つボイノリオの聞けば聞くほど

「食べたくなる映画」とアナウンサーが絶賛。映画『グランメゾン・パリ』

昨年12月30日から上映され、大ヒット中の映画『グランメゾン・パリ』(監督:塚原あゆ子)。
2019年秋、TBS系日曜劇場でテレビ放送された『グランメゾン東京』を映画化した作品です。

1月16日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』ではこの作品を鑑賞した宮部和裕アナウンサーが、つボイノリオに本作の感想を述べました。

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見た目と音で食べたくなる

テレビドラマ『グランメゾン東京』は、木村拓哉さん演じる型破りなフランス料理シェフと、鈴木京香さん演じる絶対的な味覚を持つシェフを中心にレストランのメンバーが、世界最高の三つ星レストランを目指し奮闘するというストーリー。
熱い人間ドラマが濃密に描かれ、大人の青春をかけたヒューマンドラマとして人気を博しました。

お正月に映画館に足を運んだ宮部アナですが、大人気で劇場内はかなり混んでいたそうです。
いくつかの魅力のポイントをつボイに語りました。

ひとつ目に挙げたのは「食べたくなる映画」とのこと。
大スクリーンに広がるグルメのビジュアルはもちろん音も魅力だとか。
例えばメインディッシュの肉のパイ包みにナイフとフォークを入れる“サクッ”という音が、食欲に訴えるそうです。

パリでの撮影環境

続いて「現地ロケの環境」を挙げる宮部アナ。

本作はパリでロケ撮影が行われ、日本から渡ったキャスト、キャストに加え、現地スタッフ、キャストもいます。

撮影においては、休憩時間を1時間設けること、食事は着座の上、必ず温かいものを用意すること、などの契約になっているそうです。
土日は基本休みで、稼働する場合は全員の同意が必要という条件もあったとか。

時間や待遇を含め、撮影環境の良さが作品の出来に表れたかもしれないとのことです。

料理に関わる人の誇りとプレッシャー

3つ目に宮部アナが挙げたのは、もちろん「料理」。
本作の料理監修はアジア人で初めて三つ星を獲得した現役のシェフである小林圭シェフです。

日本人が本場フランスで三つ星を獲得するのは容易ではありません。
作品に登場するフランス人による「フランス人がもし東京でお寿司屋を開いたら、日本人は一流のマグロをその人に卸してもらえますか?」というセリフが、特に印象に残ったという宮部アナ。

自国のフランス人シェフだけではなく、食材の卸業者や生産者たち方の誇りと、本場ゆえのプレッシャー。それが日本人にはわかるのか?という意味だと宮部アナは感じたそう。

また最後に、本作は主演だけに頼ったのではなく、スタッフとキャストとのチームワークで作られた作品だと実感した宮部アナ。
作中の「ウィ、シェフ」は、その団結力を象徴する言葉と捉えたそうです。
(みず)
 

チームの力

フランス料理の歴史は、時に中華やアジアや和の要素も取り入れながら続いているそうです。
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2025年01月16日11時10分~抜粋

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