元中日ドラゴンズの投手で野球解説者の小松辰雄さんが、12月27日放送のCBCラジオ『ドラ魂KINGに出演しました。
小松さんは自身のコーナー「小松辰雄の直球勝負 ドラ魂ペンタゴン」で、ドラゴンズの現役選手を5項目で評価分析しているのですが、今回は満を持して松坂大輔投手の評価です。
さて、小松さんはどんな評価を下したのでしょうか?
小松辰雄が分析!中日・松坂大輔のスピードとコントロールを補うもの
みなさんの採点は
まず小松さんに先立ち、リスナーからの松坂投手への評価を紹介します。
「スピード8点。変化球8点。メンタル10点。人気10点。将来性8点。合計44点。人気は10点じゃなくて20点にしたいぐらいです」(Aさん)
リスナーからは独自の項目を設けた多数の評価が寄せられましたが、いずれも高かったのは、やはり"人気点"でした。
小松さんの採点は、スピード、コントロール、メンタル、人気、そして将来性ではなくて"影響力"という5項目で判断しました。
その結果、スピード7点、コントロール7点、メンタル10点、人気10点、影響力8点。
合計得点は42点で、うち2項目で最高得点10点となりました。
「スピード8点。変化球8点。メンタル10点。人気10点。将来性8点。合計44点。人気は10点じゃなくて20点にしたいぐらいです」(Aさん)
リスナーからは独自の項目を設けた多数の評価が寄せられましたが、いずれも高かったのは、やはり"人気点"でした。
小松さんの採点は、スピード、コントロール、メンタル、人気、そして将来性ではなくて"影響力"という5項目で判断しました。
その結果、スピード7点、コントロール7点、メンタル10点、人気10点、影響力8点。
合計得点は42点で、うち2項目で最高得点10点となりました。
メンタルと人気は文句なし
小松「2つの10点は問題ないでしょう。"メンタル"は経験豊富ですしピンチには強いですから。フォアボールで押し出して、その後、抑えたこともありましたしね」
満塁を招く場面もありましたが、満塁での被打率は12打数ノーヒットに抑えた松坂投手。
小松「"人気"は10点でも20点でもいいんじゃないでしょうか」
この点はリスナーと同意見のと小松さん。
間近で見ていたチアドラのMIRANOも「今年、ドームの動員数が凄く多かったんですけど、松坂選手が投げる時は大抵満員でしたね」と振り返ります。
「松坂投手の活躍でドームに行く機会が増えました。松坂投手が登板する日は必ず身体が自然とドームに行きたがるんです」(Bさん)
このリスナーの投稿からも、松坂投手の動員力の高さが示されました。
満塁を招く場面もありましたが、満塁での被打率は12打数ノーヒットに抑えた松坂投手。
小松「"人気"は10点でも20点でもいいんじゃないでしょうか」
この点はリスナーと同意見のと小松さん。
間近で見ていたチアドラのMIRANOも「今年、ドームの動員数が凄く多かったんですけど、松坂選手が投げる時は大抵満員でしたね」と振り返ります。
「松坂投手の活躍でドームに行く機会が増えました。松坂投手が登板する日は必ず身体が自然とドームに行きたがるんです」(Bさん)
このリスナーの投稿からも、松坂投手の動員力の高さが示されました。
スピードとコントロール
小松「昔の全盛期のスピードを知ってますしね。38歳ですからスピードが出ないのはしょうがないでしょう。コントロールもそんなに良くないんですよ。フォアボールも多いですから」
"スピード""コントロール"ではいずれも7点をつけた小松さん。この部分を補ったのが先ほどのメンタル面です。
松坂投手は11試合に先発登板してフォアボールが32個。
10試合に先発登板した柳裕也投手の18個、20試合に登板した吉見一起投手の24個と比較すると、やはり多い印象はあります。
"スピード""コントロール"ではいずれも7点をつけた小松さん。この部分を補ったのが先ほどのメンタル面です。
松坂投手は11試合に先発登板してフォアボールが32個。
10試合に先発登板した柳裕也投手の18個、20試合に登板した吉見一起投手の24個と比較すると、やはり多い印象はあります。
何かとある影響力
そして小松さんが最後に加えた項目は"影響力"でした。
小松「今の若い選手ってのは松坂の高校の時を見てますからね。憧れの選手だったと思いますよ」
選手心理として、憧れの先輩と一緒に練習できるだけで影響が出るそうです。
ただし、良い面だけではなく負の面もあるようです。
小松「反対にね、ベテランとしては面白くないところがあると思うんですよ。松坂中心のローテーションになってるわけじゃないですか。それで、ずっと一軍に帯同してて自分の調子の良い時しか投げないわけです」
2018年シーズンの松坂投手は、横浜と阪神と巨人戦に複数回ずつ登板していますが、広島戦とヤクルト戦では1試合も投げていません。
ということは、松坂投手のため当番日を移動した選手がいるということになります。小松さんがつけた8点は、その辺りの事情を差し引いたものです。
小松「今の若い選手ってのは松坂の高校の時を見てますからね。憧れの選手だったと思いますよ」
選手心理として、憧れの先輩と一緒に練習できるだけで影響が出るそうです。
ただし、良い面だけではなく負の面もあるようです。
小松「反対にね、ベテランとしては面白くないところがあると思うんですよ。松坂中心のローテーションになってるわけじゃないですか。それで、ずっと一軍に帯同してて自分の調子の良い時しか投げないわけです」
2018年シーズンの松坂投手は、横浜と阪神と巨人戦に複数回ずつ登板していますが、広島戦とヤクルト戦では1試合も投げていません。
ということは、松坂投手のため当番日を移動した選手がいるということになります。小松さんがつけた8点は、その辺りの事情を差し引いたものです。
伊東ヘッドコーチがさらに鍛える?
ドラゴンズのみならず、他球団に与えた"影響力"も大きかったとのでは?
小松「そりゃあ、あると思いますね。復活したって言うところでね」
来年の松坂投手にはさらなる活躍が期待できるでしょうか?
小松「来年は中6日で投げてもらわないといけないんじゃないでしょうか。今度は伊東勤ヘッドコーチが来ましたから厳しくなりますよ」
伊東ヘッドコーチは西武時代、松坂投手とバッテリーを組んでいたこともあります。
しかし吉見投手のように、中6日でずっと25試合投げるのは難しいのではないでしょうか?
小松「中6日で投げて、一回抹消で2~3週間休んでもいいんじゃないでしょうか。2桁勝てれば一番いいんですけどね」
(尾関)
小松「そりゃあ、あると思いますね。復活したって言うところでね」
来年の松坂投手にはさらなる活躍が期待できるでしょうか?
小松「来年は中6日で投げてもらわないといけないんじゃないでしょうか。今度は伊東勤ヘッドコーチが来ましたから厳しくなりますよ」
伊東ヘッドコーチは西武時代、松坂投手とバッテリーを組んでいたこともあります。
しかし吉見投手のように、中6日でずっと25試合投げるのは難しいのではないでしょうか?
小松「中6日で投げて、一回抹消で2~3週間休んでもいいんじゃないでしょうか。2桁勝てれば一番いいんですけどね」
(尾関)
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