2017年12月20日(水)

自営業VS会社員、どちらが得?北野誠が語る自営業の心得

北野誠のズバリ / トーク

『北野誠のズバリ』、月曜日は「ズバリマネー相談室」のコーナーです。
リスナーからの保険、税金、貯蓄、節約など、お金にまつわる疑問を解決します。
答えてくれるのは、小宇佐・針田FP事務所 ファイナンシャルプランナーの針田真吾さんです。

12月18日の質問は「自営業のメリット」。自ら自営業である3人、パーソナリティの北野誠、月曜アシスタントの松岡亜矢子、そして、ITジャーナリスト井上トシユキも興味津々で話題に参加します。

メリットは自由度

今日のリスナーからの質問は「自営業のメリットについて教えて」です。

北野は「自営業にメリットってあるんですか?ここにいる3人はみんな自営業です。僕ら単なるCBCの出入り業者ですから(笑)」と、自営業のメリットに懐疑的な様子。

針田「一言でいうのは難しいですが、自由度が圧倒的に高いのがメリットでは。
会社員の方の就業時間は、だいたいの方は8時半とかに出社して、6時が定時。その後、残業して9時まで。残業代が出るならいいですが、サービス残業という方もたくさんおられます。
自営業にはこういったことはないです。その点においては自営業のメリットはあるかなと思います」

この模範解答に、二人の反応は…

北野「そうは言うけどねー」
井上「結局、我々、会社の就業時間にあわせないといけませんからー」

やや納得できないという感じです。

経費をもっと認めて!

北野は「経費、もっと使わせてもらえませんかね?」と正直に斬り込みます。

針田「自営業の場合、業務で必要とされるものであれば落とせます。会社員が車を買おうと思ったら、当然自分の手取りの給料から払います。額面の収入から各種控除を引いて課税所得が出ます。そこに税率をかけて税金を払い、残った手取りから払います。
自営業者は額面の収入から車の購入費用を引いていいので、当然課税所得が薄くなるから、税金が薄くなる。車以外も、業務に使用するものであれば認められます。これは大きいメリットです」

北野「車は何年かに分けて減価償却できますからね」

確かに、この違いは大きいですね。会社員は、自営業者がうらやましいところ。

井上「僕、スマホは商売道具ですから経費です。ITジャーナリストですからね」
北野「アナログITジャーナリストやのになぁ」

スマホを経費で落とせるのはうらやましいですが、なぜか井上さんのことはあまりうらやましくない気がします。

会社員の収入平均422万円

問題の収入はどうでしょう。

針田「会社員の方がどのくらいもらっているかというと、平成28年の国税庁の調査では、日本人の平均給与は422万円らしいです。男性が521万、女性が280万円。
会社の規模ごとでみると、資本金が二千万未満の会社においては男性が436万円、女性242万円。資本金10億円を超えると、男性706万円、女性328万円となります。

自営業者はこういうデータはありませんが、皆さまのようにこの何倍も稼がれる方もおられますし(三人、微妙な笑い)、そうではない方もおられます」

これに北野がついにぶっちゃけます。

北野「ラジオ安いねん、松竹取りよんねん。なんで、松竹あんなに取るかね。わしに対して大したことしとらんのに」
松岡「マネジメント料払ってるのに、マネジメントしてくれない?」
北野「マネジメント料で半分くらい取ってるで。すごいで。松竹を訴えることはできないの?」

北野、冗談か本音か?でも「ラジオ安いねん」はホンネでしょうね(笑)。『本音トーク、北野誠のズバリ』ですから。

社会保障はメリットなし!

収入に目が行きがちですが、社会保障も大きな問題です。会社員とはどう違うのでしょう。

北野が「社会保障はどうでしょう」と聞くと、針田は「これは自営業のメリットはないですね」と、一言でバッサリ。

「終わった~」と3人がっくり。

針田「会社員の方は健康保険も老後の年金も、労使折半、会社が半分負担してくれますし、働けなくなってもまずは有給を使えばいいし、その後は、18か月間は月給の3分の2が傷病手当金で保障されます。労災の対象になるような事故なら、治療費負担も要りません。障害が残れば労災手当ももらえます。一方、自営業は何もありません」

これは会社員でも知らない人は多いのでは?その代わり社会保険料を取られていますけど、けっこう手厚い気がします。

針田「自営業は、全部自分の負担でそれぞれに必要な保険に入る必要があります」
北野「タレントになった時に『普通の会社員の倍稼がないといけない』と言われました。保険も自分で入らないといけないし。なかなか自営業、大変です」

定年はないけれど…

大変さが目立つ自営業ですが、他にメリットはないのでしょうか。

井上が「定年はないですけどね」と、いいことを言います。

北野「俺から言わせたら、安室奈美恵さんは今度引退するとかいいますが、芸能人なんて、放っといても引退させられるから。
自分で引退なんて言わなくても、休んでたらええねん。で、またやりたくなったらやったらいいし、そのくらいでいいのにね」

井上「僕ら、そんなん怖くてよう言わんけどね」
北野「大仁田厚だけや、引退ばっかり言うの」
井上「あれは芸ですもん」
北野「引退芸や」

自分を律することが必要

北野が自営業について体験をこめて語ります。

北野「自営業はええ時もあったら、悪い時もあります。儲かったからといってそこで使ってしまうと、あとがややこしい。
ここで自制できるかどうかが自営業に求められる資質ですよね。儲かった時もちゃんと残しとかないと。人間って、儲かると浮かれちゃうからね」

松岡「芸人さんでよく見ましたよね」
北野「芸人はその最たるもの。浮かれて、金使って、次の年、税金どうするねん。
僕らも初期の頃、それありました。急に売れたら、急に使って、税金が来たけど領収書もなくて」

松岡「最初はそういう知恵もないですよね」
北野「自営業者の資質としては自分をいかに律するか求められると思います」

自営業のメリットは自由なこと、デメリットは社会保障がないこと。必要なのは自分を律することと、実体験からの貴重な言葉でした。
(みず)

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