9月23日放送の『CBCラジオ #プラス!』では「秋の食祭り」と題して、セントライ青果株式会社の暮石さんから旬の野菜や果物について話を伺いました。
こちらでは、「りんご」について取り上げます。おいしいりんごの見分け方、ご存じですか?
ポイントは黄色いお尻?おいしい「りんご」の見分け方
1年中食べられる理由
りんごはさまざまな品種と産地、そして優れた貯蔵技術もあるため、季節を問わず長い期間食べることができます。
8月のお盆ごろから10月上旬頃までは「サンつがる」や「きおう」、9月末から11月中旬頃は「秋映(あきばえ)」「シナノスイート」「早生ふじ」「トキ」などの中生種、11月以降は「サンふじ」や「王林」などの晩生種が店頭に並びます。
年明けの1月から8月にかけては、青森県産を中心とした「貯蔵りんご」が出荷されているそうです。
8月のお盆ごろから10月上旬頃までは「サンつがる」や「きおう」、9月末から11月中旬頃は「秋映(あきばえ)」「シナノスイート」「早生ふじ」「トキ」などの中生種、11月以降は「サンふじ」や「王林」などの晩生種が店頭に並びます。
年明けの1月から8月にかけては、青森県産を中心とした「貯蔵りんご」が出荷されているそうです。
「洗って丸かじり」が一番!
ヨーロッパでは「りんごが赤くなれば医者が青くなる」と言われるほど、りんごにはカリウム、リンゴ酸、ビタミンC、ポリフェノール、食物繊維などのたくさんの栄養が含まれています。
特に皮の付近に多くの栄養があるため、りんごは皮つきで食べるのがおすすめ。
暮石さんのおすすめは「洗って丸かじり」だそう。ただし歯には注意が必要です!
おなじみの「サンふじ」は、完熟すると蜜が入る品種。貯蔵性にも優れているため、一番長い期間食べられるりんごです。
黄色い「シナノゴールド」や「ぐんま名月」、赤黒い「秋映」、きみどり色の「夏緑(なつみどり)」や「王林」など、見た目もカラフルな品種が日本には約2,000種類あると言われているそうです。
暮石さんは、8月に登場する「シナノレッド」や「シナノリップ」、そしてこれから登場する「秋映」がお気に入りだそう。
特に皮の付近に多くの栄養があるため、りんごは皮つきで食べるのがおすすめ。
暮石さんのおすすめは「洗って丸かじり」だそう。ただし歯には注意が必要です!
おなじみの「サンふじ」は、完熟すると蜜が入る品種。貯蔵性にも優れているため、一番長い期間食べられるりんごです。
黄色い「シナノゴールド」や「ぐんま名月」、赤黒い「秋映」、きみどり色の「夏緑(なつみどり)」や「王林」など、見た目もカラフルな品種が日本には約2,000種類あると言われているそうです。
暮石さんは、8月に登場する「シナノレッド」や「シナノリップ」、そしてこれから登場する「秋映」がお気に入りだそう。
お尻の色をチェック
りんごを選ぶ際に見るべきところは、なんと「お尻」の部分。
同じような赤いりんごでも、地の色が「緑っぽいもの」と「黄色っぽいもの」があるそうです。
品種にもよりますが、地色が黄色っぽいものは「完熟」の証拠。
さらに、全体が赤いりんごと、縦に赤い縞が入ったりんごがある場合は、縞がしっかり入っているものがおすすめとのことです。
りんごは熟成を進める「エチレンガス」を出すため、そのまま冷蔵庫で保存をすると、ほかの野菜や果物も早く傷んでしまうことがあります。
ガスが漏れないように、ポリ袋に入れて口をしっかり縛って保存するのがベスト。
冷蔵庫に入りきらない場合は、風通しの良い、できるだけ温度の低いところで保存する方が良いそうです。
同じような赤いりんごでも、地の色が「緑っぽいもの」と「黄色っぽいもの」があるそうです。
品種にもよりますが、地色が黄色っぽいものは「完熟」の証拠。
さらに、全体が赤いりんごと、縦に赤い縞が入ったりんごがある場合は、縞がしっかり入っているものがおすすめとのことです。
りんごは熟成を進める「エチレンガス」を出すため、そのまま冷蔵庫で保存をすると、ほかの野菜や果物も早く傷んでしまうことがあります。
ガスが漏れないように、ポリ袋に入れて口をしっかり縛って保存するのがベスト。
冷蔵庫に入りきらない場合は、風通しの良い、できるだけ温度の低いところで保存する方が良いそうです。
「すりおろしリンゴの生姜焼き」
続いては、お待ちかねの「りんごのおいしい食べ方とレシピ」のコーナーです。
「すりおろしリンゴの生姜焼き」
