CBCラジオ #プラス!

中日ドラゴンズ・石川昂弥選手「守備は打撃に繋がっている」

1月26日放送の中日ドラゴンズの情報番組『サンデードラゴンズ』(CBCテレビ)に、中日ドラゴンズの石川昂弥選手が出演しました。
オンエア終わりにぽろっと「僕はバッティングに関して聞かれることが多いんですけど、自分は守備を大事にしているんですよね」とMCの光山雄一朗アナウンサーに言っていたそうです。

翌27日の『CBCラジオ #プラス!』では、光山アナが石川選手の「守備と打撃」について話しました。

[この番組の画像一覧を見る]

荒木コーチの教えだった

愛知県出身の石川選手は2019年のドラフト1位で中日ドラゴンズに入団し、今シーズンで6年目。
「未来の主砲」と言われており、光山も今年のブレイクを期待しています。

だからこそバッティングに関して取材されることが多いですが、本人は守備を大事にしているんだとか。
光山が話を伺ってみると、石川選手にとって守備はバッティングに繋がるというのです。

この考えに至ったきっかけは石川選手入団3年目の2022年。
当時内野手走塁コーチだった荒木雅博さんがこの大切さを石川選手に教えたそうです。

守備の何が打撃に繋がる?

では、守備の何が打撃に繋がるのでしょうか?

石川選手はいくつか挙げていたそうですが、その中から光山が紹介したのは「間を取る感覚」。

守備中にゴロが転がってきた時、ボールに対して自分が突っ込んでいくのではなく、そのボールと自分の身体の間合いを作ってボールを取る感覚。
これがバッティングでも打者として構えている時に、ピッチャーから放たれたボールと自身の身体の間合いの感覚に繋がってくるそうです。

もうひとつ例に挙げたのが「下半身を使うこと」。
守備で下半身を使って1塁へと送球する動きが、下半身を使ったバッティングフォームに繋がっていくそうです。

アウトのためにボールを捌くだけではなく、打撃に通ずる動きを大切にして守備にも取り組んでいる石川選手。
「守備ひとつひとつの動作の意味を僕は考え抜いています」と語っていたそうです。

打撃の調子が悪い時は守備練習

打撃の調子が悪くなった時、もちろんバッティングのフォームやバットの軌道を確認します。

しかし石川選手はさらにノックの本数を増やし、守備練習をたくさんするそうです。
そこで下半身の使い方や動きなどを確認しながら打撃練習へと向かっていくとのこと。

入団3年目に荒木さんから教わった「守備は打撃に繋がる」。
「この大切さが徐々に意味が分かってきた」と、石川選手は成長の手応えを感じていました。

もうすぐ沖縄キャンプ

1週間を切った沖縄キャンプ。

光山「キャンプ行かれる方は、誰がどこで守備練習をやっているかなんかを見ると、ちょっと楽しいかもしれませんね」

井上一樹監督をはじめとする首脳陣がどういう構想で今シーズンのドラゴンズを考えているのかが見えてきそうです。

石川選手自身はサードを希望し、井上監督もまずはサードを挑戦させる予定だと発言しています。
沖縄キャンプでは石川選手の守備練習も要チェックですね。
(ランチョンマット先輩)
 
CBCラジオ #プラス!
この記事をで聴く

2025年01月27日08時25分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報

×