好きな時間に日替わりの現場で短時間働く「スキマバイト」が高齢者にも広がってきています。
その背景と注意点とは一体なんでしょうか。
このことについて、8月19日放送の「CBCラジオ #プラス!」でCBCアナウンサー光山雄一朗と山本衿奈が取り上げました。
マッチングアプリでスキマバイトをする高齢者が激増
登録者数が1年で約2倍に
「スキマバイト」はアプリ運営会社が飲食店などの雇い主と働く人をつなげる(マッチングさせる)サービス。
雇い主は働く人と雇用関係を直接結び、雇い主側は報酬のいくらかを運営会社に支払う仕組みです。
スキマバイトのアプリを手がける「タイミー」によると、今年3月時点での65歳以上の登録者数が約5.1万人。1年間で2.1倍に増えたということです。
雇い主は働く人と雇用関係を直接結び、雇い主側は報酬のいくらかを運営会社に支払う仕組みです。
スキマバイトのアプリを手がける「タイミー」によると、今年3月時点での65歳以上の登録者数が約5.1万人。1年間で2.1倍に増えたということです。
登録者数が増えた理由
理由として一番多かったのが健康維持のため。アルバイトの労働を運動目的として捉えてサービスを利用する高齢者が多いようです。
他にも多かったのが生活費を補うためや、空き時間を有効的に活用するため。
また、社会から疎外感を感じないように、社会との関わりを持つ目的でサービスを利用する高齢者がいます。
高齢者の登録者数が1年で約2倍に増えているほどのスキマバイトは今後、新規参入の会社も続々と相次いで増える予定ということです。
他にも多かったのが生活費を補うためや、空き時間を有効的に活用するため。
また、社会から疎外感を感じないように、社会との関わりを持つ目的でサービスを利用する高齢者がいます。
高齢者の登録者数が1年で約2倍に増えているほどのスキマバイトは今後、新規参入の会社も続々と相次いで増える予定ということです。
利用の際の注意点
スキマバイトのマッチングサービスを利用する際に注意すべきことがあります。
業態は業務員の派遣ではなく、あくまで人材紹介なので、雇用主と働く人は直接雇用を結んでいます。
そのため雇用する側も責任が強く伴ってくることを強く認識しなくてはいけません。
また、働く側は事前に職場の良し悪しを見極めるのが難しいということは、押さえておかなければいけない注意点です。
業態は業務員の派遣ではなく、あくまで人材紹介なので、雇用主と働く人は直接雇用を結んでいます。
そのため雇用する側も責任が強く伴ってくることを強く認識しなくてはいけません。
また、働く側は事前に職場の良し悪しを見極めるのが難しいということは、押さえておかなければいけない注意点です。
不足する働き手は1100万人!?
高齢者の働き手が増えたことで日本の働き手の数が増えたように感じますが、2040年には働き手が1100万人足りなくなるといった予想が出ています。
出生率が低く労働力の供給が低下する日本で、高齢者の働き手が増えてもエッセンシャルワーカーの働き手が少なくなる一方です。
少子高齢化という日本社会の構造的にも働き手不足が加速していってしまいます。
「人手不足の解消にAIやロボットを活用するなどの社会の動きをしてく必要がありそう」だと光山は語りました。
働き手不足に歯止めが効かない日本社会で、高齢者のスキマバイトはますます増えていきそうです。
(ランチョンマット先輩)
出生率が低く労働力の供給が低下する日本で、高齢者の働き手が増えてもエッセンシャルワーカーの働き手が少なくなる一方です。
少子高齢化という日本社会の構造的にも働き手不足が加速していってしまいます。
「人手不足の解消にAIやロボットを活用するなどの社会の動きをしてく必要がありそう」だと光山は語りました。
働き手不足に歯止めが効かない日本社会で、高齢者のスキマバイトはますます増えていきそうです。
(ランチョンマット先輩)
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