多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

世界最大の傘踊り、鳥取しゃんしゃん祭ってどんな祭り?

お盆の期間中、全国各地で様々な祭りが行われました。
8月14日放送の『多田しげおの気分爽快!!』では、この日行われた鳥取県の「鳥取しゃんしゃん祭」を取り上げました。

参加者が傘を持って踊るというお祭りですが、ある記録がギネス認定されているそうです。
詳しくを、鳥取しゃんしゃん祭り振興会の小鳥さんに尋ねました。聞き手は多田しげおです。

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世界最大の傘踊り

55回目の今年は13日から15日にかけて行われ、この日は「一斉傘踊り」が行われました。

鳥取市で最も盛り上がる大きなお祭りと言われ、50回目の2014年には「世界最大のアンブレラダンス」としてギネス認定もされています。

ギネス認定は5分以上踊り続けることが条件。
1,729名が36名の監視員の下「きなんせ節」を2回続けて踊りました。
41人が「踊りが揃っていない」という理由で失格になりましたが、1,688人による踊りが成立したと認められ、ギネス認定されました。

ちなみに、それまではルーマニアの1,461人がギネス記録でした。
 

しゃんしゃん傘

14日は台風が心配でしたが一斉傘踊りは予定通り開催されました。

ちなみに踊りに使う傘の名前は「しゃんしゃん傘」だそうですが、そもそも「しゃんしゃん祭」の名前の由来はなんでしょう?

小烏さん「市街地の温泉で湯が"しゃんしゃん湧く"、と傘に付けられた鈴の音が"しゃんしゃん鳴る"という、ふたつの意味を込めてつけられました」

踊りに使われる傘の大きさは、大人用の傘は直径が80センチ、長さが120センチ。和紙で作られた傘は赤、白、青、金、銀などのカラフルなデザインで、骨の中ほどに鈴が踊りに合わせてしゃんしゃんと鳴ります。

しゃんしゃん傘のデザインは一つ。皆さん同じ柄の傘を持って踊ります。傘の制作を一手に担っているのが鳥取市内にある竹扇堂です。
しゃんしゃん傘の価格は大人用が税込み8,900円。お土産にもよさそうです。
 

3,800人が参加

今年の一斉傘踊りの参加者は約3,800人。それぞれがチーム、連に分かれているそうで、その数約100連。

小烏さん「基本踊りと創作踊りに分かれておりまして、基本踊りは皆さん共通で踊る踊り。創作踊りは皆さん、それぞれのチームで考えた踊りを踊ります。
若い人もたくさん参加していまして、今時のダンスを取り入れた踊りだとかたくさん楽しめますね」

創作踊りはそれぞれのチームのパフォーマンスが見どころです。
 

ビールがうまい

運営側の小烏さんですが、「思わず手拍子をしたくなるような、見ている側も凄く楽しめます。見てたら踊りたくなりますね」とのこと。

多田「この踊りがあると鳥取は夏真っ盛り。終わった後は、みなさんビールが美味しいんでしょうね?」
小烏さん「そうですねえ。美味しいですねえ」

見ているだけで楽しく、ビールも美味しくなる「鳥取しゃんしゃん祭」、機会があればぜひ足を運んでみては? 
(尾関)
 
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2019年08月14日08時13分~抜粋

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