抑えなのに規定回数に達し、防御率1位を獲得した中日の投手とは?

ドラ魂キング / スポーツ

元中日ドラゴンズ投手で野球解説者の小松辰雄さんが、8月5日の『ドラ魂キング』に出演しました。

「勝ってる時、良いピッチングしている時は何を言われても聞こえてこないんですよ。それが打たれてくると、だんだん聞こえてくるんですね」

まずはナゴヤ球場の思い出を語る小松さんに、現役時代のエピソードから現在のドラゴンズへの提言まで、ダイノジの大谷ノブ彦が尋ねます。

ナゴヤ球場のヤジ

ナゴヤ球場ではヤジが思いっきり聞こえてきたそうです。

「またベンチの上でヤジる人がいるんですよね。ノックアウトされてボールを持ったままベンチに帰ってきたことがあったんですよ。それで、ベンチの上でネットを揺らしながらヤジってる人がいてムカついてね」

ムカつきつつも、その人にボールが当たらないように、ネットの上の方へ向けてボールを投げつけたそうです。

「そしたら、その人、後ろへ吹っ飛んで行きましてねえ。その試合を解説していた近藤(貞雄)さんから、『小松の気持ちはよくわかりますよ』って言っていただきました」
 

ラーメン禁止令

ナゴヤ球場の食べ物はどうだったのでしょうか?

小松「球場内にもありますけど、周りに結構美味しいところがあるんでね。出前取ったりしました。今でもラーメン竜っていう店がありますよね。結構おいしいんです」

大谷「根尾ラーメンとか出してました。僕も食べに行きましたが美味しかったです」

この根尾ラーメン、正式にはNEO竜ラーメン。
根尾選手応援ラーメンで毎日数量で1000円。巨大な2本の骨付きスペアリブがウリ。もちろんチャーシューも入っています。ところが…。

小松「今、ラーメン禁止令が出てて、選手が食べてないそうです」
大谷「シーズン中は体調のこともあるから?」
小松「栄養士さんがラーメンはあんまり良くないんじゃないかって。それは営業妨害だろうと吉田(店主)さんが言ってました」

小松さんの現役時代は、ゲーム前は軽食に、ということ以外、食べ物について球団からは特に言われていなかったそうです。
ちなみに小松さんがゲーム前に食べていたのはラーメン、サンドイッチ、うどんなどでした。
 

先発と抑え、投球の違い

ここからリスナーの質問に答えていきます。

「小松さんの母校、星稜高校の奥川投手が注目されてますが、ズバリ、球速は小松さんの高校時代とどちらが速いですか?」(Aさん)

小松「昔のスピードガンと今とは違うでしょって、よく言うんですけどもね。何キロ出ましたかね?」

大谷「江川(卓)さんなんかは140ぐらいですよね。だけど見てると、なんか伸びてる感じ」

小松「あの人は、また全然違うんですよね。ボールにスピンがかかって伸びが凄いんですよ」

自分自身の投球については…。

小松「抑えの時と、先発の時とまた違うんですよね。抑えでデビューした頃は、もう力任せのズドーンッて行く剛速球って感じだったんですけど、先発に回ったら完投を目標に行きますから力を配分しなきゃいけない」

先発に転向してからは8分程度の力で投げていたそうです。

大谷「でも82年の優勝決定戦の時は、流石に力入ったでしょ?行けるところまで飛ばすみたいな感じで」

小松「あの時はまだ23ですし、あれは勝てば優勝ですから、疲れなんて感じる試合じゃないでしょう」

リスナーの質問からずれましたが小松さんの現役時代の話が聞けました。
小松さんは1982年リーグ優勝の胴上げ投手になっています。
 

もし小松監督だったら

「小松さんがドラゴンズの監督を務めるとして、抑えは誰を起用してますか?これから帰ってくるマルティネス投手なのか?復活を期待する鈴木博志投手、さらには現在、クローザーを任されている岡田投手?」(Bさん)

小松「マルチネスがいたらマルチネス。マルチネスかロドリゲスでしょう」

マルチネスを選んだ理由はスピードがあるから。では鈴木投手は?

小松「今のままじゃ無理ですね。コントロールが悪すぎます。あれじゃあ、みんなハラハラしちゃって持たないと思いますよ」

メンタルが強いと言われる岡田俊哉投手については…。

小松「キレで勝負するタイプですね。ちょっと線が細いんで1年はもたないでしょうね」

大谷「この間、ナゴヤドームでイベントに出させてもらって、うちの相方(大地洋輔)が岡田投手のことを学生のバイトだと思ってたんですよ。プロ野球選手にあんな体型の人いないと思ってたらしくて」

小松「また奥さんが小さくて可愛いんですけどもね」

大谷「ちゃんとそこチェックしてるんだ」

小松「二人でいると、ままごとしてるみたいな感じですよ」

大谷「だから俳優さんみたいな感じですよね。それでハートが強いって言うんだから面白いよなあ」
 

昔の抑えは凄かった

「小松さん自身は先発と抑え、どっちが向いていると思いますか?」(Cさん)

小松「両方やりましたけど、先発じゃないかなあ。我々の時は基本、先発完投でやってましたからね。あの頃は3年抑やったら潰れてましたからね」

抑えを3年続けたら潰れていた80年代。やはり毎試合、肩を作らなければいけないからなのでしょうか?

小松「いやいや。イニングが3イニング、2イニング当たり前の時代でしたから」

大谷「1イニングじゃないんですね。今では絶対考えられないような使われ方してたんだ」

鈴木孝政さんが3年で肘を壊して、デビューした小松さんが代わりに抑えを担当したそうです。

小松「鈴木さんは抑えやってて規定回数いって防御率一位を獲りましたからね。今では考えられないです」
 

新しいパワーが台頭

「小松さんから見た梅津晃大投手の状態を教えてほしいです」(Dさん)

梅津投手は東洋大学時代からずっと肩と肘を治療して、来週からようやく一軍ではないかとの噂もあります。
小松さんは「近いうちに間違いなく初先発がある」と断言しました。

最近では7月31日には山本拓実投手の初勝利もあり、ドラゴンズは新しいパワーが台頭して聞いているようです。

小松「若い選手が延びて来てますから、これから2~3年後が楽しみじゃないですか?」

大谷「今年のドラゴンズ、残り44試合ですが、ズバリどうでしょう?」

小松「厳しいですね」

こうハッキリ言い切った小松さんですが、「希望は3位までに入ればいいんですよ」と付け加えました。
(尾関)
 
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2019年08月05日17時09分~抜粋

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