5月23日『北野誠のズバリ』の「オトナ電話相談室」に、29歳女性のAさんからのお悩みが寄せられました。
Aさん「私は俳優になることを目指していて、お金を貯めて東京に進出したいのですが、浪費が激しくお金が全然 貯まりません」
このお悩みに、北野誠、木曜アシスタントの氏田朋子はどう答えるのでしょうか。
「80万貯めて東京に行きたい」相談への回答に意外な反響が
80万貯めて東京に
Aさんはフリーの劇団員。アルバイトはやっていますが、舞台の稽古終わりに後輩らとご飯に行くと、全部払ってしまったりして、どんどんお金がなくなっていくそう。
貯金はゼロ。アルバイトは12万円くらい。
一人暮らしで、家賃は約4万と、かなり厳しい状況です。
赤字の月は、家族払いのカードがあって、すべて母親が払ってくれているとか。
就職経験がゼロで、ずっと好きな芝居を、アルバイトをしながら続けてきました。
「だいたい東京へ行くのにいくらいると思う?」と尋ねる北野。
Aさんは「私は計画性がなく、思い付きで行動しちゃいます。今年の年明けに『よし、80万貯めよう』と思いついたんです。80あったら余裕やろう。100は程遠いので」と。
北野は「一年で80貯めて東京に出ようと。そんなん貯まらんやろうなー」と渋い声です。
貯金はゼロ。アルバイトは12万円くらい。
一人暮らしで、家賃は約4万と、かなり厳しい状況です。
赤字の月は、家族払いのカードがあって、すべて母親が払ってくれているとか。
就職経験がゼロで、ずっと好きな芝居を、アルバイトをしながら続けてきました。
「だいたい東京へ行くのにいくらいると思う?」と尋ねる北野。
Aさんは「私は計画性がなく、思い付きで行動しちゃいます。今年の年明けに『よし、80万貯めよう』と思いついたんです。80あったら余裕やろう。100は程遠いので」と。
北野は「一年で80貯めて東京に出ようと。そんなん貯まらんやろうなー」と渋い声です。
回答編-すぐ東京へ行け
北野は「Aさん、考え方が間違っていると思います」とズバリ核心に切り込みます。
「80万貯めて東京に行ったら基盤ができると思っているようですが、その考え方やめて、20万お母さんに借りて、すぐ東京行きましょう」
意外な回答にあっけにとられるAさん。
北野「貯めてから行こうという考え方は止めた方がいいですよ。環境を変えて、違う劇団とか芝居とかに触れたいと思うなら、もう行ってしまいましょう。遠い距離と違うから。
新幹線で2時間半、夜行バスで夜の11時乗ったら朝6時には東京に着いてるから」
北野は具体的なアドバイスに移ります。
「ネットとかで家賃4万くらいのところを探しておいて、3畳一間くらいのところに住んで、アルバイトを探す。
最低1ヶ月、何もせんでも食べていけるには15万あれば大丈夫です。ということは、15万貯めたら即、行く。
80万貯めたらという発想が無理。行ってしまったらなんとかなる」
「80万貯めて東京に行ったら基盤ができると思っているようですが、その考え方やめて、20万お母さんに借りて、すぐ東京行きましょう」
意外な回答にあっけにとられるAさん。
北野「貯めてから行こうという考え方は止めた方がいいですよ。環境を変えて、違う劇団とか芝居とかに触れたいと思うなら、もう行ってしまいましょう。遠い距離と違うから。
新幹線で2時間半、夜行バスで夜の11時乗ったら朝6時には東京に着いてるから」
北野は具体的なアドバイスに移ります。
「ネットとかで家賃4万くらいのところを探しておいて、3畳一間くらいのところに住んで、アルバイトを探す。
最低1ヶ月、何もせんでも食べていけるには15万あれば大丈夫です。ということは、15万貯めたら即、行く。
80万貯めたらという発想が無理。行ってしまったらなんとかなる」
なんとかなる理由
強引なようですが、北野には目算があるようです。
「大阪や名古屋で四の五の言ってる劇団員全員に言いたい。『もう東京へ行け!』。
東京以外、特に役者なんて仕事ないのよ。京都でいても、メインやる人は東京からやってくるわけやから。それならいきなり東京に出てしまう方がいいですよ。
