「走るの遅いです」
運動神経とダンスは別だそうです。2人のダンス歴を聞いてみると、HAZUKIさんは5歳からダンス、PIASUさんは2歳からクラシックバレエをやっていたそうです。
PIASU「2歳の時って、たぶんバレエできてないですよね。でもスキップとか頑張ってやってましたね」
つまりリズムに乗ることが出来ればダンスはできるようです。
PIASU「バレエは小学校ぐらいの時に辞めちゃったんですが、それが今生きてます」
HAZUKI「私は5歳の時からジャズダンスをメインでやってきて、いろいろかじってっていう風です」
メンバー内での振り付けもある
加藤「私たちがこどもの頃、そんなダンス習うとかなかったじゃない。あった?」
西村「小学校の運動会の時に、何か組体操と一緒にダンスとか…」
加藤「リズムに乗る系じゃないよね?」
西村「イチ、ニ―、サン、シって、手広げて足広げて」
加藤「誰でもできる感じのやつ」
もろに昭和世代の加藤アナと西村アナ。
PIASU「小学校とか中学校とかで、そういうのを振り付けしてました」
ナゴヤドームのオープンデッキ"D-STAGE"のダンスの中には、メンバー同士で振り付けたダンスもあるそうです。ドームへ行った際はそこも注目。
体育の成績は悪くてもチアドラになれます。目指す方はリズム感を養いましょう。
(尾関)
ドラ魂キング
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2020年02月27日18時19分~抜粋