名古屋おもてなし武将隊® 戦国音絵巻

信長に反旗を翻し爆死した松永久秀、道連れにした茶道具の名前は?

400年前より現代に蘇りし戦国武将の集団・名古屋おもてなし武将隊(R)が、ラジオ界の天下一を目指す番組『戦国音絵巻』。11月2日の出陣は、織田信長、前田利家、陣笠隊の足軽・踊舞(とうま)の3名でした。

今回は、名古屋おもてなし武将隊11周年を記念したコーナー「士問答(さむらいもんどう)」が行われます。

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今週の問題はこちらじゃ

毎週1名のえまきー(リスナー)が戦国に関する11問に挑戦する士問答。
今日の出題者は織田信長です。どんな問題が出たのでしょうか?早速見てみましょう。

一、戦国の三英傑とは? 

二、織田信長をすべて音読みすると「しょくでんしんちょう」豊臣秀吉を音読みすると「ほうしんしゅうきち」。では「ぜんでんりか」は誰を音読みしたもの? 

三、前田利家が織田信長に謹慎処分を食らっていたにも関わらず、無断で出陣して武功を挙げた今川義元軍との有名な戦いの名前は? 

四、明智光秀が言ったとされる有名なセリフは? 

五、掛詞問答 次の会話の中に隠されている戦国武将は?
「困ったのう、大勢で会議をしたいけども三密を避けなきゃならないしのう…。直接会わないでできる方法ないかのう。もうリモートなりなんなりやればいいのう」

六、掛詞問答 次の会話の中に隠されている戦国武将は?
「この柿ピーおいしいなあ。おいしそうだねえ。儂にもちょうだい。いいよ、じゃあこの柿の種を3粒あげる。あ、ケチみつひでぇ」

七、武田信玄の旗に記された言葉から生まれた四字熟語は?

八、朝倉宗滴が庭で卵から孵して育てた、世界で初めて成功したといわれる生き物は?

九、戦国武将に幼名があるように、生き物にも幼名がある。ではウスバカゲロウの幼名は?

十、松永久秀が織田信長に反旗を翻し、爆死する際に道連れにした茶道具の名前は?

士、将軍・足利義昭が豊臣秀吉に贈り、その後秀吉から前田利家に譲られた前田家の家宝となった刀は?
 

ちなみに正解はこちらです

一、信長・秀吉・家康
二、前田利家
三、桶狭間の戦い
四、敵は本能寺にあり
五、毛利元就
六、明智光秀
七、風林火山
八、鷹
九、アリジゴク
十、平蜘蛛(ひらぐも)
士、大典太光世(おおてんたみつよ)

今週のえまきーさんはなんと全問正解しました。あなたは何問答えられたでしょうか?
 

武将はいかに名茶器を持てることがステータス

「士問答」にも出てきた"平蜘蛛"。

松永久秀は謀反を起こし、この茶器を抱えて爆死したと伝えられています。この爆死を起こした時、松永の謀反は2度目でした。普通なら2度も裏切って許されるとは想像できません。

しかし、信長は「平蜘蛛を献上するなら許す」とまで書状を送り、降伏を促しました。信長もそうとう平蜘蛛が欲しかったのでしょう。
松永久秀は世に知られた茶器をいくつも所持しており、うまく交渉に利用したり、茶会で披露したりしていました。

当時は、茶道が流行り始めた時期。
主君である戦国大名も、領地を分け与えるには限界があります。そのうち、領地ではなく褒美として茶器や刀剣などの名品を与えるようになっていきます。

主君から褒美として名器と言われる茶器を賜ることはとてもありがたいこと。
茶会を開く許可を主君に得て、賜った茶器を用いて茶会を開くことはこの上ない名誉だったのです。

現代に例えるなら、高級な宝飾品や名画を持つような感じでしょうか。
もちろん、信長も名器と呼ばれる茶器は幾つも所持していました。いったいどんな茶器だったのでしょう。本能寺の変でもろとも燃えてしまったことが惜しいばっかりです。
(葉月智世)
 
名古屋おもてなし武将隊® 戦国音絵巻
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2020年11月02日21時11分~抜粋

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