CBCラジオ『たっちゃん部』は、愛知・岐阜・三重の3県の高校生たちによるラジオ番組コンテスト「トーク甲子園2024」優勝者にして現役高校2年生のたっちゃんが、「たっちゃん部」部長として自由気ままに活動する放課後青春バラエティ番組です。
11月19日の放送は先週に引き続き「OB訪問回」。「トーク甲子園」初代優勝者のイブキさんがゲストとして登場しました。
初代王者・イブキに聞く!放送部で培った声の磨き方と高校生活を輝かせる方法
猫だまし?の一言に注目!
「インゲンは食べられる豆である。グレープ・パスタル」
今回は、たっちゃんのこんな一言からスタート。冒頭に迷言を発するのが、この番組の定番となってきました。
「どういうことですか(笑)」と意味を尋ねるイブキさんに、「リスナーの皆様に軽い猫だましをプレゼントしようかな、みたいな」と返すたっちゃん。
これはもちろん「人間は考える葦である。ブレーズ・パスカル」のパロディです。
たっちゃん「これからもこういうのをやっていくと思うんで、『何言ってんだこいつ?』で止まらずに、ぜひ『彼は何を伝えようとしているんだろう』と。宇宙人と交信してるぐらいの気持ちで心で会話しましょう」
なるほど。たっちゃんの冒頭の一言が、ますます楽しみになってきました。
今回は、たっちゃんのこんな一言からスタート。冒頭に迷言を発するのが、この番組の定番となってきました。
「どういうことですか(笑)」と意味を尋ねるイブキさんに、「リスナーの皆様に軽い猫だましをプレゼントしようかな、みたいな」と返すたっちゃん。
これはもちろん「人間は考える葦である。ブレーズ・パスカル」のパロディです。
たっちゃん「これからもこういうのをやっていくと思うんで、『何言ってんだこいつ?』で止まらずに、ぜひ『彼は何を伝えようとしているんだろう』と。宇宙人と交信してるぐらいの気持ちで心で会話しましょう」
なるほど。たっちゃんの冒頭の一言が、ますます楽しみになってきました。
『ここでイッセキ』の魅力
というわけで、イブキさんを迎えての『たっちゃん部』がスタート。「先人に学ぼう」というテーマで、たっちゃんがイブキさんを質問攻めにします。
まずはイブキさんの紹介から。
愛知県の大学に通う現役大学生のイブキさんは現在、「Spotify」のポッドキャスト番組『ここでイッセキ』を担当。
同じくラジオ業界を志す、広島県在住のミツヒコさん、大分県在住の白田まもるさんと3人で番組作りをしています。
たっちゃんも、もちろん聞いているそう。
たっちゃんによると「学校の仲良しグループが、休み時間にわちゃわちゃしている空気を、隣の席で見ている気分になれる番組」とのことです。
まずはイブキさんの紹介から。
愛知県の大学に通う現役大学生のイブキさんは現在、「Spotify」のポッドキャスト番組『ここでイッセキ』を担当。
同じくラジオ業界を志す、広島県在住のミツヒコさん、大分県在住の白田まもるさんと3人で番組作りをしています。
たっちゃんも、もちろん聞いているそう。
たっちゃんによると「学校の仲良しグループが、休み時間にわちゃわちゃしている空気を、隣の席で見ている気分になれる番組」とのことです。
滑舌を鍛えた「外郎売」
たっちゃんがまず聞きたいのは、イブキさんの“いい声”について。
イブキさんがラジオ業界を志して高校の放送部に入部してから4年。そこから、今のスッと入ってくる聞きやすい声に変わった秘訣を聞きたいといいます。
イブキ「発声方法は絶対変わってると思う。俺、滑舌が得意ではなかったから、それはめちゃめちゃ鍛えてもらえましたね」
イブキさんが発声練習をしたのは、滑舌を鍛えるための練習や、朗読やスピーチの発声練習にも使われることが多い、歌舞伎の「外郎売(ういろううり)」。
この口上の練習でイブキさんは、苦手な言葉に気づいたそうです。
イブキさんがラジオ業界を志して高校の放送部に入部してから4年。そこから、今のスッと入ってくる聞きやすい声に変わった秘訣を聞きたいといいます。
イブキ「発声方法は絶対変わってると思う。俺、滑舌が得意ではなかったから、それはめちゃめちゃ鍛えてもらえましたね」
イブキさんが発声練習をしたのは、滑舌を鍛えるための練習や、朗読やスピーチの発声練習にも使われることが多い、歌舞伎の「外郎売(ういろううり)」。
この口上の練習でイブキさんは、苦手な言葉に気づいたそうです。
