2017年8月14日(月)

オカルト研究家 中山市朗さんと北野誠、真昼の怪談を語る

北野誠のズバリ / トーク

8/11の『北野誠のズバリ』は、オカルト研究家の中山市朗さんをゲストに「お盆特別企画・真昼の怪談」を放送しました。

中山さんが大阪芸術大学に通っていた当時、友人たちから「喫茶店の前に立っていた女性が、バイクの前にバっと飛び込んできたけど消えた」「2階の家の窓の外を人が通る」などの霊体験を聞いていたことが、現在のように怪談を集めるきっかけとなっているんだそう。

真っ暗な部屋で泣き崩れる女子たち

中山さんが大学3年生の頃の話。

大学で映画を作るカリキュラムがあり、友人のS君から手伝いを頼まれた中山さん。
S君の家に着くと、昼だというのに部屋は真っ暗で、女の子が2人、S君の足元で泣いていました。
部屋の窓には一面に新聞紙が貼られ、異様な雰囲気。
いったい何が起こったというのでしょうか。

やはり映画作りを手伝ってもらうためにS君が女の子2人を喜志駅まで迎えに行き、車でS君の家に向かっている途中。

太子四ツ辻を曲がったあたりで、後部座席の女の子たちが急に「ギャー!!」と叫び出しました。
驚いたS君が「どうした?」と聞いても、女の子たちは「行って行って!早く行って!止まらないで!」とパニック状態。

家に着くと、女の子たちが新聞紙を窓に貼りだして、ヘナヘナと崩れ泣き出したんだそう。

フワフワ浮いていた○○

後日、中山さんがその女の子たちから話を聞くと、

「道の脇に丸いものがフワフワと浮いているのを見た」
「一旦通り過ぎたそれが戻ってきて、こっちを見て二チャっと笑った」

それはなんと…

グッチャグチャに腐った生首。
しかも上下逆。

だったんだそう。

「逆さ首だ」と、業界用語(?)を使う北野誠。

女の子たちは、生首がS君の部屋まで追いかけて来て窓から覗くんじゃないか、という恐怖心で新聞紙を貼りつけた、ということだったそう。

「生首は全国的に、怪談界ではポップな話で」と北野。

ミュージシャンの大槻ケンヂさんが小学校の時、ざんばら髪の侍の生首を目撃して気絶した、という話を披露しました。

生首が移動しやすいルート

生首つながりで、中山さんからもう一つ。

とある芸能事務所に行った時、7階にある社長席の後ろの窓の外に、泥だらけのドッチボールのようなものが飛んでいったのを見た中山さん。
しばらく経って、落ちてきたそれは、生首のように見えたといいます。
下を覗いてみても、ボイラー室でドッチボールをするところはなし。

後日、その事務所のタレントさんも「ビルの屋上で漫才の練習していたら、たまに生首飛んでくるんですよね」という話をしていたとか。
待ってよく見てみたら、落ち武者の首だったんだそう。

また後日、別の芸能事務所の人と飲んでいたら「窓に生首がたまにあるんですよ」というので、「どこのビルですか?」と聞いたら、例の7階の芸能事務所のなんと真下!

「生首が移動しやすいルート、いわゆる”霊道”って言われるやつですけどね」と、冷静に分析する北野。

肩乗りムンク

真昼の怪談特集にちなんで「あなたの怖い話・不思議な体験」というテーマでおたよりを募集したこの日。
リスナーからもたくさんの体験談が寄せられました。

「中学の修学旅行で某国民宿舎に泊まった夜、友達に付いてトイレに行きました。壁に手をつき待っていると、ふっと『えっ?』…
絶対、私の後ろに誰かいるという確信が芽生えたんですが、私の後ろに人の入る隙間はなく自販機があるだけ。恐る恐る振り返ると、私の左肩にちっちゃい『ムンクの叫び』のような顔がありました。私は前を向き直して『えっ?何?何やろ今の、何?』と混乱する頭を整理しようとしたら、友達がトイレから出てきた時にはパッと消えていました。あれはいったい何やったんでしょうか」(Aさん)

「ああー、ムンクの叫びじゃないですか」
「ムンクの叫びがついてきたんですね」

これやりとりで解決してしまう中山さんと北野です。

鳥の恩返し?

