多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

飛べ紙飛行機!パノラマの「紙飛行機専用タワー」って一体どんなとこ?

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』では、「日本全国47の旅」と題して毎週一つの県を紹介しています。

9月12日の放送では、広島県の山あいにある高原地帯・神石高原町(じんせきこうげんちょう)の、「とよまつ紙ヒコーキ・タワー」を取り上げました。

紙飛行機を飛ばすために作られたという世界的にも大変珍しいこのタワーについて、神石高原町観光協会の西川昇さんにお話を伺いました。

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土に戻る紙飛行機

「とよまつ紙ヒコーキ・タワー」は、米見山(よなみやま)山頂公園の中央にそびえたつタワー。

タワーの高さは26m。
15mの地点に展望台があり、そこから紙飛行機を飛ばすことができます。

展望台はガラス張りになっているので、高さの恐怖を感じることはないと西川さん。

入場料300円で、専用のA5サイズのエコ用紙が5枚ついてくるので、その用紙で紙飛行機を折って飛ばします。

普通の紙で紙飛行機を作って飛ばすとゴミになってしまうため、土に戻る紙を使っているということが大きなポイントです。

最長記録は21分!

年に数回開催紙飛行機の滞空時間を競う大会で、今までの最長記録はなんと21分!

「あのー西川さん21秒とは違うんですよね?21分なんですね?」と、とても信じられないといった様子の多田しげお。

山内彩加も「ええー、すごい!」と驚きの声を上げます。

ひとりひとりに計測員がつき、双眼鏡で紙飛行機の行方を追うため、「嘘の記録ではないんです」と西川さん。

西川さんによると、ちょうどその日は上昇気流があり、最終的にその紙飛行機は雲の中へと姿を消したそうです。

すべては風次第

「素人の私なんかがお邪魔して折った紙飛行機でも、結構飛ぶものなんですか?」

興味津々の多田に、「やっぱり条件が整っていればね。誰でも上手く飛びますよ」と西川さん。

そんな西川さんの記録は、「まあ、1分ほど飛べばいい方かもしれませんね」。

滞空時間21分の記録がいかにすごい記録であるかがわかります。

「その時その時の風の状況によって違うんでね。私が飛ばしたからって遠くに飛ぶもんでもないしね」

飛ばす技術というよりは、風の様子でかなり飛行時間は変わってくるようです。

「だから、誰でもチャンスがあるという感じがするんです」と西川さん。

美しい紅葉と白い紙飛行機

「飛行機タワーから紙飛行機を飛ばすだけでなく、広島県の山あいの景色を見るだけでも気持ちいいところでしょうね」と、想像を膨らませる多田に、「特にこれからの季節は、紅葉が美しい」と西川さん。

多田「その山々に向かって、白い紙飛行機を飛ばすと。気分いいでしょうねー!」
西川さん「そりゃすごいですよ。天気のいい日には、鳥取県の大山(だいせん)も見えるんですよ」

西川さんのこの言葉を聞いて、多田は大山に向かって雄大に飛ぶ紙飛行機に思いを巡らせます。

方角的に上昇気流が吹くといわれているので、大山方向は紙飛行機を飛ばすのにもってこいなんだとか。

4キロ先の、岡山県と広島県の県境の山まで飛んだ紙飛行機もあるんだそう!

360度ぐるりと見渡せる展望台から飛ばす紙飛行機。
こどもはもちろんのこと、大人も思わず夢中になってしまいそうな場所です。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2019年09月12日07時37分~抜粋

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