愛知県名古屋市に本社を置き、喫茶店チェーン・珈琲所コメダ珈琲店などを展開している株式会社コメダでは、食材のリサイクルに取り組んでいます。
12月4日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがこの取り組みを紹介します。
コメダ珈琲店が取り組む、卵のリサイクル
食品リサイクルのループ形成
リスナーからこんな投稿が寄せられました。
「コメダが自社のパン工場から出るパンの切れ端(パン残渣)を活用した食品リサイクルの輪を作ったそうです。さすがコメダですね」(Aさん)
これは、11月21日に同社から発表されたプレスリリースのことです。
「農林水産省、環境省ならびに厚生労働省による食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画」の認定を取得。愛知県内の3つのパン工場から排出された約60tのパン残渣を、食品循環資源として鶏の飼料にリサイクルし、養鶏に使用、養鶏場にて生産された鶏玉子をお客様に提供するリサイクルループを構築いたしました」
「コメダが自社のパン工場から出るパンの切れ端(パン残渣)を活用した食品リサイクルの輪を作ったそうです。さすがコメダですね」(Aさん)
これは、11月21日に同社から発表されたプレスリリースのことです。
「農林水産省、環境省ならびに厚生労働省による食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画」の認定を取得。愛知県内の3つのパン工場から排出された約60tのパン残渣を、食品循環資源として鶏の飼料にリサイクルし、養鶏に使用、養鶏場にて生産された鶏玉子をお客様に提供するリサイクルループを構築いたしました」
とても効率的なリサイクル
具体的には、コメダのパン工場から出たパン残渣を、名古屋市の中部有機リサイクル株式会社に送り、ここで乾燥させた飼料化。中部有機リサイクル株式会社から小牧市で養鶏等を行う株式会社クレストへ送り、鶏の資料として活用。
その株式会社クレストで鶏が産んだ卵をコメダ珈琲店の店舗で利用するという循環ループができたのです。
つボイ「自社で出たパン残渣をリサイクルして、またリサイクルから生まれた卵を使う。ゆで卵がついたコメダのモーニング、いつも賑わっていますけど素晴らしい取り組みです」
食品リサイクルループとは、食品関連事業者(コメダ)、再生利用事業者(中部有機リサイクル株式会社)、農林漁業者(株式会社クレスト)が連携して、食品廃棄物を飼料にリサイクルし、その飼料を使用して動物や野菜などを育てる循環モデルのこと。
今回の認定も、まさにこのリサイクルループに該当しており、特に家畜の飼料の値段(輸入コスト等)が高騰している今、とても有益なリサイクルループだと言えるでしょう。
その株式会社クレストで鶏が産んだ卵をコメダ珈琲店の店舗で利用するという循環ループができたのです。
つボイ「自社で出たパン残渣をリサイクルして、またリサイクルから生まれた卵を使う。ゆで卵がついたコメダのモーニング、いつも賑わっていますけど素晴らしい取り組みです」
食品リサイクルループとは、食品関連事業者(コメダ)、再生利用事業者(中部有機リサイクル株式会社)、農林漁業者(株式会社クレスト)が連携して、食品廃棄物を飼料にリサイクルし、その飼料を使用して動物や野菜などを育てる循環モデルのこと。
今回の認定も、まさにこのリサイクルループに該当しており、特に家畜の飼料の値段(輸入コスト等)が高騰している今、とても有益なリサイクルループだと言えるでしょう。
持続可能な喫茶店
ちなみに、コメダが行っているリサイクルは食品以外にもあります。
閉店した店舗で使っていたソファーやテーブルなどの古材を捨てずに修繕し、再利用。「ステナイお店」を実践しています。
小高「あの独特の座り心地、自宅に欲しいって言う人もいるんじゃないですか?」
何度もワックスをかけ、丁寧に修繕しながら利用することで、味のある店内を実現しています。
また、森林保護にも積極的で「コメダの森」として森林保全に関する活動をおこなったり、コーヒーかすを再利用する「コーヒー物語」など、環境にやさしい取り組みを続けることで企業としての責任を果たしているのです。
森林伐採による干ばつや水害の発生、現在のコーヒー豆の生産地の半分が栽培に適さなくなる危機になると言われる「珈琲2050年問題」など、まさに他人事ではない問題ばかり。
企業として持続するためにも、こうした活動に積極的に取り組んでいます。
まさに「持続可能な喫茶店」として成長するコメダでした。
(葉月智世)
閉店した店舗で使っていたソファーやテーブルなどの古材を捨てずに修繕し、再利用。「ステナイお店」を実践しています。
小高「あの独特の座り心地、自宅に欲しいって言う人もいるんじゃないですか?」
何度もワックスをかけ、丁寧に修繕しながら利用することで、味のある店内を実現しています。
また、森林保護にも積極的で「コメダの森」として森林保全に関する活動をおこなったり、コーヒーかすを再利用する「コーヒー物語」など、環境にやさしい取り組みを続けることで企業としての責任を果たしているのです。
森林伐採による干ばつや水害の発生、現在のコーヒー豆の生産地の半分が栽培に適さなくなる危機になると言われる「珈琲2050年問題」など、まさに他人事ではない問題ばかり。
企業として持続するためにも、こうした活動に積極的に取り組んでいます。
まさに「持続可能な喫茶店」として成長するコメダでした。
(葉月智世)
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