石垣島で知ったサンゴの白化。いま私たちができること

丹野みどりのよりどりっ! / トーク

『丹野みどりのよりどりっ!』のパーソナリティ・丹野みどりは、このゴールデンウィークに宮古島へ出かけていました。

これまでは島で楽しんだシュノーケリングなど、土産話にレジャーの話題が続いたのですが、5/16はその美しい自然の中に潜む、環境問題について触れました。

美しい島、きれいなサンゴ

「今回の宮古島、何にいちばん魅了されたかといえば、それは海の美しさでした。8日間の滞在中、7日シュノーケリングをしていました。海岸からじゃぶじゃぶと数歩海に入っただけで、もう魚、もうサンゴという状況で、こんな美しい場所が日本にあるのかととても感動しました。

サンゴも本当にさまざまで、形も先端がとがった細長い形のものとか、丸い粒状が連なった形のものとか、しいたけの傘みたいにパッと開いたものとか、テーブルみたいなものとかいろいろあって、サンゴの色も青、紫、赤、本当に美しかったです」

この様子は、丹野自身のブログ「よりどりみどりブログ」でも公開していますが、本当にため息のでるような画像です。

昔と比べて…

しかし、丹野がずっと宮古島で生まれて住んでいる方から口々に聞いたのは「でもね、宮古島のサンゴも昔と比べてだいぶ白化しちゃってるんだよね」とのこと。

「宮古島に着いてすぐの私には最初よくわからなかったんです。でも、いろんな場所でシュノーケリングしていくうちに、あぁここは昨日のあそこよりきれいだとか、今日は昨日のところより魚が多いなとか、今日はいちばんサンゴがきれいだなぁとか、だんだん違いがわかってきました」

サンゴの白化

帰った丹野は、「サンゴの白化」という言葉が気になって、いろいろ調べたそう。

サンゴは体にたくさんの藻をつけていて、それを褐虫草(褐虫藻)といい、サンゴと藻は一心同体。サンゴの方からは藻に対して二酸化炭素を与え、逆に藻は光合成をして酸素やエネルギーをサンゴに与えている。つまり、サンゴと藻はともに助け合って生きているのです。
サンゴがさまざまな色をしているのはこの藻の色だそうです。

ところが、サンゴがストレス状態になると、サンゴの体内に住み込んでいる藻を外に追い出してしまうので、中が空っぽになってしまいます。
サンゴは石灰みたいな色になって、藻から栄養をもらうこともできなくなり、白いまま抜け殻みたいになってサンゴは死んでしまう。これがサンゴの白化現象だそうです。

温暖化?

丹野はその原因も調べました。
このようにサンゴがストレスをうける理由はいくつかあるそうです。温暖化、オニヒトデ、農薬や海水汚染、観光のための開発、ゴミ…。
温暖化では、海水の温度が通常より2度高くなるとサンゴはダメージを受けるとか、オニヒトデはサンゴの天敵で、最近沖縄のサンゴ礁に異常発生しているとか。

丹野は自分の思いを語ります。
「この中で自分にできることは何か考えました。シラギビーチで亀に出会って一緒に泳ぎました。とても感動して海から上がるときに、人が食べたアンパンのビニール袋が海面に漂っているのを見つけました。これ間違って亀が食べたらと思って、拾いました。目の前の美しさにすぐつながるようなゴミ拾いはもちろんですが…。
そうか、温暖化かと思いました」

環境省では去年4月「サンゴの大規模白化に対する緊急宣言」を採択しています。
このままでは、最悪2070年代に日本近海からサンゴが消滅する怖れがあるということで、地球温暖化を防止する対策を一層進めるための緊急宣言だそうです。

美しい海を守るために

「宮古島は本当にきれいだった、また行きたい。それだけではなくて、こちらに戻ってきて、こちらでの暮らしのあり方があの美しい海を守ることにつながると強く思っています。
私にできることの積み重ねが、あのサンゴやあの魚たちを守るんだなと、思っています」と、丹野は静かにまとめました。

美しい写真を見ても、この海を守りたいと素直に思えます。
そのためにできることは何か、身近なことから考えてみませんか。
(みず)
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2018年05月16日17時03分~抜粋

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