つボイノリオの聞けば聞くほど

何かとネガティブな「ひのえうま」。実はポジティブな意味が

2026年は午年ですが、特に60年に1度の丙午(ひのえうま)の年です。

ひのえうまといえば、「ひのえうま生まれの女性は気性が激しい」「嫁ぎ先に災いをもたらす」などの迷信が流れ、60年前の1966年(昭和41年)の出生数は一時的に少なくなっていました。

しかし、本来は違う意味があるそうです。

1月6日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、午年やひのえうまに関するさまざまな話題を紹介しました。

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午前、午後は何の前や後?

十二支はその年に当てはまるものだけではなく、1年を12に割った季節や1日を12に割った時刻としても使われます。

午(うま)は季節でいえば真夏の頃、時刻ではお昼12時をはさんだ2時間。
昼12時を「正午」、それより前を「午前」、後を「午後」と呼ぶのは、まさに「午」の刻が関わるからです。

また干支の中でも午は縁起の良い動物、神様の使いとして知られ、今も大切にされています。

奈良時代には生きた馬を神社に奉納する風習があったことが知られており、奉納後は神馬(しんめ)と呼ばれ、神事などでも現れたりします。

今も神馬に会える神社

ただ、最近は実際に馬がいる神社は少なくなってきていて、全国では30社ほど。
東海地方では伊勢神宮や多度大社が有名です。

そのうち伊勢神宮の馬は、皇室の牧場である栃木県御料牧場で育てられています。
この神馬は高貴で特別な存在とされ、内宮に2頭、外宮に2頭いますが役目があり、決まった日に正宮に参拝することになっています。

また、社伝によりますと、多度大社は5世紀後半に雄略天皇の代に創建され、「北のお伊勢さん」と呼ばれました。
人々に幸せを運んでくれるという白馬伝説や五穀豊穣を願う5月の上げ馬神事、11月の流鏑馬神事があるなど、馬とゆかりのある神社です。

白馬は昔からその地に住んでいて、人々の願いや祈りを多度山に住む神様に届けて、神様から授かった幸せや喜びを背に乗せて、再び舞い降りてくると語り継がれてきました。

絵馬の発祥は京都の有名神社

神社とゆかりのある馬で思いつくものといえば絵馬。
その発祥は京都の貴船神社とされています。

歴代の天皇が雨乞いの時は黒い馬、晴乞いの時は白い馬を奉納しお祈りしていました。
しかし時代が流れ、実際の馬ではなく馬の形をして色のついた木の板「板立馬」を奉納するようになりました。

これが絵馬の原型で、貴族の間で流行った後、武士の間でも必勝祈願で奉納されるようになり、江戸時代になると庶民の間でも広まり、現代はさまざまな形に発展しています。

馬は縁起が良いということで、さまざまな縁起物として使われています。
例えば馬が9頭走っている姿のデザインを模し、「馬9頭がいく」、「馬9行く」、「うまくいく」ということで、勝負運や金運など9つの運気を表したものがあります。

もうすぐ受験のシーズンですが、今年はさらに馬を元にしたさまざまな縁起物が市場をにぎわしそうです。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2026年01月06日11時12分~抜粋

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