今年のプロ野球ペナントレースももうすぐ終わり。チームの成績はもちろん、個人の成績も気になるところです。
9月24日放送『ドラ魂キング』では、戸井康成が先週に引き続き、今年のドラゴンズの個人成績について総括しました。
今回は投手編です。
先発投手が大活躍!
先週の放送では、野手の個人成績を紹介していきましたが、今週は投手編です。
まず戸井が紹介するのは、先発の両輪、大野雄大投手と柳裕也投手。
大野投手は9月14日に史上81人目となるノーヒットノーランを達成し、大いに沸きましたが、今年は24試合に登板し2完封。9勝8敗で投球回は174イニング、防御率は2.63という成績です。
パーソナリティーの高田寛之アナウンサーも、「去年は(勝利数が)ゼロですからねえ」としみじみ。
そして、柳投手は25試合に登板し1完投。11勝6敗で投球回は165イニング、防御率は3.43。
戸井は「お二人とも勝ち星こそ伸びてませんけど、1年ローテーションを守ってくれてなかったら、どうなってたかと。柳投手、初めて1年間守っての11勝。大野投手はエース復活といった感じですね」と讃えました。
中継ぎ陣も充実!
次に中継ぎの投手ですが、こちらも活躍した選手を紹介していきました。
63試合に登板し、防御率が1.67。43のホールドポイントを持つ、ロドリゲス。
戸井「メジャーとか、どっかに行ってしまうんじゃないかという話が出てますけど、球団がマネーゲームをしないのであれば、我々が自分のお宝をあげるつもりで、引き止め工作を…。高田アナも大事にしてたエッチなDVDとか」
高田アナ「喜ぶかもわからんね~」
戸井「あるんか!」
戸井もなんとかして引き止めたいというほどの大活躍ぶりでした。
そして、2018年に血行障害から復帰し、抑えとして活躍したのが、岡田俊哉投手。
51試合に登板し、防御率は3.72、12セーブという成績でした。
同じく血行障害から復活したのが藤嶋健人投手で、30試合に登板し、防御率は1.98、14ホールドポイント。
福敬登投手は49試合に登板し、19ホールドポイントで防御率が1.90です。
戸井「鉄壁のリリーフ陣じゃないですか。現場にいてもこのイニングだとこのピッチャー、次のイニングはこのピッチャーとわかる」
高田アナ「次は藤嶋、その次は福……みたいな」
戸井「それぐらい完璧なリリーフ陣でして、ここにマルティネスと、又吉(克樹投手)、祖父江(大輔投手)、三ツ間(卓也投手)を入れると、七人の侍だと」
高田アナ「どうかすると、3回から継投ができるぐらい」
実際にはここまで分業することはありませんが、まさにピッチャー界の働き方改革といったところです。
若手投手も要チェック!
さらに若手選手にも目を向けてみると…。
ルーキーの梅津晃大投手は今年5試合に登板し、3勝1敗。防御率は2.83です。
2年目の山本拓実投手は7試合に登板し、3勝3敗。防御率3.12。同じく2年目の清水達也投手は、8試合登板で2勝2敗、防御率4.33です。
戸井「これにルーキーの勝野(昌慶投手)も3試合に先発しましたから、4人で23試合先発してるわけですよ」
高田アナ「もうローテ(ーション)を守ってるぐらい」
戸井「118イニング投げてくれて、勝ち星を足し算すると9勝8敗、勝ち越しとるわけですね。ここに小笠原(慎之介投手)、笠原(祥太郎投手)があたりが復活してくれたら、ちょっと楽しみじゃないですか?」
高田アナ「『来年(ドラゴンズが)怖いな』っていうのは、広島カープの解説の皆さんから聞きましたから」
投手陣の充実ぶりが、来年功を奏するのか。すでに気持ちは来年に向かっている戸井でした。
(岡本)
ドラ魂キング
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2019年09月24日16時28分~抜粋