ドラ魂キング

第4次安倍再改造内閣、人選のここがポイント!

9月11日に第4次安倍内閣の再改造人事が発表され、ほぼ全員を入れ替わる大掛かりな改造となりました。

この日に放送された『ドラ魂キング』では、CBC論説室の北辻利寿が「早わかり!安倍内閣改造のポイント」と題して、新たな内閣の顔ぶれについて解説しました。

安定と挑戦の内閣

安倍首相は以前に「安定と挑戦の強力な布陣を敷きたい」と発言していました。

北辻はこの点について、「安定という意味では、安倍政権の中枢を担ってきた麻生太郎副総理兼財務大臣と菅義偉官房長官の2人が留任となりましたし、自民党人事でも二階幹事長、岸田政調会長留任と、骨格は変えない」と解説。

さらに「もう1つは挑戦。閣僚19人のうち17人が交代していて、そのうち13人が初入閣。一番たくさん初入閣があるということですね」と続けました。

ほぼ総入れ替えなのですが、しかし、あらためてその顔ぶれを見ると「本当に挑戦?」という声があるようです。

その理由として北辻は、「安倍総理に近い人がかなりの数選ばれている印象もあって、その反面、(過去の自民党総裁選挙の対抗馬だった)石破派からは入閣ゼロ」という点を挙げました。

そして、茂木外務大臣は経済再生担当大臣から、河野太郎防衛大臣は外務大臣からの横すべりという点も、挑戦よりはむしろ継続というように見えます。

河野太郎氏が防衛大臣になったことについて、北辻は「韓国に対しての姿勢は変わらないという政権からのアピールでもありますよね」という感想を述べました。

さらに高市早苗氏は総務大臣に、加藤勝信氏は厚生労働大臣にそれぞれ返り咲きとなっており、こちらも挑戦というよりは安定を求めての起用とまとめました。

今回1番の話題はやっぱり…

今回の内閣改造人事で世間的に最も話題となったのが、小泉進次郎氏の環境大臣起用。

当選4回で、38歳は戦後3番目の若さでの入閣とのことです。

最近では首相官邸に結婚の報告をしに行ったことや、育休を取得するかどうか検討しているという発言などで話題となっています。

北辻は小泉氏の入閣について、「お友だち内閣と言われる声を払拭する狙いで、挑戦の1つの旗頭みたいな感じかもしれませんね」と評しました。

ここで気になることとして、環境大臣というポストはどのようなものなのでしょうか。

北辻は「環境大臣、実は非常に重い責任を背負った大臣で、国際的に言うとトランプ大統領がパリ協定から抜けた後、地球温暖化などの世界的な環境問題をどう対応していくか。

国内的にはやはり東日本大震災の後、福島第1原発の汚染水などをどうするかという問題で、先程、小泉氏が明日早速福島県に行くことを表明しましたから。その意味ではリーダーシップを取っていこうということでしょうね」と解説しました。

また、自身の育休発言について小泉氏は、男性が育休を取りづらいという日本の環境を変えるのも、「環境大臣の『環境』じゃないですけど」と断りを入れつつ、仕事の1つだと語っています。

そして、来年は東京オリンピック・パラリンピック開催の年ですが、五輪大臣兼女性活躍担当大臣に元オリンピック選手の橋本聖子氏を起用。

スピードスケートと自転車競技で計7回オリンピックに出場しており、これ以上ない人選と言えます。

最後に北辻は安倍内閣の今後の課題として、日韓関係、日米の貿易問題、憲法改正などを挙げました。
(岡本)
 
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2019年09月11日16時29分~抜粋

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