ドラ魂キング

ずっと匂いを嗅いでいたいお湯?山口県俵山温泉の共同浴場「町の湯」

毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。

10月17日の放送で紹介したのは、山口県長門市の俵山温泉にある共同浴場「町の湯」。
歴史のある温泉街として知られる俵山温泉、どんな特徴のある温泉なのでしょうか?

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運転が大変

俵山温泉まで、CBCのある名古屋市中心部から664キロ。

公共交通機関では、新幹線で山口県の厚狭(あさ)駅まで行き、そこからJR山陽本線に乗り換えて小月駅で下車。さらにバスに乗り換えて1時間半かかります。
有名な温泉ですが駅の近くというわけではなく、名古屋駅から上手く乗り継いでも5時間半。

車で行った高田アナは、中国自動車道の最寄りインターで降りて、さらに45分ほど、延べで8時間ほどでかけて到着したそうです。

高田「私のナビでは、途中、湖の周囲を走る道を通らされるわけです。この道が片側一車線ないぐらいの狭さ。しかも対向車がめちゃめちゃ多い。すれ違うのが大変でした」

歩いても楽しい

運転難易度が高い道を通り、しばらく走ると温泉街に到着。周囲は歴史ある木造の旅館ばかりだそうです。
なお駐車場までの道のりも細い上に、歩行者優先なので要注意。

高田「これまでこんだけ狭い道を走って来たのにどうしたんだ?と言うぐらい広い駐車場が待ってます。車停める事に関しては全く心配なくいけます」

俵山温泉は湯量がそれほど豊富ではなく、旅館に温泉が引かれていないケースが多いそうです。そのため観光客のみなさんは、旅館から共同浴場に歩いて入りに行くスタイル。

地元の人曰く「昔に比べて旅館が減った」とのことですが、歴史ある町並みは残っていて、散策しても楽しめると高田アナ。

結構混むかも

高田が行った共同浴場「町の湯」は、駐車場からのんびりと歩いても5分程で到着。

入場料は券売機で580円。受付を入ると右側に浴場スペースがあります。脱衣場には格子型の荷物置きと鍵のかかるロッカーがあるそうです。

ロッカーが多い割には脱衣場はそう広くないそうで、夕食後は混雑するのではと高田アナ。
周りの旅館から入りに来るのでかなりの混雑が想定されます。

高田「ちなみに私が行ったのは3時~4時の間。おそらくはあんまりお客さんで混まない時間かと思うんですが、それでも結構な人でした」

温泉にいるんだなあ

浴場には洗い場が5ヵ所で、シャンプーとボディーソープが完備されています。
5人ほどは入れる浴槽が2つ。片側がかけ流し浴槽。もう片方がかけ流しではない浴槽。お湯がかけ流しの浴槽から、もう一つの浴槽に流れて行くとのこと。

高田「ということで、私はかけ流しの方に長くいさせてもらいました」

かけ流し浴槽は無色透明。泉質はアルカリ泉単純温泉で肌にしっとりとした浴感。温度は41.2度で長湯もできるそうです。

ほんのりと香るゆで卵の香りが「温泉にいるんだなあ」と実感させるとか。

ずっと嗅いでいたい

高田「かけ流し口からこんこんと流れているお湯をすくうと、ゆで卵の香りが相当強くなります。ゆで卵の香りに、甘い香りも混ざってイイ感じの香りになっています」

温泉マニアの高田アナによれば、こうした甘く感じるゆで卵の香りがする温泉と時々出会うそうです。

高田「いつまでもすくって匂いを嗅いでいたいんですけど、かけ流し口を独占するといけませんのでほどほどにしました」

大きくはない浴場ですが常時10人はいて、ただでさえ混む温泉です。

高田「俵山温泉はいわゆる外湯文化ですので、混むのはやむを得ないと思います」

俵山温泉には他にも共同浴場があり、中には露天風呂もある共同浴場もあるそうです。時間のある方には梯子して楽しむのを勧める高田アナ。

ちなみに町の湯の受付の左側は飲泉スペースになっているそうです。

高田「入浴前後で必ず飲んでいただきたい。胃に優しい感じがいたします。飲んでも楽しい温泉。山口県長門市俵山温泉でした」 
(尾関)
 
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2024年10月17日16時30分~抜粋

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