『CBCラジオ #プラス!』の「新聞ピックアップ」コーナーでは、1週間に起こったできごとの中から、竹地祐治アナウンサーがいくつかを取りあげ、解説しています。
6月21日の放送でまず話題にしたのは、放送エリアの東海地方に限らず全国的に話題となった、藤井聡太竜王がタイトル戦で初めて敗れたことでした。
波乱の今週…岸田内閣に囁かれる「ある法則」とは?
藤井八冠を敗った相手
20日に叡王戦の第5局で伊藤匠七段が勝利し、藤井竜王は八冠から七冠となりました。
8つすべてのタイトルを持つというのは本来ものすごいことですが、勝つのが当たり前になっていた藤井竜王。今回の敗戦に地元の愛知県瀬戸市民からは「これでまた強くなる」とポジティブな意見が出ていたそうです。
竹地がさまざまな報道をチェックして気になったのは、藤井竜王がタイトルを失った旨の見出しはあっても、伊藤七段の勝利に触れたメディアがあまりなかったことです。
今回タイトルを獲って叡王となった伊藤匠七段は東京都出身で、小さい頃から藤井竜王と対戦した経験もありました。
実はご両親は名古屋市出身で、このエリアとはゆかりのある人物なのです。
また、ご本人は中日ドラゴンズファンとのことで、竹地は「身近な人だと捉えていきませんか?」と呼びかけました。
8つすべてのタイトルを持つというのは本来ものすごいことですが、勝つのが当たり前になっていた藤井竜王。今回の敗戦に地元の愛知県瀬戸市民からは「これでまた強くなる」とポジティブな意見が出ていたそうです。
竹地がさまざまな報道をチェックして気になったのは、藤井竜王がタイトルを失った旨の見出しはあっても、伊藤七段の勝利に触れたメディアがあまりなかったことです。
今回タイトルを獲って叡王となった伊藤匠七段は東京都出身で、小さい頃から藤井竜王と対戦した経験もありました。
実はご両親は名古屋市出身で、このエリアとはゆかりのある人物なのです。
また、ご本人は中日ドラゴンズファンとのことで、竹地は「身近な人だと捉えていきませんか?」と呼びかけました。
選挙の掲示板が足りない!
続いての話題は21日に告示され、7月7日に投開票となる東京都知事選挙。
今回話題となっているのは立候補者の多さです。
前回の4年前は22人で過去最多でしたが、今回は56人と過去最多を更新。
立候補者の受付が終わってから掲示板を作ると当然間に合わないため、あらかじめ多めに48名分用意していましたが、8名分足りません。
選挙管理委員会は8名分について、「クリアファイルを用意するので、そこにポスターを入れて張ってください」と依頼。
板と比べて弱々しい感じがしますが、急に増設できないためやむを得ない措置となっています。
竹地は「日本の首都で行われる選挙ですので、東海地方にいても気にしておくべき案件かなと思います」とまとめました。
今回話題となっているのは立候補者の多さです。
前回の4年前は22人で過去最多でしたが、今回は56人と過去最多を更新。
立候補者の受付が終わってから掲示板を作ると当然間に合わないため、あらかじめ多めに48名分用意していましたが、8名分足りません。
選挙管理委員会は8名分について、「クリアファイルを用意するので、そこにポスターを入れて張ってください」と依頼。
板と比べて弱々しい感じがしますが、急に増設できないためやむを得ない措置となっています。
竹地は「日本の首都で行われる選挙ですので、東海地方にいても気にしておくべき案件かなと思います」とまとめました。
岸田内閣が危険水域に
続いては国政の話題です。
20日に立憲民主党が内閣不信任決議案を提出しましたが、衆議院本会議において、自民党・公明党などの反対多数で否決されました。
立憲民主党の案に日本維新の会や共産党、国民民主党といった野党も賛成しましたが、これで通常国会は事実上閉会となりました。
与党側が多数で否決されるのはわかっていたものの、竹地は「(与党側は)きわきわの状態になっていると感じた方が良いかなと思ってます」とコメント。
その理由は、最近の世論調査の結果にあります。
先週末、朝日新聞が全国で実施した世論調査では、自民党の支持率が19%、岸田内閣の支持率は22%という結果が出ました。
政界で昔から言われている法則に「青木の法則」というものがあり「第一党の支持率と内閣の支持率を足して50%を切ると政権の維持が難しい」といわれています。
今回の世論調査の結果は41%となり、この法則になぞらえれば岸田内閣は危険水域ということになります。
また、この数字を与党第一党の現在の議席数にかけると、今度の選挙の議席の予測になるという考え方もあります。
つまり、今よりも議席が半分以下に激減するという見方もあるわけです。
竹地は「(解散して選挙を行わずに)何もないままスーッと自民党は行きたいかもしれないという状態が、いま生まれているということをちょっと認識した方がいいかなと思いました」とまとめました。
(岡本)
20日に立憲民主党が内閣不信任決議案を提出しましたが、衆議院本会議において、自民党・公明党などの反対多数で否決されました。
立憲民主党の案に日本維新の会や共産党、国民民主党といった野党も賛成しましたが、これで通常国会は事実上閉会となりました。
与党側が多数で否決されるのはわかっていたものの、竹地は「(与党側は)きわきわの状態になっていると感じた方が良いかなと思ってます」とコメント。
その理由は、最近の世論調査の結果にあります。
先週末、朝日新聞が全国で実施した世論調査では、自民党の支持率が19%、岸田内閣の支持率は22%という結果が出ました。
政界で昔から言われている法則に「青木の法則」というものがあり「第一党の支持率と内閣の支持率を足して50%を切ると政権の維持が難しい」といわれています。
今回の世論調査の結果は41%となり、この法則になぞらえれば岸田内閣は危険水域ということになります。
また、この数字を与党第一党の現在の議席数にかけると、今度の選挙の議席の予測になるという考え方もあります。
つまり、今よりも議席が半分以下に激減するという見方もあるわけです。
竹地は「(解散して選挙を行わずに)何もないままスーッと自民党は行きたいかもしれないという状態が、いま生まれているということをちょっと認識した方がいいかなと思いました」とまとめました。
(岡本)
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