「道路で亡くなった鳥を見つけました。これ以上車に轢かれては可哀想、でも素手で持っていく勇気もなく市役所に連絡しました。ゴミと一緒に処理されるのも気持ちがモヤモヤ。死に水を取って合掌だけしてきました。
その夜、ベッドに転がるや否や、突然身体が動かなくなり、誰か姿は見えませんが、耳元でお経みたいなものを唱えられていました。
翌朝一番でパチンコ屋さんに並んでいたら、霊感があるという人が、何も話していないのに開口一番『あんた後ろに大きな鳥が付いてるけど何やったんや?』と。小心者なんでチビリそうでした。あれから20年も経ちますが、図太く生きております」(Bさん)

北野「よう言いますよね、手を合わせたりすると。猫とか犬とかの死骸を見てしまって手を合わせると付いてくる」
中山「お地蔵さんとかね、他人の墓はあんまり」
北野「手を合わせたらアカンで、ってよう言いますもんね」

顔が崩れていた女性

ここで、中山さんがとある話を思い出します。

雑誌の編集者Aさんと、その婚約者であったライターのB子さん。
Hさんという雑誌記者と3人で琵琶湖の夏祭りの取材に行き、京都への帰りが真夜中に。

赤信号で車を止めると、信号の脇に両手で顔を覆って泣き崩れている若い女性を発見しました。
B子さんが車を降りて声を掛け、その女性を乗せていくことになったといいます。

途中、HさんとAさんはコンビニへ行き、B子さんは女性と2人で車の後部座席に残りました。

「後ろで泣いている女見た?気持ち悪いよな、ずっと顔を両手で覆ってるよな。指の間からボトボト何か落ちてなかったか?涙だと思っていたけど、顔がボロボロ崩れてるよね」とHさんが話すと、Aさんも「お前もそう思ったか?俺もそう思った」

慌てた2人が慌てて車へ戻ると女性はすでに不在、B子さんは口から泡を吹きだして倒れていたんだそう。

それから、一言もしゃべれなくなってしまったというB子さん。

AさんとHさんは「お前たち、家の娘を強姦でもしたんじゃないか」とB子さんの親から訴えられ、裁判沙汰に。
B子さんに何があったかは、わからないんだそう。

北野「あれ、妖怪っぽいな。顔のない、古来からある江戸時代からもよく言われている”ずんべらぼん”ですよね。いわゆる”のっぺらぼう”ですよね」
中山「いたずらっぽいけど、彼女はショックで。何かあったんでしょうね」
北野「シチュエーションは”むじな”ですよね、よくある話。うずくまって泣いてるやつを助けたら実は顔がないっていう、完璧なむじなってやつですけどね。伝説の怖い妖怪の一つ」

「寒い。今日はみなさん冷房いりませんね」と震える、アシスタントの片山淳子。

一番怖いのは…

中山さんからもリスナーからも、まだまだ多くの不思議な話が飛び出した今回。
でも最大の恐怖は、TUBEの『SUMMER DREAM』をリクエストしてくれたCさんからのこんな話でしょうか。

「嫁と遠距離で付き合っていた時。月に1回の週末に250キロも車を飛ばして会いに行くためによく聴いていた曲です。夜中に着いて、翌朝一番のフェリーに乗って来る嫁を待って、着いたときの嫁の満面の笑み。いやー楽しかったですね。あのかわいらしい嫁はどこに行ったんでしょうか。それが心霊現象でございます」(Cさん)

これこそ、万人が体験する心霊現象かもしれません。
(minto)

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