1.皮付きのりんご1/4玉と生姜1かけ(または1/2かけ)をすりおろし、醤油大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1/2を合わせてタレを作ります。
2.フライパンに油を入れて熱し、豚肉を入れて焼きます。
豚肉に火が通って色が変わったら一度取り出し、フライパンの油を拭き取ります。
3.フライパンに焼いた豚肉を戻し、タレを加えて汁気がなくなるまで煮詰めたら完成です。
りんごをすりおろすことでタレが肉に絡みやすくなります。りんごのやさしい甘さが豚肉にとても合うそうです。
「すりおろしリンゴの生姜焼き」
1.皮付きのりんご1/4玉と生姜1かけ(または1/2かけ)をすりおろし、醤油大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1/2を合わせてタレを作ります。
2.フライパンに油を入れて熱し、豚肉を入れて焼きます。
豚肉に火が通って色が変わったら一度取り出し、フライパンの油を拭き取ります。
3.フライパンに焼いた豚肉を戻し、タレを加えて汁気がなくなるまで煮詰めたら完成です。
りんごをすりおろすことでタレが肉に絡みやすくなります。りんごのやさしい甘さが豚肉にとても合うそうです。
光山シェフの腕前は?
そしてここで唐突に「ミッチーズキッチン」がスタート!
光山雄一朗アナウンサーが前日に作ったという「すりおろしリンゴの生姜焼き」がスタジオに登場しました。
お味はいかに?
暮石さん「おいしいです!しっかりタレが絡んでます」
どうやら大成功のようです。
今はさっぱりしたりんごが多いのであまり甘さを感じなかったそうですが、もう少し後の時期に出てくる品種を使うとより甘さが引き立つそうです。
りんごの酵素の影響で、箸で簡単に切れるほど豚肉がやわらかくなります。
光山雄一朗アナウンサーが前日に作ったという「すりおろしリンゴの生姜焼き」がスタジオに登場しました。
お味はいかに?
暮石さん「おいしいです!しっかりタレが絡んでます」
どうやら大成功のようです。
今はさっぱりしたりんごが多いのであまり甘さを感じなかったそうですが、もう少し後の時期に出てくる品種を使うとより甘さが引き立つそうです。
りんごの酵素の影響で、箸で簡単に切れるほど豚肉がやわらかくなります。
「ハチミツ水」で変色を防ぐ
食べきれないほどのりんごは、すりおろして冷凍保存がおすすめ。
そのまま解凍してヨーグルトにかけて食べたり、ハチミツや砂糖を加えて電子レンジで加熱するとジャムにもなるそうです。
りんごに含まれるポリフェノール酸化酵素がタンニンと空気中の酸素を結び付けてしまうことで、変色の原因になります。
カットしたりんごは食塩水に漬けると変色を防ぎやすいと聞きますが、暮石さんのおすすめは「ハチミツ水」。
水200ccにハチミツを大さじ2杯入れてからすりおろすと、ハチミツのきめ細かさが、りんごを包んで守ってくれるため変色しづらいそうです。
「レモン水」もビタミンCがタンニンより先に酵素と結びつくことでやはり変色を防ぎますが、漬けすぎると酸っぱくなってしまうので2~3分の短時間がおすすめとのことです。
これからいろいろな品種が収穫時期を迎えるりんご。おいしいりんごを選んで、丸ごと、または調理して楽しんでみてくださいね。
(minto)
そのまま解凍してヨーグルトにかけて食べたり、ハチミツや砂糖を加えて電子レンジで加熱するとジャムにもなるそうです。
りんごに含まれるポリフェノール酸化酵素がタンニンと空気中の酸素を結び付けてしまうことで、変色の原因になります。
カットしたりんごは食塩水に漬けると変色を防ぎやすいと聞きますが、暮石さんのおすすめは「ハチミツ水」。
水200ccにハチミツを大さじ2杯入れてからすりおろすと、ハチミツのきめ細かさが、りんごを包んで守ってくれるため変色しづらいそうです。
「レモン水」もビタミンCがタンニンより先に酵素と結びつくことでやはり変色を防ぎますが、漬けすぎると酸っぱくなってしまうので2~3分の短時間がおすすめとのことです。
これからいろいろな品種が収穫時期を迎えるりんご。おいしいりんごを選んで、丸ごと、または調理して楽しんでみてくださいね。
(minto)
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