「苦手な部分を知ること」が大切
イブキさんが苦手なのは「繻子緋繻子繻子繻珍」(しゅすひじゅす じゅすじゅちん)などの、サ行音と拗音が混ざった部分。
イブキ「個人でやってたら、外郎売の存在も知らなかったし。『こんな風に声出すのか』ってのを知らなかったから。それを教えてくれる先生や先輩がいたからこそ、『俺はここが苦手なんだな』っていうのを知れた」
たっちゃん「誰かとやることで、客観的な視点を持てたんですね」
イブキ「『イブキくん、そこ苦手だね』『確かに!』っていう気付きをもらえたのはめっちゃデカかったし、成長できたとこだなって思いますね」
イブキさんの話から、部活の良さに気づいたたっちゃんです。
イブキ「個人でやってたら、外郎売の存在も知らなかったし。『こんな風に声出すのか』ってのを知らなかったから。それを教えてくれる先生や先輩がいたからこそ、『俺はここが苦手なんだな』っていうのを知れた」
たっちゃん「誰かとやることで、客観的な視点を持てたんですね」
イブキ「『イブキくん、そこ苦手だね』『確かに!』っていう気付きをもらえたのはめっちゃデカかったし、成長できたとこだなって思いますね」
イブキさんの話から、部活の良さに気づいたたっちゃんです。
フィーバー状態からの大反動
続いてたっちゃんが聞きたいのは、「オンとオフの切り替え」について。
これに「めっちゃある!」と笑うイブキさん。オンエア直前に「よし頑張るぞ」と気持ちを入れて、普段の声の1~2割増しの高さで話しているそうです。
終わったら即座にオフにできるそうですが、たっちゃんはこの切り替えが苦手。
収録が終わった後の帰りの車でも「フィーバー状態」が続いてしまいます。
その変わり反動が大きく、例えば軽音楽部のライブイベントで100%の力を出し切ると、1週間くらいは「無」の状態になることも。
たっちゃん「テストとかもそうなんですけど。ギアを上げるとその後オフになっちゃう。入ったら長いけど、切れたあとも長い、みたいな」
たっちゃんのオンオフの切り替えスイッチは、かなり大きいようです。
これに「めっちゃある!」と笑うイブキさん。オンエア直前に「よし頑張るぞ」と気持ちを入れて、普段の声の1~2割増しの高さで話しているそうです。
終わったら即座にオフにできるそうですが、たっちゃんはこの切り替えが苦手。
収録が終わった後の帰りの車でも「フィーバー状態」が続いてしまいます。
その変わり反動が大きく、例えば軽音楽部のライブイベントで100%の力を出し切ると、1週間くらいは「無」の状態になることも。
たっちゃん「テストとかもそうなんですけど。ギアを上げるとその後オフになっちゃう。入ったら長いけど、切れたあとも長い、みたいな」
たっちゃんのオンオフの切り替えスイッチは、かなり大きいようです。
舞台裏から見た「人前に出る楽しさ」
最後に、たっちゃんがイブキさんに聞きたいのは、現役大学生の視点から見た「高校生のうちにやっておいた方がいいこと」です。
人前に出ることが好きだというたっちゃんに、イブキさんは「文化祭とかのステージは、出れるんだったら出た方がいいかも」とアドバイス。
放送部や生徒会で裏方を担当していたイブキさんは、表に出て活躍する人の楽しそうな表情や盛り上がる体育館のステージを見て、「すごいな」「かっこいいな」と思っていたそうです。
イブキ「そこでしかきっと味わえないから。ぜひそういうので楽しんでみてください」
舞台裏で見守る立場を経験しているからこその言葉ですね。
というわけで、2週連続の「OB訪問」はここまで。
大先輩イブキさんからのアドバイスを胸に、また新たな一歩を踏み出すたっちゃんでした。
(minto)
人前に出ることが好きだというたっちゃんに、イブキさんは「文化祭とかのステージは、出れるんだったら出た方がいいかも」とアドバイス。
放送部や生徒会で裏方を担当していたイブキさんは、表に出て活躍する人の楽しそうな表情や盛り上がる体育館のステージを見て、「すごいな」「かっこいいな」と思っていたそうです。
イブキ「そこでしかきっと味わえないから。ぜひそういうので楽しんでみてください」
舞台裏で見守る立場を経験しているからこその言葉ですね。
というわけで、2週連続の「OB訪問」はここまで。
大先輩イブキさんからのアドバイスを胸に、また新たな一歩を踏み出すたっちゃんでした。
(minto)
関連記事