デビュー15周年を迎え、現在全国ツアー「ピノキオピー2024 TOUR モンストロ」を展開している人気ボカロPのピノキオピーさん。
8月18日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、8月4日にZEPP NAGOYAで行われた名古屋公演の楽屋で、パーソナリティの清水藍がピノキオピーさんに取材しました。
活動15年のピノキオピーが語る、ボカロP界隈の変化
5年振りのライブは刺激がいっぱい
清水がインタビューするのは、スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の公式配信番組『プロセカ放送局』以来2度目です。
清水「全国ツアーも、名古屋でちょうど折り返しとなりますが、今までのツアーを振り返ってみていかがですか?」
ピノキオピー「この規模でツアーをするのが初めてで。とても刺激的で、お客さんの熱量もすごくて。僕自体5年振りのツアーなので、来てくれた方も『待ってたよ』っていう気持ちをすごく出してくれるんです。その熱量に僕も引っ張られて毎回全力でやってます」
清水は普段、楽曲制作は部屋にこもって行う分、ライブの刺激は新鮮なのでは?と質問。
ピノキオピー「そうですね、楽曲制作は部屋で作って投稿して、コメントなどをもらいますけど。即売会などでファンと会うので、応援されている実感はあるけど、ライブで僕の曲が流れる中でどんな表情をして聴いてくれているのか見るのは、僕にとっても励みになります」
また、ライブで受け取る熱量や刺激が曲作りにも反映しているということでした。
清水「全国ツアーも、名古屋でちょうど折り返しとなりますが、今までのツアーを振り返ってみていかがですか?」
ピノキオピー「この規模でツアーをするのが初めてで。とても刺激的で、お客さんの熱量もすごくて。僕自体5年振りのツアーなので、来てくれた方も『待ってたよ』っていう気持ちをすごく出してくれるんです。その熱量に僕も引っ張られて毎回全力でやってます」
清水は普段、楽曲制作は部屋にこもって行う分、ライブの刺激は新鮮なのでは?と質問。
ピノキオピー「そうですね、楽曲制作は部屋で作って投稿して、コメントなどをもらいますけど。即売会などでファンと会うので、応援されている実感はあるけど、ライブで僕の曲が流れる中でどんな表情をして聴いてくれているのか見るのは、僕にとっても励みになります」
また、ライブで受け取る熱量や刺激が曲作りにも反映しているということでした。
ボカロ曲を職業として目指す時代に驚き
ピノキオピーさんは、デビューして今年で15周年となります。
清水「そもそも初音ミクたちバーチャルシンガーと曲を作ろうと思ったきっかけは?」
ピノキオピー「2009年に投稿されたアゴアニキさんの『ダブルラリアット』を聴いた時、人間臭い歌詞と泥臭い音楽をボカロでやっているというのが珍しくて、『ボカロはこういう曲を作ってもいいシーンなんだ』と興味を持ったきっかけです」
その後、自分でも曲を作って投稿したことが始まりと続けます。
現在はどのようなシーンになっていると思うかを尋ねる清水。
ピノキオピー「あの頃のような遊びで作っていたという雰囲気から成熟して、今やボカロPを目指している子も現れているというのが、僕の中では信じられないというか」
現在、ボカロPは職業として成立しています。
ピノキオピーさん自身は、ボカロPを目指した結果今があるわけではなく、自然とそうなったとのこと。憧れの職業となったことに時代の流れを感じるそうです。
清水「そもそも初音ミクたちバーチャルシンガーと曲を作ろうと思ったきっかけは?」
ピノキオピー「2009年に投稿されたアゴアニキさんの『ダブルラリアット』を聴いた時、人間臭い歌詞と泥臭い音楽をボカロでやっているというのが珍しくて、『ボカロはこういう曲を作ってもいいシーンなんだ』と興味を持ったきっかけです」
その後、自分でも曲を作って投稿したことが始まりと続けます。
現在はどのようなシーンになっていると思うかを尋ねる清水。
ピノキオピー「あの頃のような遊びで作っていたという雰囲気から成熟して、今やボカロPを目指している子も現れているというのが、僕の中では信じられないというか」
現在、ボカロPは職業として成立しています。
ピノキオピーさん自身は、ボカロPを目指した結果今があるわけではなく、自然とそうなったとのこと。憧れの職業となったことに時代の流れを感じるそうです。
15年で変わったもの、変わらないもの
活動開始から15年を迎え、最初と今でピノキオピーさんが変わったことは?
ピノキオピー「僕、最初の頃バンドサウンドでやっていたんですけど、もともとバンド出身ではなくて。実際バンド経験者のバンドサウンドを聴くと『勝てない』って思った。
ある時期から打ち込み系、ダンスサウンドが僕も好きだったのでそっちで頑張ろうって思って。今はダンスミュージックっぽい曲に気付いたらなってたと思います」
バンドサウンドを作っていた頃、スランプに陥った時期があったそう。
楽しく続けていくためにどうしたらいいか考えた結果、現在のようなテイストの曲へと変化したとのことでした。ただし、スランプに陥る時期は定期的にあるようで…。
清水「波があるってことですね?」
ピノキオピー「新たな挑戦を続けることで、今も続けられていると思います。その都度変化してるから」
サウンド面では変化があるものの、曲で表現したいテーマについては普段から感じている違和感、本当にそうなのか?という疑いなどを作品に反映しがちだとのこと。
第一線を走ってきたボカロPならではの、興味深いインタビューとなりました。
(葉月智世)
ピノキオピー「僕、最初の頃バンドサウンドでやっていたんですけど、もともとバンド出身ではなくて。実際バンド経験者のバンドサウンドを聴くと『勝てない』って思った。
ある時期から打ち込み系、ダンスサウンドが僕も好きだったのでそっちで頑張ろうって思って。今はダンスミュージックっぽい曲に気付いたらなってたと思います」
バンドサウンドを作っていた頃、スランプに陥った時期があったそう。
楽しく続けていくためにどうしたらいいか考えた結果、現在のようなテイストの曲へと変化したとのことでした。ただし、スランプに陥る時期は定期的にあるようで…。
清水「波があるってことですね?」
ピノキオピー「新たな挑戦を続けることで、今も続けられていると思います。その都度変化してるから」
サウンド面では変化があるものの、曲で表現したいテーマについては普段から感じている違和感、本当にそうなのか?という疑いなどを作品に反映しがちだとのこと。
第一線を走ってきたボカロPならではの、興味深いインタビューとなりました。
(葉月智世)
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