ドラ魂キング

彦野利勝が提言。中日・京田陽太復活のカギはこれ

先日ヤクルトに3連勝したドラゴンズですが、笠原選手、平田選手、福谷選手らに続き、松井雅選手、福田選手、溝脇選手が故障者入りしてしまいました。大谷ノブ彦。

5月27日『ドラ魂キング』では、パーソナリティの大谷ノブ彦が、野球解説者・彦野利勝さんにこの状況について尋ねました。
彦野さんが気にしている問題は、怪我人よりも京田陽太選手の不調のようです。

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故障者が多すぎでは?

「まず何と言っても故障者の数。これ何なんですか?ドラゴンズは呪われてるのか?それとも故障しやすい設備なのか?なんでこんなに多いんですかね?」と彦野さんに質問する大谷。

「よその球団も、それなりにいません?この時期に固まっちゃったみたいなのもありますけど、逆に言ったらラストスパートに向けて、今はちょっとお休みです」と彦野さん。

ヤクルトのように何連敗もしているのならば問題ありですが、代わりの選手が活躍してカバー出来ているので大丈夫だそうです。
 

広島、恐るるに足らず

しかし、大谷の心配はこれだけではありません。

「今のドラゴンズは悪い投手なら打ち崩すことができるんですけど、この先、例えば、カットボールが来るとわかっていても打てない、広島の大瀬良のような良いピッチャーが対戦相手に出てきた場合どうしたらいいんでしょうか?
クライマックスシリーズになった時は、どう対応していくか?が問題だと思うんですね」

すでにクライマックスまで気にかける大谷ですが、彦野さんが逆に聞き返します。

「でも『これはお手上げだ』っていうピッチャー、何人います?野村にしてもね、すごく良いピッチングするのは3回に1回ぐらいでしょ?」

直近の広島相手の連敗は、野村と大瀬良がたまたま好調だっただけで、実は広島の無双でも何でもない、というところでしょうか?

「野村はたぶん打ちやすいピッチャーだと思いますよ。大瀬良と似たようなピッチャーですが、コントロールで勝負してくるタイプなので、大瀬良と比べて球威がないんですよ」
 

彦野さんはどうしてた?

大谷「彦野さんが現役時代の時は、そういうお手上げのピッチャーが出てきた時は?」

彦野「もうお手上げでしたね」

簡潔に答える彦野さんに思わず爆笑する大谷。

揺さぶりでバントをしたりしても、どうしても崩せない日はあるそうです。

彦野「それでも年間、数回ですからね。全部は勝てません。あんまり気にしないほうがいいと思いますよ」

大谷「僕が考え過ぎなのかなあ」
 

ファールで粘れ

現在のドラゴンズについて「もうちょっと抵抗して欲しい」と言う彦野さん。

大瀬良攻略にはこんなアドバイスを。

「思い切って初球、二球目ぐらいのカットボールだけを狙っていくとかね。あのカットボールをヒットにしようと思うからアウトになるんですよ」

インコースに食い込んでくるので特に左バッターはアウトになってしまうと言います。そこで彦野さんは…。

「ファールでいいんです。ファールを何球か打つようにして、向こうに、あれ?って思わすんですよ」

そこで大谷は26日のヤクルト戦を振り返りました。

「代打で亀澤が出てファールで凄く粘ってました。逆に、友永が代打で出た時は、ボール球を振っちゃって簡単に3球で打ち取られた。
同じ凡打でも粘った方が何か一つ残したような気がするんですよね」

彦野「どちらかと言うと、ドラゴンズは淡白に見えるバッターが多い。そんな中、亀澤みたいなタイプのバッターが出てきてくれると、相手は嫌がると思うんですよね」
 

2番は阿部

リスナーから今季のドラゴンズについて、気にかかっている点についてのおたよりが。

「気になっているのは選手の打順を入れ替えていること。特に私としては1番、2番は固定してほしいです。
理想の打順としては広島のタナキク(田中、菊池)であったり、阪神のチカイト(近本、糸原)のような、相手投手に球数を投げさせるような嫌らしさを持ったバッターが1番、2番には良いんじゃないかと思います。

今のドラゴンズには球数を投げさせるような方はいません。昔の井端選手のような選手よ出て来い。彦野さんから見て、今のドラゴンズで理想的な1番、2番のバッターは、どの選手を入れたいですか?」(Aさん)

これに対する彦野さんの回答は「非常に難しいですね…」で始まります。

彦野「僕が思うには、本当は1番は京田がいいんじゃないですか?前にも言ったかも知れませんが、2番は阿部が良いですよ」

阿部選手はしぶとく、勝負強さもあり、反対方向に打つのが非常に上手いそうです。
現在5、6、7番あたりで起用されている阿部選手ですが、彦野さんは断固2番で推しています。
 

難しい京田問題

彦野さんいわく、平田選手がいない今、どうしても大島選手が3番。高橋周平選手は5番で仕事が出来ているのでOKだそうです。

彦野さんの考える打順を整理すると、1番京田、2番阿部、3番大島、4番ビシエド、5番高橋周平となります。そこで気にかかるのは京田選手の絶不調です。

「京田は使わないともっとおかしくなると思いますよ。レギュラーでずっと出てきた二年間でしょ?こういう選手は使わないと、なかなか戻らないんです」

代わりの堂上直倫選手が活躍していますが…。

「この先、使わないなら知らないですけど、使うわけじゃないですか。当然、使いたい選手の一人だと思いますから、僕は使って欲しいなと思いますね」

一筋縄ではいかない京田選手の問題。与田監督はどう考えているのでしょう?  
(尾関)
 
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2019年05月27日17時00分~抜粋

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