ドラ魂キング

中日ドラゴンズ 田島慎二投手にいろいろ聞いてみました

最強の中日ドラゴンズ応援番組を目指す『ドラ魂KING』。
12/28は、ドラゴンズの田島慎二投手がゲスト出演しました。

初めて開幕から抑えを務めた今季は、チーム最多の63試合に登板して2勝5敗34セーブ、防御率2.87。
2,800万円増の年俸1億1,000万円(推定)で契約更改し、チームの投手で最高年俸となりました。

そんな田島投手に、メインパーソナリティーの久野誠が様々な質問をぶつけていきました。

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初めて抑えをやり通して


―まずは、年末年始はどのように過ごすのでしょう?

田島投手「実家でゆっくりしようと思ってます」

そう、田島投手は名古屋生まれの名古屋育ち。だからこんな暮れも押し詰まった時期に、名古屋のラジオ番組に生出演できるわけです。
シーズン中もちょくちょく実家に帰っては、母親に顔を見せに行っているそうです。親孝行者ですね。

―昨年はシーズン途中から抑えに回りましたが、今年は抑え一本。セーブ数も大台の30を超えました。良いシーズンでしたね?

田島投手「個人的にはそこそこできたかなあと思うんですけど、(チームが5位に低迷したので)やっぱちょっとスッキリしないですね」

―セーブ王のドリス投手(阪神タイガース)が37セーブでした。惜しくもあと3つ。途中で「イケる!」と思う時はありましたか?

田島投手「ドリス投手が3回ぐらい連続してリリーフ失敗したことがあって、これはちょっとチャンスがあるなと思いました。まあでも縁がなかったのかなと」

確かにこれは、チームが終盤にいい感じでリードしていなきゃいけないという縛りがありますから。5位のドラゴンズと2位のタイガースとではどうしてもチャンスに差が出てしまいます。

―シーズンが終わって、疲れはどうですか?

田島投手「身体の疲れは正直言ってないです。全然元気です。ただ、シーズンが終わってみて、気が抜けるというか、ボーッとしてる時間が増えたというか。なかなか野球に対するスイッチが入らなかったですね」

ただこれは、気を張り詰めた状態を引きずってオフを過ごすより、ある程度ボーッとしていた方が精神衛生上良い事なのではないかと思われます。

敵は東京ドーム


―開幕前は、新外国人のアラウホ投手やロンドン投手を抑えに使うことを、森監督は示唆していました。正直「抑えは俺じゃないのか」という気持ちはありませんでしたか?

田島投手「なかったです。任されたところを1年間やろうと思っていたんで」

ところがアラウホ・ロンドン両投手ともサッパリでした。「日本へ観光旅行に来てましたね」という田島投手のジョークも、ドラゴンズファンにとっては「その通り!」と納得することでしょう。

―抑え候補のルーキー・鈴木博志投手が入ってきたこともあり、来季は田島投手をまた中継ぎに戻すという首脳陣の考えもあるようですが…?

田島投手「どうなるかはわかりませんが、自分のやることをしっかりやるだけですね」

―でも、ここまで来たらやっぱり抑えで行きたいという気持ちはありませんか?

田島投手「そうですね、9回を投げたいなとは思うんですけど。
抑えというのは『やりたい、やりたい』というポジションじゃなくて、監督・コーチ・選手みんなから信頼されて『抑えは田島だ』って言ってもらえなきゃいけないので。そのように準備をしていきたいと思います」

―田島投手の唯一の課題は、東京ドームだと思われますが?

田島投手「東京ドーム、(改装とかで)新しくなりませんかね?」

こんなジョークを言いたくなるくらい、東京ドームは田島投手にとって鬼門なのです。
昨季から今季にかけて東京ドームで3戦連続サヨナラ本塁打を打たれてしまい、その後もサヨナラ負けを重ねるなど散々な結果に。
東京ドームでは今季4試合に登板、0勝2敗。防御率はなんと、恐怖の23.14だったのでした。

東京ドームの怪


もちろんできる限りの対策は練っているようで、東京ドームの粘土質のマウンドにフィットするようなスパイクを作ったり、投球フォームにクセがないか映像をじっくり見たり。

そこで久野が田島投手に問いかけます。
「ドラゴンズに入団してから、途中で東京ドームが変わったと思いませんか?」

なぜこんなことを聞いたかというと、実は田島投手、入団1年目の2012年から2014年までの3年間、東京ドームでの防御率が0.00だったのです。
それが2015年は防御率10.13。2016年は11.57。2017年は23.14。

2015年を境に数字が激変しているということで、ひょっとしたらこの時期からマウンドが変わったのではないかという予測が立ったのでした。

当の田島投手はハッキリとした変化は感じておらず、「どうですかね…。粘土質が気になり出したのはそのぐらいの時期だったかも」という、言われてみればそんな気もする的な感想に留まったため、真相は不明です。
とにかく自分から何かを変えていくしかないようです。

くだけた質問もあります


とにもかくにも田島投手は晴れて1億円プレーヤーとなりました。

田島投手「まず、(プロ入り時は)もらえると思ってなかったですし、それはすごい嬉しいですね。でもそれなりに責任も出てくると思うので、若い選手と話ができる時間が取れるように、どんどん食事に連れていきたいと思います」

そんな、しっかりリーダーシップが芽生えた田島投手に、リスナーからの質問もぶつけてみました。

Aさん「敵だったらイヤだなあと思うドラゴンズの野手を教えてください」

田島投手「大島(洋平)さんはイヤですね。京田(陽太)とかもイヤですねー。打ち取った当たりが内野安打になるとイラッとくるんで」

Bさん「ぶっちゃけてください。試合中のスタンドにいるファンの女の子を『この子マジでかわいい』と思ったことはありますか?」

田島投手「アハハハ。あります。マジでかわいいってのはおかしいですけど、『綺麗な子だなあ』と目がいきます」

Cさん「横浜DeNAベイスターズの山崎康晃投手の“康晃ジャンプ”をどう見てますか?田島投手も登場の際に何か盛り上がる応援をやってほしいと思いますか?」

田島投手「もしできれば是非やってほしいですね。やっぱ気持ちいいと思います。その分プレッシャーも大きいとは思いますけど、ファンの方と一体になって野球を盛り上げたいです」

Dさん「ズバリ、抑えるツボが分かっている他球団の選手はいますか?」

田島投手「います。相性かもしれないですけど、ここに投げておけば空振りが取れる、みたいなイメージのある打者はいます」
久野「名前は言わなくていいですからね。このSNSの時代に、どう漏れていくかわからないから。…ゲレーロ(巨人)の攻略法はわかってますね?」
田島投手「はい、ゲレーロは何とかなると思います」

ゲレーロって言っちゃってます(笑)。

Eさん「始球式に来てほしい、デレデレしちゃいそうな女性芸能人は誰ですか?」

田島投手「最近、女優の木村文乃さんが好きなんですよ。来たら写真くらい撮りに行きたいですね」

硬軟合わせ持つ田島投手に来季も期待しましょう。
(岡戸孝宏)

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2017年12月28日18時00分~抜粋

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