育児の手助けとなるベビー用品。20年ほど前から抱っこひもやチャイルドシートなど多数のアイテムが販売されています。
しかし4月11日に日本経済新聞が報じたところによると、最近抱っこひもの誤った使い方が原因となる落下事故が多発しているそうです。
この日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、パーソナリティの天野なな実がこの記事をピックアップし、竹地祐治アナウンサーとともに解説しました。
抱っこひもによる事故が増加
抱っこひもとは、お母さんが赤ちゃんを前にして前向きに抱っこしながら歩けるようにするアイテムで、肩や腰に布やベルトをかけて使用します。
出かける時に歩きやすいですし、家事をしている時も抱っこしやすいことからよく使われているものです。
ただ、赤ちゃんが抱っこひもからすり抜けて落下してしまう事故が多発しており、国民生活センターが把握できただけでも、2019年度以降には138件もの事故が起きているとのことです。
出かける時に歩きやすいですし、家事をしている時も抱っこしやすいことからよく使われているものです。
ただ、赤ちゃんが抱っこひもからすり抜けて落下してしまう事故が多発しており、国民生活センターが把握できただけでも、2019年度以降には138件もの事故が起きているとのことです。
実際に起きた事故の例
2024年4月には、保護者が立った状態で抱っこひもを留め具で固定しようとした際、肩ひもがずれてしまい、生後2か月の男の子が頭から落下してしまった事故がありました。
竹地「立った状態でつけるのはそもそも良くないですよね。だいたいイスに座ったり、低い姿勢で取り付ける。でないと、こどもがその位置が高すぎるっていうことがありますもんね。
ただ、初めてのお子さんだと気が回らないっていうこととか、今どんどん家庭の中に大人がいなくなっちゃってますよね」
天野「一緒に見てくれる人が少ないんですよね」
竹地「とすると、その人の判断だけでやっちゃうっていうのはチェックが効いてないから、怖いと言えば怖い」
竹地「立った状態でつけるのはそもそも良くないですよね。だいたいイスに座ったり、低い姿勢で取り付ける。でないと、こどもがその位置が高すぎるっていうことがありますもんね。
ただ、初めてのお子さんだと気が回らないっていうこととか、今どんどん家庭の中に大人がいなくなっちゃってますよね」
天野「一緒に見てくれる人が少ないんですよね」
竹地「とすると、その人の判断だけでやっちゃうっていうのはチェックが効いてないから、怖いと言えば怖い」
事故が増えてきた要因
また2023年9月には、乳児が抱っこひもの横側からすり抜けて玄関先のコンクリートに落ちてしまい、頭の骨を折る事例もありました。
このすり抜けという事例は多く、抱っこひもに関する着用中落下事故の中でも約7割を占めているとのことです。
竹地「抱っこひももすり抜けが起きないようにと開発されているはずなので、付け方の問題なんですかね」
落下事故が多くなってきている原因には、最近の傾向があるようです。
最近は知人に譲ってもらったものや、ネット取引などで買った中古品が増えてきており、全体の14.8%、前年度から2倍ほどに増えているそうです。
新品とは異なり取扱説明書がないことが多く、正しい使い方を認識した上で使用しているケースが増えていることが考えられます。
このすり抜けという事例は多く、抱っこひもに関する着用中落下事故の中でも約7割を占めているとのことです。
竹地「抱っこひももすり抜けが起きないようにと開発されているはずなので、付け方の問題なんですかね」
落下事故が多くなってきている原因には、最近の傾向があるようです。
最近は知人に譲ってもらったものや、ネット取引などで買った中古品が増えてきており、全体の14.8%、前年度から2倍ほどに増えているそうです。
新品とは異なり取扱説明書がないことが多く、正しい使い方を認識した上で使用しているケースが増えていることが考えられます。
便利な品も安全に注意して使うべき
ただ、竹地は「今はインターネットの時代なので、メーカーが取扱説明書をダウンロードできるように置いていたりするはずですけどね」と指摘。
安全に関するものですので、十分に調べた上で使う必要がありそうです。
天野「それだけ警戒している心配な親は、それだけ調べていたり安全な使い方を事前に調べていると思うんですけど」
将来、もしこどもに抱っこひもを使う際はきちんと取扱説明書を見たり、いろいろな話を聞いて安全に使っていかなければならないと続けました。
(岡本)
安全に関するものですので、十分に調べた上で使う必要がありそうです。
天野「それだけ警戒している心配な親は、それだけ調べていたり安全な使い方を事前に調べていると思うんですけど」
将来、もしこどもに抱っこひもを使う際はきちんと取扱説明書を見たり、いろいろな話を聞いて安全に使っていかなければならないと続けました。
(岡本)
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