ドラ魂キング

バレーボールファンもアニメファンも満足?石川祐希選手の魅力

6月18日『ドラ魂キング』(CBCラジオ)は、加藤里奈がバレーボールネーションズリーグと日本代表の石川祐希選手について紹介しました。

TBS系列で放送中のテレビ中継の見どころ、意外な一面が語られている石川選手の自伝本などを、三浦優奈とともに紹介します。

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ネーションズリーグとは?

1990年に大阪で第一回が始まったバレーボール・ワールドリーグが発展的に解消し、2018年にバレーボール・ワールドリーグになりました。毎年開催され参加国は男女ともに16カ国。

予選ラウンドとファイナルラウンドの2段階方式で、予選は16のチームが、対戦レベルが公平になるように振り分けられた12チームと対戦します。

3週に渡って開催される予選ラウンドは、毎週開催国を移動していきます。しかも男女別々の国で開催されます。

日本男子は強い

ファイナルラウンドでは、開催国とそれ以外の上位7チームで、ノックアウト方式のトーナメント戦を戦い、優勝チームが決まります。

ファイナルラウンドは男子が6月27~30日にポーランドのウッチで、女子が6月20~23日にタイのバンコクで開催されます。

「ちなみに日本は世界ランキング3位。今、黄金期と言われるぐらいバレーボール男子は強いんです」と加藤。

前回は男子が世界ランキング1位のポーランドが優勝。女子はトルコが優勝。最多優勝は男子がロシアで2回、女子がアメリカで3回。今回はどこが優勝するのでしょうか?

今年は熱い

今大会、日本男子のここまでの戦績は、第1週目はアルゼンチンに3-1で、セルビアに3-0で、キューバにも3-2で勝ちました。世界ランキング2位のイタリアには1-3で負け。

2週目はイランに3-0、ドイツに3-2、スロベニアに3-1で勝ちましたが、ポーランドには1セットも取れず、0-3で負けました。ポーランドは世界ランキング1位です。

加藤「今年はパリ・オリンピックへの出場権も兼ねているので、例年よりも熱い大会になっています」

男子バレーボールの予選ラウンド3週目がこの日、18日からフィリピンのマニラでスタートしました。日本男子の初戦はカナダ。残念ながら2-3で負けてしまいました。

加藤の注目は背番号1番、パワーの西田有志選手。キャプテンを務める石川選手だそうです。

アニメが現実に?

三浦「私、アニメ大好きで、『ハイキュー!!』とか大好きなんですけど、石川選手ってリアル影山飛雄じゃんって、アニメ好き界隈では言われてた」

『ハイキュー!!』は古舘春一さんのバレーボール青春漫画。影山飛雄は主人公です。ポジションは中学からセッター。

今はオールラウンダーの石川選手ですが、中学、高校の頃は影山同様セッターをしていました。

その石川選手の初自叙伝が6月10日に出版されました。タイトルは『頂を目指して』(徳間書店刊)。早速、加藤も買ったそうです。

加藤「私が持っているものは石川選手が表紙になっているんですが、実は7月10日より『ハイキュー!!』の古舘春一先生が書いたものが全面帯として発売されます」

三浦「石川選手って元々セッターもやってたってこともあって、『ハイキュー!!』界隈も買いたい、欲しいってなってる。だからアニメから入ってる方も多いかもしんない」

古参ファンは語る

「石川選手は地元愛知県岡崎市出身。私、実は星城高校時代から応援している古参のファンなんです」と告白する加藤。

星城高校(愛知県豊明市)は、2012・2013年と史上初の2年連続、高校3冠(インターハイ、国体、春高バレー)。大きく貢献したのが石川選手でした。

「2年間あったので、高校6冠って言われてたんだけども、ホントに漫画の中の人みたいでしょ?」と続ける加藤。

プレースタイルの裏が分かる

石川選手の『頂を目指して』は、巻頭カラーも付いていて写真集的な感覚もあり、柔らかい文体でブログ感覚で読めたそうです。

古参ファンの加藤も「こんなに素直に書いちゃうの?」と思ってしまうほど、石川選手のバレー人生が飾らずに書かれているんだとか。

加藤「自分の信念に従って戦っている人なんだなとわかり、今のプレースタイルを読み解く感じにもなっています。ネーションズリーグの中継の合間に読んでみて下さい」

バレーボールネーションズリーグ、地元愛知県の石川祐希選手に注目して観て下さい。
(尾関)
 
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2024年06月18日16時33分~抜粋

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