それに、東京なんか山のようにアルバイトあるから。大阪、名古屋に比べて、大都会やから。行ってしまったらなんとかなる。
結局、いま住んでるところでやってることと一緒やから。で、どこでオーディションがあるかいうたら、東京が圧倒的に多い。
本気でやりたかったら15万くらい持って、いきなり行き。
貯めよ言うてたら、日々の生活に追われるから無理無理」
「大阪や名古屋で四の五の言ってる劇団員全員に言いたい。『もう東京へ行け!』。
東京以外、特に役者なんて仕事ないのよ。京都でいても、メインやる人は東京からやってくるわけやから。それならいきなり東京に出てしまう方がいいですよ。
それに、東京なんか山のようにアルバイトあるから。大阪、名古屋に比べて、大都会やから。行ってしまったらなんとかなる。
結局、いま住んでるところでやってることと一緒やから。で、どこでオーディションがあるかいうたら、東京が圧倒的に多い。
本気でやりたかったら15万くらい持って、いきなり行き。
貯めよ言うてたら、日々の生活に追われるから無理無理」
楽しい生活からの脱却
北野「お母さんに『東京行きたいから15万貸して』と言って、そのまま晩に夜行バスで行き。その前に住むところだけ調べとく。荷物は最低限だけ持って行って、後から送ってもらう」
Aさん「そうですね、現状、貯まってないので」
北野「貯まらないよ。人は楽しい方に流れて行くから、自分で自分を追い込むということは誰でも嫌がる。その状況におかれないと人間は何もしない。
たぶんAさんは『東京行く』と言ってるけど、日々の生活がそれなりに楽しいんや」
Aさん「そうかもしれないですねー」
北野「芝居はやったらやったで、舞台の快感があるから余計やめられない」
Aさん「なるほど」
北野「君、この電話をきっかけにこの1ヶ月以内に行かないと、もうないと思うで。
行ったらなんとかなる。とりあえず借りて行ってこい」
Aさんは「はい、頭下げます」と、決心がついたようです。
Aさん「そうですね、現状、貯まってないので」
北野「貯まらないよ。人は楽しい方に流れて行くから、自分で自分を追い込むということは誰でも嫌がる。その状況におかれないと人間は何もしない。
たぶんAさんは『東京行く』と言ってるけど、日々の生活がそれなりに楽しいんや」
Aさん「そうかもしれないですねー」
北野「芝居はやったらやったで、舞台の快感があるから余計やめられない」
Aさん「なるほど」
北野「君、この電話をきっかけにこの1ヶ月以内に行かないと、もうないと思うで。
行ったらなんとかなる。とりあえず借りて行ってこい」
Aさんは「はい、頭下げます」と、決心がついたようです。
ためずに行こう!
番組ラスト、このアドバイスを自分に置き換えた人のおたよりが紹介されました。
「『貯めてから行こう』なんて考えない方がいいというアドバイス、ガーンとしました。
せっかく風俗行くんだから『ためてから行こう』と思っても、ついつい自分で処理をしてしまい、結局たまりません。
私もためようとせずに、今すぐ、母親から20万借りて、夜行バスで東京の風俗を目指した方がいいんでしょうか?」(Bさん)
北野は「自分の股間に置き換えんでもええと思いますけど。好きなようにやってください」と、あきれました。
Aさんには北野のアドバイスが心に響いたようでしたが、なぜか股間に響いてしまった人もいたようです。
(みず)
「『貯めてから行こう』なんて考えない方がいいというアドバイス、ガーンとしました。
せっかく風俗行くんだから『ためてから行こう』と思っても、ついつい自分で処理をしてしまい、結局たまりません。
私もためようとせずに、今すぐ、母親から20万借りて、夜行バスで東京の風俗を目指した方がいいんでしょうか?」(Bさん)
北野は「自分の股間に置き換えんでもええと思いますけど。好きなようにやってください」と、あきれました。
Aさんには北野のアドバイスが心に響いたようでしたが、なぜか股間に響いてしまった人もいたようです。
(みず)
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