酒井直斗のラジノート

THE BAWDIESから年下の酒井直斗が「お兄ちゃん」と呼ばれる理由

名古屋出身・在住のピン芸人、酒井直斗がお送りする『酒井直斗のラジノート』。
4/21の放送では、ロックバンド「THE BAWDIES」から、ボーカル&ベースのROYさんと、ドラムのMARCYさんがゲスト出演しました。

すでに4回のインタビューを通じて酒井とは距離が近いROYさん、今回のトークで酒井に覚えた違和感とは?

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酒井は公式お兄ちゃん?

相撲好きのROYさんから「若花田だった頃の、貴乃花親方のお兄ちゃん(花田虎上)に似てる」と言われ、「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と呼び親しまれるほど、距離が近い関係を築いていました。

ところが今回は会った瞬間、ROYさんは違和感を覚えたそうです。

「ちょっと酒井さん痩せていらして。若花田の時のお兄ちゃんじゃなくて、引退してちゃんこ屋やってるくらいの感じになってたんで、何か俺もドキッとして。実業家みたいな感じして、ちょっと引いちゃったんですよね」

MARCYさんも「さっきスタジオに入った時もよそよそしかった」と指摘します。

対して酒井は「『Chanko Dining 若』を経営していた時のじゃないですから。ずっと“若花田”状態ですよ」と、必死に距離を縮めようとしますが、ROYさんは「お兄ちゃん、変わっちゃった」と嘆くばかりです。

もっとも、10歳年下の酒井を「お兄ちゃん」と呼んでる特殊な距離感は、そうそう変わることはないでしょう。

逆に酒井が違和感を覚えたのは、MARCYさんが来たことです。ラジオに出るのは基本的にROYさんと、ギター&ボーカルのTAXMAN(タックスマン)さんが多いというTHE BAWDIES。

MARCYさん「僕は戦力にならない二軍なので、たまに『あ、こいつヒマそうだな』って引っ張られてくるとか。そういうレアキャラなんでラジオ局の方からお願いされることもあるんですけど」

しかし今回は『ラジノート』側からのオファーではありません。ROYさんの意向によるものだそうです。

「かわいい子を横に連れて歩きたい」とROYさん。「お兄ちゃん」と言い、何だか発言が女子っぽいです。

5年後のアルバムこそは…

THE BAWDIESは4月18日にベストアルバム『THIS IS THE BEST』をリリースしました。

今年2018年は、THE BAWDIESにとって結成15年目&メジャーデビュー10年目となる節目の年。それを記念したベスト盤だとのこと。

インディーズ時代から含めると全9枚のアルバムを出しているTHE BAWDIES。
THE BAWDIESを知らない世代や、名前だけは知っているという世代が何から聴けばいいのかわからないだろうから、このベストアルバムを入り口にしてもらいたい。まずそれが目的の1つ。

2つめは、昔からずっと聴いていても全部は覚えてないという方々に、楽しんでもらいたいということです。

ここで酒井がアルバムタイトルに疑問を投げかけます。

「2014年『Boys!』というアルバムが出た時にインタビューさせてもらったんですけど、その時にROYさんが『(結成10周年&メジャーデビュー5周年だから)本当は“THE BAWDIES”というタイトルにしても良かったんだけど』って言ってて。だから今回ベスト盤なら僕は“THE BAWDIES”というタイトルにすると思ったんです」

「それ、いいですね。忘れてました(笑)」とROYさん。

今回は、メジャーデビューアルバム『THIS IS MY STORY』にかけて名付けられたので、全然話題にもならなかったそうです。
もしかしたら結成20周年の時は使われるかもしれませんね。

ベスト盤なのに新曲もアリ

ベストアルバムとは言え、新曲『FEELIN' FREE』も収録されています。その理由をROYさんが語ります。

「新曲を入れたいというこだわりがありまして。ベスト盤って、ピリオドが付いてしまうというか、ここで一旦終わろうかという感じが俺はイヤで。THE BAWDIESはこれからもどんどん転がり続けるし、更なる切れ味を見せたい、この先に期待してほしいという意味を込めて、これまでの総括じゃなく新たなBAWDIESの引き出しを忍ばせました」

アツく語るROYさんの隣で、ただただ指をくわえて聞いているMARCYさん。

ROYさん「子犬なんですよ。私が指示するまではずっとお座りしてるんです」

MARCYさん「しゃべりに僕が入ると、にらまれるんで」

新たなBAWDIESの引き出しを見せられたようです。
(岡戸孝宏)
酒井直斗のラジノート
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2018年04月21日22時26分~抜粋

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